劇場版映画忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 感想ネタバレ 入場特典 りぼん〜土井半助キラきゅんシールゲット〜関俊彦インタビューです。
100億年ぶりに忍たま映画観てきました!
2024年12月20日公開です。
2011年の忍術学園 全員出動!から、アニメ映画に関しては実に13年ぶりなのですね。
13年前も劇場まで足を運びました。今作はもう2回観ました♪
あらすじと結末
忍術学園の教師、土井半助はタソレガレドキ城忍軍の諸泉尊奈門(もろいずみそんなもん)から果たし状を送られ、月夜の中で戦っていた。
鳥の巣に気を取られた土井は、諸泉に投げられて崖から落下。
川に飛び込んだ際、泳いでいた稗田八方斎(ひえたはっぽうさい)と頭が激突し、土井は記憶をなくし、八方斎は人格が変わった。
土井は洗脳され、ドクタケ忍者隊の軍師、天鬼(てんき)であり、忍術学園は悪であると思い込まされる。
行方不明になった土井を探す忍術学園の面々。
六年生が天鬼と遭遇するが、天鬼は六年生を敵と判断し、襲った。
八方斎は忍術学園に見つからないよう、天鬼を隠す。
六年生から報告を受けた忍術学園は、教師の山田伝蔵と五年、六年で土井を奪還に向かう。
そして、タレガレドキ城忍軍の組頭、雑渡昆奈門(ざっとこんなもん)が土井の命を狙うことを危惧した忍術学園の学園長、大川平次渦正(おおかわへいじうずまさ)は、雑渡を警戒するよう伝蔵に指示。
伝蔵は息子である山田利吉に雑渡の足止めを頼んだ。
一方で、天鬼と六年生の戦いに遭遇した摂津のきり丸は、遠出をしていたと聞かされていた土井が天鬼となっていたことを知る。
口止めされていたきり丸だったが、同じクラスの一年は組の仲間たちに悩みがあるなら聞いてあげると言われ、真実を話した。
そしては組もまた、土井を救出に向かった。しかし、捕まってしまった。
天鬼は八方斎から、縄で縛られた乱きりしん(乱太郎・きり丸・しんべヱ)を斬るよう命じられる。
子供を斬ることに戸惑った天鬼だったが、八方斎から忍術学園の手先だと言われ、刀を振り上げる。
乱きりしんは天鬼の中にいる土井に懸命に語りかけ、揺れる天鬼。
そこへ六年生、伝蔵、利吉が駆けつけたが、天鬼は刀を振り下ろしてしまった。
しかし、斬られたのは縄だけだった。きり丸の「一緒に帰ろう」の言葉に、自分が土井半助であることを思い出した。
八方斎もまた頭を打ちつけ、元の人格に戻った。
陰で土井に毒付きの手裏剣を投げようとして利吉に腕を掴まれていた雑渡も、手を止めて城へ帰っていった。
土井と忍術学園の仲間たちは、学園へと戻っていった。
感想
ボロボロに泣きました。1回目より2回目の方がもっと泣きました。
もう、土井先生ときり丸のところで涙が止まらず。
あんまり劇場で泣くの嫌で、結構我慢したのですが我慢できず(涙)
1回目はお昼に行ったので、子連れがたくさんいました。グッズ売り場でも真剣にグッズを見てる子供がいました。
上映中は忍たまのギャグに笑い声を上げていたり、可愛かったです。
2回目は夜に行ったので、大人のお姉さんだらけでした(笑)
ややギャル多めだったような。お姉さん方も泣いてましたね。
冒頭が、ゲゲゲの謎(ゲ謎)と何となくダークな感じが雰囲気が似てると思いました。鬼太郎と忍たまは、同じ国民的子供向けアニメですしね。
ただ、忍たまにはR指定がないですし、少し怖い描写はありますが、お子さんでも問題なく見れます。
曼珠沙華を見ると、みよくはどろろを思い出してしまうんですけどね。
いや10年前の記事ですよ。もうそんなですか。曼珠沙華畑、不思議な静けさと切なさがあってよかったです。
情熱
独立
悲しい記憶
諦め
再会
想うはあなたひとり
また会う日を楽しみに
色が違うとまた違った花言葉があります。
呼び名が何通りもある花で、天の花、韓国では相思華(サンチョ)とも。
花と葉が同時に出ることがないことから、「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味もあるのだそうです。
今作では血の代わりとして表現されていましたが、土井先生ときり丸の過去や、離れ離れになったふたりの再会にもかかってくるのかと思いました。
私はきり丸をとても強い子だと思っていましたが、土井先生がもしかしたら命を落としたかもしれないとなった時に、悪夢を見るほどなのだと衝撃を受けました。
でもたぶん、逆にきり丸がもし、となったときも、土井先生は同じように悪夢を見そうだなと思いました。
考えてみれば、学園で一緒にいて、長期休みも一緒に帰っていて、ほぼ365日ずっと一緒にいるわけですからね。
この状態で引き離されるというのは、半身を取られるようなものなのかもしれないと思いました。
親子でもなく、兄弟でもない。だけどそれを超えた関係性だと思います。
同じような悲惨な境遇で育ったふたりには、普通に育った人にはわからない心の寂しさ、悲しさがどこかにあるのかなと。普段は見せなくても。
幼少期の体験というのは、その後の一生に大きく影響しますからね。
土井先生、山田先生、利吉さん、雑渡さん、五年生、六年生がみんなかっこよくて感動でした。
戦闘シーンがもうどのシーンも最高でした。亜細亜堂の本気爆発でしたね!
見応え抜群でした。戦闘シーンではないですが、雑渡さんが臨時教師をしてる時に、手裏剣を投げる素振りをしたのがかっこよかったです。
土井先生の正気が戻ったことを確認し、毒の手裏剣の手を緩めたところも地味にグッときました。
山田先生が駆け抜けて、半助!と小さな玉をビシ!とやったところとか。
利吉さんが「足止めもできずか」と言ったシーンも、本気の戦いという感じで良かったです。
雑渡さんはかなり強いと思いましたが、そんな雑渡さんでも、忍術学園の怨みを買うことはしたくないのだなと思いました。
立花先輩もかっこよかった。町娘が顔を赤らめるってやっぱり美形なんですね。
土井先生も、天鬼さんにいて欲しかったわぁとおばちゃん方がキャッキャしてたので、イケメンなんでしょう。視聴者からは初恋泥棒と言われてますからね。
学園長もちゃんと学園長しててかっこよかったです。山本シナ先生の若いVer.見れたのも地味に嬉しかったです。
山本シナ先生、不二子ちゃんみたいで好きですけどあんまり登場してる印象ないので、たまに登場回見れると嬉しいです。
利吉さんのお兄ちゃん発言。劇場内の空気が2秒くらい止まったような(笑)
私の息が止まっただけ!?
1回目はそんな感じでしたが、2回目で冷静になり、もしかして本当に土井先生に戻ったのかどうか確認のために言った?と思ってしまいました。あまりに唐突だったので。
プロの忍者なのでそれくらいやりそう。山田先生との会話でも鎌かけてましたからね。
あと、ゲスト声優の、なにわ男子のお二人がとても上手くて驚きました。初回でも違和感ないなすごいなと思ったのですが、次に見た際も色眼鏡で注意深く聞いてみてもすごく上手くて。感服しました。
キャラデザもいいですし、特に桜のキャラの方が見た目が好きなので、普通に準レギュラーくらいでまた出ないかなぁと思いました。
終盤で、OBとして在校生たちと話してる姿もよかったです。それを興味深く聞いている忍たまたちも。
入場特典
1周目と2周目の特典です。どちらも欲しいのが来て嬉しいです!
きり丸と手を繋いでいるのが土井先生かと思ったのですが、どうやら天鬼のようです。
この特典も、ゲ謎と似てるなと思いました。
絵のふんわりした感じとか、鑑賞後に見てくださいというところとか。
りぼん
タイトルがまるで入場特典がりぼんのようになってしまったのですが(笑)
普通にシールが欲しいがために本屋に走りました。ハートのホログラムがめちゃくちゃ可愛いです。こういうホログラム大好きなんですよね〜。
DOI❤︎HANSUKE
本屋さんでこれ合ってるかなと思いましたが、小さく表紙にありました。
地味にもう一つの特典が嬉しかったです。
70周年記念のスケジュール帳&ペンセットです。
昔懐かしの少女漫画から最近の少女漫画まで、イラストカードがついてます。
スケジュール帳の表紙に入れられます。
古い作品の中だと、ときめきトゥナイトが好きです。原作漫画は読んだことないですが、アニメ大好きです。
新しい作品の中だと、初×婚(ういこん)が好きです。ちょっとずつ読み進めてます。
早速挿入。
可愛いです。スケジュール管理はスマホのアプリでやってますが、オタク用メモにいいかも。
実は私、りぼんって買ったの初めてかもしれません。なかよし派とかそういうわけではなく、子供の頃はコミック雑誌って買ってなかったんですよね。
正確には、コンビニのホラー漫画とかは買ってました。可愛くない(笑)
ですが一度だけ、小学生の頃に友人と、漫画を作ってみようという話になり、なかよしだかりぼんだかを買ってきて、切り貼りしてノートに貼ったりした記憶があります。
あのノート取っておけばよかったな。
何の漫画を使ったのか気になります。自分で漫画を描いたわけではなく、切り貼りなので、海賊版みたいな(笑)
台詞だけ自分で考えて書いたかな?色んな場面を組み合わせるので、楽しかった記憶がありますね。
創刊70周年おめでとうございます♪
おわりに
パンフレット購入するか迷っていたのですが、豪華版の評判が良さそうなので、これから買いに行こうと思います。
既に通常版と共に売り切れている劇場もあるようなので、在庫があるといいのですが。
原作小説は購入しました。原作あるの知らなかったです。まだ読んでないので読んだらまた感想書きますね。
もう映画を見終わってすぐに円盤買おう!と思うほど良かったです。特典に釣られまくってるので、また行きそうです。怖い。
土井先生もきり丸の絆にも泣きましたが、一年は組の絆にも泣きました。こんなに純粋な友情があるのかと。
あと細かいポイントですが、喜三太が黄昏てる時にナメクジたちがウネウネしてて途中で動き早くなるの好きです(笑)
あと滝夜叉丸!あんまり先生たちを困らせるんじゃないぞ、が上級生の感じがしていいですね。
若い頃は何とも思わなかったというか、ギャグとして見てましたが、今になって見ると土井先生が胃を痛めてるの可哀想に思ってしまいます(笑)
実はみよく、秋に胃痛で人生初の胃カメラをやりまして。結果は逆流性食道炎でして、胃に傷があったものの、飲み薬だけで終わったのですが。
胃痛って結構つらいんですよね。だから天鬼になった土井先生がイタタってなってるのも普通に可哀想で(涙)
でもそのお陰で乱きりしんが斬られずに済みましたからね。あ、上級生が乱太郎たちを乱きりしんは?と呼ぶところに萌えてました。
細かいところ語り出したらきりがないほど全部良かったです♪
さて早いもので本日は大晦日ですね!更新頻度の低い上にジャンルバラバラのサイトですが、読者の皆様、本年もありがとうございました。
良いお年をお迎えください⭐︎
追記
そういえば先日購入したシャネルのルージュココボームの白パケが天鬼に見えてくる病気を発症してました(笑)
さらに追記です。
関(俊彦)さんのインタビュー載ってました。
土井先生が最強すぎる❤︎ #とにかく優しい
上の方に煽り文できり丸とは親子のような関係!と書かれてるのがちょっと心外ですね。
さておき、関さんのインタビューの一部感想を載せます。
土井先生が憧れられてる存在ということを、近年まで知らなかったということが衝撃です。
土井先生を演じているときに気をつけていることは、演じ方を変えない。みんなに同じ土井先生を見て欲しいとのこと。
確かにずっと変わってないですね。変わったら嫌だなと思ったこともあり、意識して変えないでいてくれたことがとても嬉しいです。
あるシーンで「優しくも冷たくもない、絶妙な芝居でお願いします」と指示されたのだそうですが、もしかしたら「私はお前の先生ではないよ」のシーンかなと思いました。
「両親を失った悲しみと苦しみを背負う感覚は、僕たち2人にしか分からないよね」という思いを言葉にしなくても共有しているという、関さんの語りが、まさに感想に書いたことで、これも感動しました。
真ん中ら辺にペラペラで挟まってて、危うく読まずに捨ててしまうところでした。危なかった。
他にも貴重エピソードがあり、関さん好きなら買いです⭐︎
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