ミュージカル刀剣乱舞『江水散花雪』大千穐楽 ライビュ 感想レポ 考察 限定特典映像 刀ミュです。
前回の記事の宣言通り、ライビュ行ってきました。
会場は、満員御礼でした。
主要出演者一覧
和泉守兼定 金子 有澤樟太郎
大包平 包平 松島勇之介
山姥切国広 加藤大悟
小竜景光 竜介 長田光平
(黒衣 兵藤結也)
南泉一文字 猫丸 武本悠佑
肥前忠広 石川凌雅
井伊直弼 俵木藤汰
吉田大次郎 遠藤雄弥
会沢正志斎 犬飼淳治
1部感想
ライビュだと顔がしっかり綺麗に見えて良かったです。
カメラさんが絶対に顔を映す!と意気込んでいたのか、近すぎるくらい顔がアップになることが何度もあって笑いました(笑)
あとライビュ会場でも水戸学で手拍子が起こったことが衝撃でした。
他の拍手する場面では遠慮がちな雰囲気だったのに、なぜか水戸学ではしっかり手拍子始まってましたね。恐るべし水戸学。
その時の客層にもよりますけど、大体最初は気恥ずかしさとか様子見からか拍手があんまりないんですが、最後の方には必ず拍手喝采になります。感動しますからね。
酒瓶を産むためにひょこひょこ歩く会沢正志斎が可愛いです。
今日も黒竜、黒衣小竜が冴えてました。
私は黒竜(こりゅうの間に黒衣(くろご)の「く」が入ってこくりゅう。今思いつきました(笑)中国の神話に出てくるそうです)と思っていましたが、一部の人が影打ちと呼んでいてなるほど!と思いました。
複数打った中で一番出来の良いものを真打ちとして依頼主に渡し、手元に残したものを影打ちと呼ぶ。
黒衣役の兵藤さんは、アンサンブル兼アンダースタディでいらっしゃるということで、まさに影打ちだと思いました。
主要な役柄を演じる俳優に、不慮の事態があった場合に予め準備をし、備えている俳優のこと。
出来の悪いものというわけではもちろんなく、万一の際に備えているというところが合っていると思いました。
小竜かげ、みつの影。公式サイトで小竜景光(影)と載ってました!
黒竜、審神者に大人気です。ビジュアル的に刺さる人にはかなり刺さりますよね。
小竜がボーカルで黒竜がエレキギターやってそうです。
兼さんの人間名シリーズですが、大千穐楽は金子でした。金子。
文字的には兼子だと思うのですが、イントネーションが完全に金子でした。全国の金子姓さん、いきなり呼ばれてびっくりですね。
他の日ではカネゴンとかあったらしいです。大包平、遊んでますねぇ。
そして毎回、何も言わずに黙って受け入れる兼さん(笑)
遅まきながら、井伊直弼役の俵木さんが青天を衝けに出ていたと気付きまして。
ライビュで表情がよく見えて、なんて絶妙な表情の演技をする方なんだろうと思い、大河ドラマ出てそうと思ったら、ちゃんとパンフレットの紹介に書いてありました。
青天を衝けでは、岩下佐次右衛門役でした。出演シーン見直したくなります。
俵木さん、今年のお誕生日で還暦になられますが、あんなに激しい動きを毎日して、すごいと思いました。
みよくはまた厄介な生活習慣病に罹り、観劇中も体が痛くなったりして、歳とると体の不調が増えるな〜なんて思ったりします。
私よりもだいぶ年上の俵木さんが過酷な舞台をやり切ったのが尊敬します。
演技が上手いってこういう事なんだと思わせる魅せる表情でした。
大包平のラスト蕎麦行くぞは初日のように、また熱血先生バージョンになっていて熱かったです。
ストーリー考察
江水組が経験したことって、本丸にとってかなり貴重な体験なんだろうと思いました。
閉鎖されかけた、歴史から切り離された世界から抜け出したという経験。
本丸ではもしまた同じ現象に遭遇した場合の対処法など話し合いそうです。
またあの状態になることは充分あり得ますよね。
それと、兼さんと山姥切国広は、この歴史はおかしいということを確信していたのに、なぜ何もせずに静観していたのか疑問です。
なぜ一番、あの中で経験と力がある筈の兼さんが、時空の門(勝手にそう呼んでます)からお先に失礼するぜ、したのかとか。
もしかしてわざと残した?と考えたりします。山姥切国広に、経験させるため?
たまたま自分が修行から早く帰ったからだと言っていましたが、それも嘘だったのではないかなど。
修行から一番に早く帰ったのは本当だとして、審神者から急ぎ向かうように頼まれたとか。
考察というより疑問点でしたね(汗)
「折れてしまった初期刀」など、江水散花雪は、今後の物語への重要な伏線になる気がしてなりません。
むすはじのラスト、刀剣男士たちが修行に出る時、「これは序章」と歌っていたのを思い出してゾクっとします。
花が度々、キーアイテムのように出てくるのも気になります。本作では井伊直弼と南泉一文字が白い花を持っていましたね。
井伊直弼の家紋である橘ではないかと言われていて、画像検索したら確かに持っていた花に似てました。
それと、ふと山姥切国広がなぜ内職をしていたのかを、これから起こることに対して気を紛らわせるためだったのかなと思いました。
自分なりにあの世界の人々と関わり合いたかったから、という意味もある気がしました。
浮世絵を作っている時の、「自分一人では出来ないからな」という台詞からもそれを思わせます。
2部の感想
ペンライトの曲で、兼さんが小竜景光の背中を叩いたんですね。
すると小竜が遠くを見て、グッと来ているように見えたんです。
涙が込み上げるのを堪えているような。でも、気のせいかもしれないと思いました。
それでもそれを見た私も胸に来るものがあって、漢道では、小竜もいるんだと思って小竜カラーもペンライトで振りました。
漢道の歌詞の中にある「泣いてもいい」で泣きそうになりました。
その後の歌詞もまた良いんですよね。
最後に舞台上に出てくる時も、もう、今にも溢れ出しそうな涙を堪えていたように見えました。
そして、カーテンコールで、涙ながらに、そして気丈に言葉を紡ぎ始めた小竜景光を見て、堪らず、涙が溢れてしまいました。
カテコでこんなに泣いたのも、ライビュで嗚咽が出るほど泣いたのも初めてです。
やっぱり心の片隅に、一部でも小竜景光を見たかったって気持ちがあったんですね。
それもですし、小竜の気持ちが伝わってきてつらくなってしまいました。
黒竜を見れたことは本当に良かったですし、逆に貴重だったと思います。それはそれとして、見たかったなということです。
両方生で見れた人はラッキーでしたね。
つらい気持ちと同時に、他の刀剣男士の小竜景光への優しさや思いやり、小竜がいない分、魅せてやるんだという気迫も感じて、それが感動しました。
あの時、背中を叩いた兼さんは、頑張れ!と鼓舞しているようにも、大丈夫だからな、と励ましているようにも思えました。
もし私が小竜の立場だったとしても、泣きそうになってしまうと思います。嬉しくて。
カテコで大勢の人の前で言葉を発するのは、怖かったかもしれません。申し訳ないという気持ちがあったりして。
そういう不安とか悔しさとかを、兼さんは少しでも拭い去ろうとしていたのかもしれないと思いました。
全部、想像ですけれど。
カーテンコール
小竜景光の涙でもう内容忘れてしまいました(涙)
こういう時、言葉は無力だよね。と言っていたと聞いて、それは思い出せました。
その言葉にも泣いてしまって。自分でも引くほど泣いたので、記憶が飛んでしまってます(泣)
前回の記事でも書きましたが、何度もアンケートに出演して欲しいと書き続け、顕現した刀剣男士が、こんな悲しい顔していて、でも歌は森で奏でるフルートのようだし涙すら美しいしで情緒ぐちゃぐちゃでした。
紫の瞳が本当に綺麗で感動しました。
その後、南泉一文字もたくさん泣いてましたよね。南泉も途中、体調不良があって心配でした。アンサンブルの方が降板したり、本当に苦難の連続でしたね。
そんな中、兼さんが俺に見惚れて忘れるなよ(極放置ボイスを思わせました)、と。
ハッ!としました。
いつものパターンに入るところだったのを、集中モードにになれました。
今だから言えるが、大変な戦いだった。
主が支えてくれたおかげ。
これからも支えてくれよな!
という感じのことを言ってました。
黒い箱にもお手振りありました。ライビュ会場、手を振ってました。
鳴り止まない拍手。場内アナウンスもあり、ここでお仕舞いかと思ったところで、また出てきてくれました。
そして兼さんの名物、ここで一句。
知れば迷い
知らねば迷わぬ
主との別れ
気をつけて帰れよ!と、さよならしました。
現地にいた人によると、はけてからも雄叫びが聞こえたそうです。
ストーリーも熱かったですが、最後まで熱血だったんですね(燃)
一方その頃、ライビュ会場では特典映像が流れてました。
ライビュ限定特典映像
それぞれ好きなシーンを言ってました。
兼さん&大包平
兼さん
一個だけど、二個いい?と兼さん
・手紙のやり取りのシーン。時代劇っぽい。飛脚が手紙を届けるところとか。
・桜田門外ノ変
有難いことに大きな劇場でやらせてもらって。その劇場いっぱいを使って。役者の熱量、生々しさを感じた。
大包平
さすがですね!と大包平。
健全な方の体育会系という感じで可愛いです(笑)
・兼さんと山姥切
山姥切が兼さんには心を開いていて、違った顔が見れる。
大包平も兼さんって呼んでるんですね。もう兼さんはタモさんみたいなものですからね。
小竜&山姥切
小竜
・大包平の最後の門を持ち上げるシーン
門の中側からは、山姥切の表情が見えてグッとくる
山姥切
・門を持ち上げるとき、客席から山姥切の表情は見えなくて、大包平と顔を合わせて、大包平の表情でグッとくる
南泉&肥前
南泉
・井伊直弼が未来を語るところ。その時の南泉の気持ち。
肥前
・井伊直弼を仲間に斬られ、気丈に振る舞う小竜。
簡単なまとめでした。ところどころ間違ってるかもしれません(汗)
おわりに
2部の感想は、小竜のことで悲しみばかりのような感想になってますが、ちゃんと楽しかったです!
語彙力が足りなくて、書ききれない感想がいっぱいありますが、かいつまんでの感想です。
兼さんのソロナンバー『抱きしめて、雨』とか。
ライビュ会場で聞いた時に水10で流れてそう(特に水曜10時に意味はないです)と頭に浮かんだんですが、曲タイトル見て架空の恋愛ドラマが浮かび上がりました。
片想いしてる主人公が男友達にバックハグされてる同時刻に片想いの相手がライバルの女に告白されてる緊張感の中パーラパラパ!と流れてて下に制作スタッフの名前が出てるのが浮かびました。ちなみにそのまま次回予告です(聞いてない)
お手入れするぞ!当然、全員でだ!!
の大包平、最高でした。あんな勇ましいのにお手入れと言ってしまう可愛さ。
刀ミュの大包平って可愛いんですよね。あっ思い出しました。
可愛いといえば、今更気付いたんですが、小竜の刀剣乱舞の歌のパートで、「覗き竜 キュートだろ」という歌詞があるんですね。
黒竜の首元で気付いたんですが、あれが覗き竜ですかね。キュート。ウインク上手いです。小竜景光。
もうこれは推し4(フォー)ですね。
フォー!てマイケルジャクソンみたいな肥前忠広かっこよかったです。CD早く欲しいです。
推し3(スリー)についてはこちら!
最近は東京心覚のを聴いてます。あの花が角度によって色が変わるデザイン天才です。昔の下敷きみたいな。歌詞ブックの村雲江の笑顔。
ちょうど一年前の今日、現地に観に行ってました。
らぶフェス2022、こんなに推し増えちゃってどうするんですかねみよくは。
どこ見れば良いのか分からないわペンライトの色でパニックになるわで思考回路はショート寸前(しかも箱推し)
無事にチケット取れました!楽しみです。
らぶフェスでも小竜景光のマント、見まくりますね。肥前忠広がマントの中に迎え入れられてる写真見てすごく羨ましかったです。
ずるいって何人かの審神者に言われてましたが、ほんとです。
でも小竜のマントは大きいのであと20人くらい入れると思います。
ちなみに兼さんの股下には200人住めます。
そんなカリン塔兼さんのことを、土方歳三役の高木トモユキさんがアメブロで語っていました。
記事はこちら
肥前とのシーンについて、気付かれてます。
江水散花雪、この上なくかっこいい兼さん極を見れたこと、小竜景光が顕現してくれたこと、肥前忠広の美しい背中にドギマギしたこと、
南泉一文字の完璧な猫化、山姥切国広の帝国劇場、大包平のお蕎麦などなど、楽しくて切なくて最高の作品でした。
ありがとうございました☆
追記
グッズの戦闘服の缶バッジ、金文字でめっちゃかっこいいです。
兼さんと小竜ありますが、大事にします。
壽の時に漢字の金文字良いなぁと思いましたが、今回はデカデカと力強くて、それがまた良いです。
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