劇場版映画 忍たま乱太郎 最強の軍師 バリアフリー上映【音声ガイド】感想ネタバレレポ 入場特典 〜至福の時〜です。
普通に観に行くつもりだったのですが、購入後にバリアフリー上映と気が付き、せっかくなので音声ガイドを聞くことにしました。
専用のアプリがあり、字幕ガイドも同じアプリで観れます。字幕ガイドには、専用の字幕眼鏡が必要です。
バリアフリー上映は、作品のところに「バリアフリー」と表記があるので対象かどうか分かります。
音声ガイドとは
字幕ガイドは聴覚障害者向けでしたが、音声ガイドは視覚障害者向けのサービスです。
健常者が利用しても問題ありません。
障害でなくても、お年寄りやお子さん向けでもあるようです。
聞き方/使い方
①HELLO!MOVIEという名前のアプリをダウンロード
②音声ガイドをタップ
忍たまを選択
※検索窓から「忍たま」で検索すると出てきます。
③データをダウンロード
④スマホを機内モードにする
⑤イヤホンを差して待機
映画が始まると音声ガイドが自動で流れてきます。
機内モードにする理由は、端末のマイクからの音漏れを防ぐ意味があるそうです。
・端末のマイク部分を塞がない
・光が漏れないようスマホの画面を下に伏せる
気になる方は始まる前に画面の明るさ調整をしておいてもいいかもしれませんね。
事前にアプリで動作確認も出来ますので、心配な方はチェックしておくといいでしょう。
感想
予告の際に念入りに音調整しました。画面はつけたままでないと音が消えてしまうようです。
結構大きめで聞いたと思いますが、音漏れはしていなかったと思います。
好きだったところ
もう、全部良かったというくらい最高でした。クセになりそうでした。
淡々と状況説明されるのですが、それが面白くて。シュールさもあり、気が付かなかった部分が分かったりして、楽しめました。
小説の朗読を聞いているような感覚もしました。
覚えてるところだけ、順不同で。一字一句正確ではないので雰囲気でお読みください。
名前は教師とタソガレドキの20歳超えと思われる大人組が苗字で、それ以外は名前で呼ばれてました。
それではどうぞ。
・歩いてくる少年、きり丸
・乱きりしんが話し始めるごとに
しんべヱ、乱太郎、きり丸と呼ばれる
・ずっこける土井
・(きり丸「じゃぁね、先生」)にっこり
ここのにっこり特に好きですね。
・青年 尊奈門
少年と青年で分かれているのが良いです。
・つま先を当てて勢いをころす
・ぽっちゃりのしんべヱ、眼鏡の乱太郎、黒いマフラーをしているきり丸
・ごはんをモリモリ食べるきり丸
・仙蔵が長い髪を靡かせて女性に近寄る
・頬を染める女性
・老け顔の文次郎
ここ思わずふふっと笑ってしまって、しばしツボってしまいました(笑)帰りにも思い出し笑いしました(笑)
冒頭の髭面の男 山田もフッとなりました(笑)
・血飛沫のような彼岸花
・震える掌の上にも一輪の彼岸花
・光の方へと向かっていく
・少し欠けた月が浮かんでいる
・虹色の光の中に6人の忍装束
プリズムパワー!メイクアップ!
・私服の六年生
・八方斎 大きい頭に長いまつ毛
・サラサラヘアの八方斎
立花先輩ですらそんなナレーション入らなかったのに(笑)
・短くなるまつ毛
・しんべヱ 柿をもぐもぐ
・平然としている伏木蔵
・穏やかな顔のうさぎ
・潤んだ目で見つめる土井
・山田先生が五、六年生に指示しているところで山田先生の苗字呼びとナレーションの名前呼びでフルネームになってる
・きり丸の顔に牡丹雪
・神社の軒下で…
幼い頃のきり丸が羽織っている藁?のようなものの名前を言っていたのですが忘れてしまいました。
・跳ぶ五年生
改めて説明されると笑ってしまいます。
・笑顔のきり丸と土井
分からなかったことが分かったこと
・い組とろ組
そういえば忍たまの組み分けは、いろはなんでしたっけ。
い組にベイブレードに出てきそうなキャラがいると思いましたが、黒門伝七という名前でした。
ちなみにみよくはアニメを見たことはないですが、見た目で好きだったのはレイです。
お祭りの宝釣りで引き当てたレイのベイブレード持ってました。
宝釣りって最近見かけなくなりましたね。ファービーがあったり結構豪華だったんですけどね。
・雑渡さんの殺気で伏木蔵だけが平然としてたこと
・片腕がない浮浪者
片腕がないの気が付きませんでした。ただ布で隠されていたりするわけでなく、先が尖っている腕で、ゾっとしました。
足軽が六年生に身包み剥がされた時の裸も、中年のおじさんの弛んだ体とか、妙にリアリティあってよくよく見るとうわっとなります。
・天鬼の人差し指攻撃の意味
目潰しでした。
・小平太 背景に◯◯のイメージ
せっかく説明されたのに聞き取れなくてまたしても何か分からず!
・薪の入った火鉢?を谷底に落とす
あれ何なんだろうと思ってたので、火をつけるものだったのかぁと納得しました。
・木のうろで会話してた
すごく広いですね。
・タソガレドキ忍者の名前
山本とかいたんですね。
・洗脳漫画の稗田八頭身
あれも円盤の特典でつけて欲しいです(笑)
・ボーロ
あのコロッケみたいなのがボーロなんですね。
・ヌンチャクのようなてっそうせっこん、ほうろくひや
覚えましたし。
・雑渡さんの水筒の中身は雑炊
ウイダーinゼリーみたいなものだったのですね。
エンディング
・仙蔵の髪が靡いている
・豆腐料理を振る舞う兵助
・嫌々食べさせられる?八左ヱ門、勘右衛門、雷蔵、三郎
キャラクターと声優名が読み上げられたのもいいなと思いました。
ナレーター
まさかあの人だったとは、思いもしませんでした。
いい声優さんだなと思っていたら、最後にナレーター置鮎龍太郎と言われて置鮎さん!?となりました。
気づけなかったのが悔しいです。どうりでいいお声でした。にっこりのところ確かに置鮎さんが滲み出てたかも。
他好きなシーン
音声ガイドとは別で。まだあるんかいと。ちょこちょこ追加してますね(笑)
・土井先生の家に誘われたきり丸を見るしんべヱの顔
・「おっとここからは忍対忍としてお話ししましょう」の時の利吉さんの手
ふわふわで握りたくなりますね。髪の毛もふわふわしてますし利吉さん全体的にふわふわ。
・若王寺先輩・桜木先輩「ぜひ!」の動きと声
・利吉さん「行かせん!」の時の桜木先輩
・伊作と留三郎「申し訳ありませんでした!」の時の前に垂れる伊作の髪
・炊き出しの時に見つめ合う土井先生ときり丸
何か思うところがあったんだろうと思います。
好きな声シリーズ
・土井先生がきり丸を家に招いた時の「ほらぁ」
ニコニコで家に招いてますが、部屋の中ぐっちゃぐちゃなんですよね(きり丸が片付けました)
土井先生って清潔感のあるイケメン風装ってますけどかなり男臭い人です。初期の一人称「俺」ですし。俺時代の土井先生好きです。
またぽろっと言わないかな。
きり丸と一緒に住むようになって清潔感アップしたのかもしれません(笑)
きり丸から「こうやってパンパン!ってシワを伸ばすんですよ」と洗濯物の干し方も教わってました。
ちなみに利吉さんは「また母上に洗濯物を洗ってもらおうとして!ご自分で洗ってください!」と山田先生に怒ってたので、自分で家事が出来るタイプだと思います。
令和にモテるのはきり丸と利吉さんですね(笑)いやきり丸はドケチだからモテずに利吉さんの一人勝ちかな(笑)
髪もボサボサの土井先生。
いきなりのぬい自慢しちゃいますが。この前ゲットした土井先生、前髪に枝毛があるんです。設定に忠実!
他の個体もそうなのかと色々写真見てみたのですが、纏まった髪でして。
い、いのち〜!信じることで蘇るいのち、いのち〜♪
さすがきり丸似の店員さんが選んでくれただけあります♡
・乱太郎がおでん食べてる時の「ん〜」
乱太郎のこと見る度に好きになります。抑えきれない主人公パワー。あと桜木先輩。
髪を下ろした姿見てみたいですね。クラブとかにいそう。DJしてそう。
入場特典
6回目の入場特典です。全3種です。
さて中身は!?
山田家の休息でした。裏面に小説あります。
内容は、土井先生が雑渡さんと戦ってくれたことを利吉さんにお礼を言います。
それを利吉さんが幼い頃は土井先生に厳しく扱かれていたからと言うと、山田先生がそれに嫉妬します。
土井先生が宥めるように、山田先生の奥さんの手料理が食べたいなと言って、今度久々に帰ろうというお話でした。
特典の感想
センシティブな内容が含まれますので、どんな感想でも何でも許せる方のみお読みください。忠告しましたからね!?
土井先生が利吉さんにそこまで徹底して忍術を教えていたことと、利吉さんが山田先生に殆ど忍術を教わっていなかったとは意外でした。
利吉さんは息子としてというより、いや息子だからこそ、山田先生に頼らずに山田先生を超えたいという気持ちが強いのかなと思いました。
利吉とキャッチボールの段(マジキチ回)でもそうでしたが、山田先生が利吉さんに構ってもらえなくて拗ねてるの可愛いですね。一人息子ですからね、目に入れても痛くないほど可愛いでしょう。
利吉さんは土井先生だけでなく、他の忍者にも忍術を教わっていたようですが、たった1年一緒に住んでいただけで売れっ子プロ忍者の基礎が作られたのだとしたら、
6年間一緒に住むきり丸は将来スーパーエリート忍者になりそうと思いました。メタ的に言えば30年以上一緒に住んでますけどね。
実力的には土井先生より山田先生の方が上ですので、折角なら教われば良かったのにと思いますが、直接教わらなくても、背中を見て育ってそうとも思います。
さてここまでは健全な感想ですが、ここからセンシティブです!再忠告ですが健全な感想しか許せない方はサーッと流して「おわりに」まで移動しましょう!
途中まで家族の微笑ましいやり取り ^^と思って読んでいたのですが。
「山田先生の奥さんの手料理が食べたくなりました」で、そこはかとない色気を感じてしまったのです。
土井先生が「奥さん」と言うのなんだか色気あります。
山田先生の奥さんはとても美人で、過去には土井先生が見惚れて赤くなったこともあるんだとか。
上司の妻に顔を赤くする部下って字面にするとなかなか。
そんな人と1年間一緒に住んでたってヤバくないですか?
土井先生は19歳で山田家に拾われたそうですが、19歳のこんなイケメンと一緒に住むって情緒おかしくなりますよ。
山田先生の奥さんは山田先生ラブでそんな昼ドラのようなことにはならないと思いますが、当時で言えば19歳って今で言う25歳くらいですよね?
25歳のイケメンと突然同居って。もう夫の顔見ないで毎日イケメンの方見ちゃいますよ。とても第二の息子扱いなんて出来ないです。んねぇ〜!?(かまぼこ作ってるおばちゃん)
しかも家に帰らない山田先生に「奥さんと仕事、どっちが大事なんですか!!」と激怒して家に帰らせたこともあるのだとか。並々ならぬ想いを感じ得ないです。
利吉さんの初恋疑惑が合わさると何そのトライアングル!?状態です。
誰もこんなこと言ってないしみよくがおかしいのか!?と思いましたがただの感想なので華麗にスルーしてください。
「奥さんの手料理が食べたくなりました」
した…した…(リフレイン)
強くてかっこいい夫と可愛くてかっこよくて売れっ子の息子と突然同居した過去のあるイケメンがたまに家に来てくれる山田先生の奥さんになりたい。
いや山田先生と結婚したいわけではなくて立場的な。
おわりに
流れてきた方こんにちは。先の感想を読んでしまった方ご愁傷様です。
二度も忠告したのに怖いもの見たさで見てしまってうわぁ…(芋柄山田伝蔵)となった読者様はみよくの文章の後に「…という夢を見たのさ」とつけて夢オチにしましょう。全てはゆめのタネ。
買っちゃったんですよ。NYCのCD。
ユメタマゴがどうしても聴きたくて。
歴代の勇気100%の歌手の中で、一番人気は初代の光GENJIだと思うのですが、みよくはNYCが歌う勇気100%が大好きでして。
この曲で紅白にも出たんですよね。Mステにも。大盛り上がりでしたね。
下衆な特典の感想を語ってしまった口直しに、真面目な感想をまた書きます。
特典の通り、山田一家と土井先生に、深い関わりがあることが分かりましたが、ふと、山田一家は土井先生に立ち上がる足をくれた人たちなんだと思いました。
そして、今このときに生きる希望と未来への希望をくれているのがきり丸なんだと。
天鬼から土井先生に記憶を取り戻した瞬間、走馬灯のようなものが流れます。初めに山田一家、そしてこれまで土井先生に関わった人たちと、最後にきり丸。
闇を抜けた先に山田一家がいてくれて、そこから土井半助として第二の人生が始まる。
一瞬一瞬が煌めいて過ぎ去っていく中で、きり丸だけが何度も映るんですよね。音声ガイドで聞いていると、そのことが際立って感じられたのです。
家に帰ってくるきり丸、赤ちゃんを背負っているきり丸。そして「一緒に帰ろう」で現世に引き戻されます。
普段、先生は明るく振る舞っているけれど、まだどこかであのときにいるんだろうなと。だから頭を打って過去に戻ってしまった。
それを直接、こっちだよと引っ張って来れるのが、似たような過去を持つきり丸だったんだと思いました。
最初の軍師感想の記事で書いた、関(俊彦)さんの「両親を失った悲しみと苦しみを背負う感覚は、僕たち2人にしか分からないよね」という思いを言葉にしなくても共有しているという心が通じたのかなと。つまり魂の共鳴です。
山田一家は確かに立ち上がる足をくれた人たちですが、既に完成された家族なわけで、いくら慕ってくれていても、慕っていて感謝していても、幸せに家庭を築いてきた人たちと根っこの部分で心を通わせるということが出来なかった(できない)んじゃないかと。どこかに寂しさと山田一家への憧れがある。
そして山田家から自立し、ひとりで先生は暮らし始めますが、それまでに同じ境遇の人と出会うことはなく、漸く巡り会ったのがきり丸だったのではないかと考えました。
きり丸が「どうして僕のこと気にかけてくれるんですか?」と聞いて、先生が「まぁ、同じような育ち方しているからかな」と答えます。
もしかしたら土井先生は、きり丸を救うことで過去の自分を救っているのではと。
ひとりぼっちで19歳まで生きて、人をあやめて逃げるしかなかった自分を、許せていないんじゃないかと。
似たような育ち方をしていながら、銭を貯めて忍術学園に入学したきり丸のことを、先生は尊敬すらしていそうと思いました。
孤児でありながら入学金を貯めるのがどれだけ大変なことかというのは、きっと土井先生が一番分かっています。
音声ガイドで〜のきり丸、〜のきり丸、と土井先生の記憶の中のきり丸の様子が語られると涙が込み上げてきました。
上から赤ちゃんを背負うきり丸を見る土井先生の心はきっと愛おしいでいっぱいなんだろうなと。
あの視線に万感の想いがあると思うのです。
きり丸のことを教師として、或いは親代わりとして、兄として救っているようで、救われているのは土井先生だったのだと思いました。
また関さんの言葉になってしまうのですが、「土井先生にとってきり丸は愛おしいもの全てを体現した存在」「弟であり、息子であり、もしかしたら自分自身でもあり、本当の家族のような存在」と語っていました。まさにです。
もう関さん!!関さんのインタビューがぜんぶ秘孔をついてくるんですよね。穏やかにニコニコしながらついてくる(脳内映像)のであべし!!ですよ。
またふざけてしまいました。こりゃ失敬。
関さんのインタビューを読む前に思ったことでしたが、「もしかしたら自分自身でもあり」が私の言いたいことに重なります。
私にはあのきり丸の「一緒に帰ろう」で、幼い頃の土井半助に手を差し伸べている様子が浮かぶのです。
幼かった頃の、辛く苦しかった頃の自分に「帰ろう」と言われて、潤んだ目で見つめることになったのかなと。
これからもきり丸を養い、助け、傍に居続けることが土井先生の心を救っていくのだと信じています。
おわりになのに長!長すぎて飛ばしたわ〜という方のために一言で纏めると、土井先生にとってきり丸はセラピーってことです!きり丸セラピー!
今度こそ本当に終わります。
音声ガイド、すごく気に入ったのですが耳が弱く低音難聴になりやすいので、今回限りになりそうです。めちゃくちゃまた聴きたいので、音声ガイドも円盤に入ったら嬉しいです。
タイトルにつけた通り、至福の時でした。もっといっぱい、ここいいながあったと思うのですが忘れてしまいました(涙)
もしまだ体験してない方いらっしゃいましたらぜひ。それでは♪
追記
そういえば劇場フロアで特典を開けてキャー!!と2人で喜んでた女子がいたのですが、何が当たったのか気になりますね。今回は五年生と六年生のお話もありました。
それと、前日まではまだ空席あるという状態でしたのに、当日は満員御礼でした。特典パワーが凄そうです。
さらに追記で。全然関係ないですが、「追わねば!」の時の天鬼の横顔と、ドクタケ忍者の顔の大きさが違いすぎて、天鬼顔小さい!と思いました。
また追記です。
山田一家を立ち上がる足をくれた人たちと言いましたが、記憶を取り戻したシーンで、子供の頃の利吉さんより下になるような視線から始まっていることがそれを示唆していたのかと思いました。
そして、今度は上から(立ち上がったから)きり丸を見守る立場になると。そう解釈しました。
★Les Misérablesにおけるバルジャンとコゼットのような関係にも思えます。山田先生が銀の食器を盗んだことを見逃し、銀の燭台を渡した司教。銀の燭台は、教師という職。生まれ変わる為に。
★ UMEDA Midnight Pops 再放送で歴代の勇気100%を聞けました!どれもいいですね♪ありがとう心からも流れました⭐︎
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