パタリロで有名な魔夜峰央(まやみねお)さん原作の『翔んで埼玉』の実写映画を見てきました。
魔夜先生、明日66歳のお誕生日です。おめでとうございます!
パタリロといえば舞台版パタリロで主演を務めた加藤諒さんも出てましたね。
感想ネタバレに入ります。
まず冒頭で魔夜先生が登場してかっこいいと思いました。
実在の地名とは関係ありません!という主張がありました(笑)
二階堂ふみが可愛い。
今作では彼女は男の子の役で、GACKTに恋をします。
執拗にキスを迫ってました。
可愛いので男の子に思えないなと思いましたが高いヒールで歩く姿が美しかった。
GACKTはセクシーすぎて、これは全年齢対象でいいのかと思ってしまいました。
特に伊勢谷友介さんとのキスシーン。ここは二階堂ふみの妄想なのですが、キスが軽めのフレンチ・キスでして。
ここまでBL(ボーイズラブ)を強調した表現をするとは思っていなかったので意表を突かれました。
埼玉解放戦線員の銀髪の二人がかっこよかったです。
一番面白かったのは鳩のところ。
GACKTが埼玉の人間でないことを証明するため、シラコバトの絵付きの草加せんべいを踏み絵として踏め!と強要されてたところです。
鳩の絵がなんとも間抜けで面白かったです。
しかもGACKTは結局踏めません(笑)
埼玉(架空)をバカにした作品ですが、群馬に対する扱いもなかなかでした。
群馬がジャングルになっていて、未確認生物が生息しているのです。
こんな未開の地じゃないから!て思いました(笑)
でもそれは政府が不正をして隠していた金塊をカムフラージュするためでした。
二階堂ふみの父親が埼玉県民が都会へ行くための通行手形を高値で売り付けて集めた金塊でした。
エルセーヌ
二階堂ふみは父の不正をマスコミたちにチラシでばら撒き、父は連行されました。
千葉県民と神奈川県民が結束して成し得たことでした。
プロモでもあった、千葉と神奈川の有名人対決も面白かったです。
アルフィーのタカミ―とか反町隆史とか。
小倉優子を弱いと言って、小島よしおをもっと弱い!と言ったのはうけてましたけど、小倉優子はそういう扱いでいいの!?と思いました。
ラストの結末はというと、日本埼玉化計画を遂行した後、今度は世界埼玉化計画だ!という話になって終わります。
小ネタがいくつか出てくるのですが、いつ誰から広まったのか分かりませんが、みんな思っていることは同じなのだなと思いました。
ダサい玉というあだ名、埼玉県の女は日本一貧乳、埼玉県人は都民より東京都に詳しいなど。
貧乳のデータについては何かのテレビで見た記憶があります。
理由は東京に通勤、通学するため睡眠時間が短いからだとか。
そして貧乳が多い地域の男は巨乳好きだそうです。ないものねだりですね。
小ネタについてはエンドロールのはなわさんの歌で色々披露されてました。
名産がなさ過ぎてご当地キティがボールの上にサイの被り物をして乗っているただのダジャレが面白かったです。
私が一番いいと思ったのは内容よりも衣裳でした。
煌びやかな衣裳がすごく豪華に見えて楽しかったです。
現代パートでは都会に住みたい新婚の女性が都市伝説として流されたこのストーリーのラジオにより、婚約者が埼玉に家を建てる!と言い始めて夢が破れて可哀想でした。
最初の方に出てきた間宮祥太朗さんが一昔前のきよしに見えて仕方なかったです。
『お前はまだグンマを知らない』にも出演とプロフにあったのですが地方ディス系が続きますね(笑)
最終的には埼玉にはこんないいところがあるんだよ!という地域愛に溢れた映画でした。
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