行列のできる相談所 映画『首』世界の北野武伝説SP 感想です。
TVerで配信されているということで、遅れ馳せながら見ました。
12月3日(日)まで無料配信中ですので、まだ見ていない方はぜひ。行列のできる法律相談所からタイトル変わったんですね。
北野監督の伝説
北野武監督の伝説スペシャルということで、様々エピソードが放送されました。
有名な監督や俳優が楽屋に挨拶に来たとか、撮影は基本一発撮り、アドリブを始める、台詞を変更する、台本が薄いのしかないなど。
漫才をやってきた経験から、何度も撮り直しするというのが性に合わないそうです。役者が噛んでしまったら撮り直しになるのですが、その場合は別の役者がその台詞を言うことになり、噛んだ役者は台詞が減ってしまいます。そのため、役者にとっては非常に緊張するとことでした。
さらに台詞を直前で変えられたり。すごいですね。今回、加瀬亮さんが名古屋弁を話す織田信長の役だったため、北野監督に「今回は名古屋弁で大変なので台詞を変えたり追加したりしないでください」とお願いしたのですが、やはり追加されてしまいました。
追加されたシーン、違和感なかったです。あの台詞は印象的でしたので、追加して正解だと思いましたが、加瀬さんすごいなと思いました。
首のレビュー記事で、スタオベがカンヌで起こったらしいと書きましたが、なんと5分以上も続いたそうです。北野監督が話していましたが、向こうの人はつまらないと席を立ってしまうそうなので、これはすごいことだと思いました。
お世辞で5分のスタオベはさすがにないですからね。
私もカンヌかは覚えていないですが、海外の映画祭で普通に席を立たれてしまうというエピソードは聞いたことがある気がします。
海外の人は、北野監督がお笑い芸人であることを知らない、もしくは知っていてもその姿を見たことがない人が殆どのようで、体当たりの芸を見て引いてました(笑)
私は子供の頃に世界まる見えと言う番組を見ていたので、はっちゃけてるイメージはありますね。楠田枝里子さんが好きでした。
あの方の元気さに元気もらえてました。71歳になられた現在もお綺麗です。
楠田さんが苦いチョコレートをおやつに食べているというエピソードに影響を受け、今でもチョコレート効果72%をつまんでいます。あれ小腹にちょうどいいですし、美味しいので好きです。
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閑話休題。
役者さんたちのエピソード
首のそれぞれの役者さんたちと、北野監督のエピソードが語られていました。加瀬さんは元々、浅野忠信さんの付き人だったそうです。初めて知りました。
付き人が準主役級の役で共演するって、浅野さんはどんな気持ちなんだろうと思いました。
堤真一さんが真田広之さんの付き人だったとか、松平健さんが勝新太郎さんの付き人だった、志村けんさんが加藤茶さんの付き人だったなど、付き人から大物になった人結構いました。
逆に、元俳優の柏原崇さんは俳優を引退し、現在は女優の内田有紀さんのマネージャーをされているそうです。色々ありますね。
他にも西島秀俊さんのオーディションのエピソードや過去作品での撮影エピソードなど、興味深く楽しく見れました。
首に撮影では、羽柴と家臣二人と三人で会話したシーンがアドリブだったそうで、確かにあのシーンはと惑っている感じと笑っている感じが伝わってました。面白いシーンです。
あと寺島進さんが最期に斬られたシーンで、何度斬っても起き上がってくる!と言っていて、確かに執念すごいと思ったのですが、甲冑を着て顔が半分隠れていたのと、私が話が上手く飲み込めていなくて、あれ?寺島さんで合ってるよね?となったので、粘ってくださって良かったです。顎で把握しました。
おわりに
映画公開前に放送された回ですが、映画を見てから見れて良かったです。あーあれそうだったの!と思い出して楽しくなりました。
アウトレイジの歯医者のシーンについて話していたのですが、余計にアウトレイジ見るの怖くなりました。
饅頭がダメだったからダメかも(涙)
高倉健さんと田中邦衛さんの漫才やろうとしたエピソードも楽しかったですし、北野監督が子供の頃に犬と迷子になった話も良かったです。
貴重なお話ありがとうございました!
追記
誰も知らない明石家さんまも後日見ます。
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