バーフバリ 伝説誕生 完全版 復活上映 初見 感想ネタバレ RRRと比較 一歩間違えればセクハラ?です。
ついに見ました。短い期間だったのですが、2と両方見れてよかったです。
2015年公開、日本だと2017年公開の映画です。もう10年近く前の作品なのですね。
2の王の凱旋はインド、日本とも2017年公開です。
古代インドのお話で、大体13世紀〜15世紀くらいのお話なようです。
マヒシュマティ王国は実在したそうですが、映画とは時代が異なり、13世紀には終わったそうです。
登場人物
シヴドゥ / バーフバリ
主人公。偉大なる王国、マヒシュマティの王子。
一人二役で父親役も演じてました。
どちらもバーフバリと呼ばれていてややこしいので、以下からは父親の方には父とつけます。
バラーラデーヴァ
父バーフバリの兄。
弟を憎み、暗さつを企てた。
宿敵。
デーヴァセーナ
バーフバリの生みの母。夫を暗さつされた後、25年間鎖に繋がれる。
アヴァンティカ
バーフバリが恋した女戦士
シヴァガミ
バラーラデーヴァの生みの親であり女王。
国母として崇められている。
甥である父バーフバリを実の息子と同様に育てた。
父バーフバリの子を守るため、川で亡くなった。
ビッジャラデーヴァ
シヴァガミの妻。前国王の兄。
弟が国王になったのを恨み続けている。
左手が生まれつき障害を持っていて細い。
障害のせいだと卑屈。
カッタッパ
奴隷。父バーフバリを裏切りころした。
サンガ
バーフバリの育ての母。
あらすじ
川で村人に拾われた赤子が実はマヒシュマティ王国の王子、バーフバリであり、囚われの生みの母を救い、仇敵を撃つまでのお話。
王子は村でシヴドゥと名付けられ、屈強な戦士に育った。
シヴドゥは母に止められつつも、大きな滝の向こうに行きたいと何度も挑戦していた。
ある日仮面を見つけ、その仮面の持ち主に会いたい一心で、危険を乗り越えて滝の向こうへ行くことができた。
滝の向こうでは囚われの妃を救うために家臣たちが奮闘していた。
家臣の女戦士に恋をしたシヴドゥは、女戦士の願いである妃奪還を代わりに引き受けた。
見事奪還し、シヴドゥは自らの出自を家臣から聞いた。
そして家臣のカッタッパは、自らが父バーフバリをころしたのだと告白した。
感想
続けて見たので、2と場面がごっちゃになっているかもしれません。
インド映画っぽさがRRRより強めでした。歌が頻繁に入ったり歌声が甲高かったり。
10年くらい前の映画と知って納得です。
RRRはだいぶ現代寄りな雰囲気になっています。時代設定が古代インドと19世紀じゃ当たり前ですけれど。
主人公のシヴドゥのアヴァンティカ(女戦士)への言いより方はちょっと引きました(笑)
なぜ引いたかというとやたら積極的で自己肯定感高くて自信満々で接近して、服を脱がしていったりしていたからです。
ですがそれと同時に、涙もしました。おしゃれもせずに戦うことだけを考えていたアヴァンティカが綺麗になっていくのは。
アヴァンティカがシヴドゥを好きになったからよかったものの、ならなかったらセクハラ案件ですね(爆)
父バーフバリは2でセクハラした衛兵の首をチョンパしてました。あれかっこよかったです〜。セクハラというより痴漢ですねあれは。
父バーフバリはフェミニスト要素が強いと思いました。それに関しては2の記事で詳しく書きます。
カッタッパがいいキャラしてました。でも何というか奴隷制度に縛られすぎていて、かわいそうに思いましたし、どうしてもっと自分の意思で動かないのだろうと思いました。
奴隷で忠誠心が強いからなのですが。
まさかのラストで衝撃でした。父バーフバリを刺すとは。あれでインドの人たちは2年続編を待ったんですね。気になりすぎて夜も眠れませんね。
デーヴァセーナ妃の枝拾うのくだらないって言うな!の時のお顔が怖かったです。
枝拾って窪みに集めてるのを見てすぐにあっ、これ敵を焼くためだな。とピンと来ました。
楽しみですよねー、憎い敵を焼くためなら頑張って枝集めしちゃいますよね。
シヴァガミが川の水に埋もれて手だけ出して赤子を助けていたのは、つらい気持ちになりました。
苦しかったでしょうね。シヴァ神から名前が来ているのだろうか?と思って見てました。
訓読みしたみたいな。
滝が雄大で見惚れました。本物なのかCGなのかよく分かりませんでした。ロケ地の話があるので、特殊なシーン以外は本物なのかもしれません。
滝でシヴァ神の石像運んでる時が一番バーフバリかっこよかったです。また綺麗な筋肉のつき方!
RRRでも思いましたが、インド人の筋肉のつき方って素晴らしいと思います。
おそらく、ただの私の好みで少しぽっちゃりしてるのが好きなのかもしれません。
ビッジャラデーヴァが、王になれなかったのは障害じゃなくて性格のせいだと説教されて怒りで壁ぶっ壊してましたが、左手がほっそくて動かず、全く使えないような感じでしたので、あの時代では特に卑屈にもなるよなと哀れでした。
戦闘で戦えない王様って厳しいと思いますし、障害のせいじゃないよね?その性格のせいだよね?は結構辛辣というか、もっと優しくしてあげてよ!と思ってしまいました(笑)
バラーラデーヴァが母親から色々豪華な品を貰って、気を遣わなくていいと言ったの切ないなーと思いました。
離れを作ったよ、よく飛ぶ弓よ、と見せてたのが古代インドの王族感出ていて良きでした。
RRRと比較
感想に書きましたが要約で。
・少し古臭さがある。
・インドっぽさが強め。
・歌多い。
・女性が多く活躍し、強い(物理)
・ちょっと女性的に引っかかる場面がある。
・極軽めのベッドシーンがある。
テーマも時代設定も異なるので単純に比較は出来ないとは思いますが、RRRは特に古いと思うことも、女性的に気になる部分もなく、洗練された作品だと感じました。
おわりに
お腹空いたんでピッツァ食べながら書きました。
何となく、ロード・オブ・ザ・リングに影響を受けたのかなと思いました。
王の帰還はサブタイトルも似てます。
似てると思ったのは、味方を木で投げてるところもです。似たようなシーンがあったような。
公開当時に3作品全て映画館で観ましたが、それ以来ちゃんと観てないと思いますのでまた観たいです。1作目はもう22年前なんですね。
ともあれ2に続く!
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