映画スラムダンク THE FIRST SLAMDUNK 公開初日 感想ネタバレ

映画スラムダンク THE FIRST SLAMDUNK 公開初日 感想ネタバレ

映画スラムダンク THE FIRST SLAMDUNK 公開初日 感想ネタバレです。

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流川のムビチケで、早速初日に観てきました。

主要キャスト

キャラ名 キャスト名

宮城リョータ 仲村宗悟
桜木花道 木村昴
流川楓 神尾晋一郎
三井寿 笠間淳
赤木剛憲 三宅健太

原作・脚本・監督 井上雄彦

あらすじと結末

宮城リョータが主人公。
沖縄に住むリョータは、ソータという誕生日が同じ兄と、妹と母と暮らしていた。
父が幼い頃に亡くなってしまい、母を守るため、ソータは自分がキャプテンで、お前が副キャプテンだと言った。

バスケが上手かったソータは、高校に上がったら王者、秋田県の山王工業高校に勝つことを目標としていた。
ある日ソータは、海に友人たちと釣りに行って帰らぬ人となった。
その日、1on1の約束を反故にされたリョータは船に乗ったソータに怒り、泣きながらもう帰ってくるな!と言っていた。

ソータが亡くなって母は不安定になり、ソータと同じ背番号7をつけるリョータに怒り、泣き崩れた。

リョータはソータほどバスケの才能がなく、大人たちに兄の代わりにはなれないと囁かれた。母も試合中、リョータ自身を見ることはなく、ソータの面影を見ていた。

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高校に上がり、子供の頃にバスケの相手をしてくれた三井寿と再会したが、三井は不良になっていた。

部活では赤木剛憲とウマが合わず、三井とその仲間からは喧嘩を売られ、怪我をした。

バイクを走らせ、事故で重傷を負ったリョータは、回復後に沖縄に帰った。そしてソータと遊んだ海辺の洞窟にある秘密基地へ向かう。
ソータの遺品を手に幼少期を思い出し、何もかも上手くいかない辛さで、リョータは声を上げて泣いた。

山王高校との対決の前夜、リョータは母に向けて手紙を書いた。
生き残ったのが俺ですみませんと書きかけ、ゴミ箱へ捨てた。

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朝になり、手紙を読んだ母は、リョータの試合を観に行った。

強豪、山王高校に苦戦する湘北。しかし最後の数秒で桜木花道のシュートにより、逆転勝利を収めた。

試合後、海辺にいた母にリョータは秘密基地にあったソータの赤いリストバンドを母へ渡した。
お互いの顔に翳りはなかった。

ソータの遺品まで片付けようとしていた母だったが、娘の言葉もありテーブルにはソータの写真が飾られた。

リョータは卒業後、NBAへ進出し、山王高校出身のエース沢北栄治と対峙した。

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感想

内容はリョータのスピンオフである読み切りの「ピアス」のリョータの設定+原作の山王戦+オリジナルストーリーという感じでした。

「ピアス」は高校に入る前の宮城リョータと彩子の前日譚か、パラレルワールドのようなものです。

はっきりと公式的に繋がっているかどうかは定かではありません。ですが今回、ピアスで出てきた、リョータが兄に帰ってくるなと言って、そのまま亡くなってしまったという設定と、秘密基地が出てきたので、公式ということかもしれません。

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これから良くも悪くも素直に思ったことを書きますので、寛容な方だけ読んでください(笑)

公開前に作画、映像と声優についてだいぶ議論されていましたが、やはり気になりました。
特に人物が3DCGなのが苦手でした。声優についてはそこまで気になりませんでしたが、流川の声が分かりづらい場面があったかなと思いました。

聴き慣れている声でこれまでテレビアニメを見てきたからなので、慣れれば大丈夫かと思います。特に私が、耳がいい方ではないのもあります。
背景は2Dアニメ、手描き(作画)に近い感じがしました。

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ただ、事前情報の特報で映像と声はこんな感じ、というのはある程度わかっていたので、まぁこんなもんかなと思いました。

作画(手描き)でアニメを作るというのは、とんでもないコストと時間がかかるというのはよく知っているので、限られた予算の中で全力で作った作品だと思いました。

例えば比較対象に挙げられがちなシティーハンタープライベートアイズなんかは、映画館で観ましたし、確かに本当に素晴らしい出来だった思います。

シン・エヴァンゲリオンシリーズもそうです。

テレビアニメですと、ルパン三世も新作毎に作画頑張ってるなと思いますし、最近ではうる星やつらなど。

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そこで気が付いたのが、資金が潤沢そうなアニメは全部パチンコ化されているということです。スラダンはパチンコがないので、これまでの資金だけだと作画はキツかったのかと思いました。

クラファンでもすれば、結構集まりそうだと思います。公開後に知りましたが、ピンドラクラファンで映画化が実現しました。

ただ、それでも内容としてはほぼ総集編のような感じだったので、イチからとなると相当集まらないと難しいかもしれないと思います。あくまでアニメ業界の事情を全く知らない素人意見ですので悪しからず。

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声優が変更になった理由に関しては、2作目、3作目を作る予定があるからではないかと言っている人がいました。スラダン最後の戦いである山王戦はやってしまいましたし、予算のことを考えてもそれはないのでは?と思いますが、絶対ないとは言えませんね。

追記
これに関しては、井上雄彦先生が、ナチュラルな感じを出したかったから、当時の声優さんに一度それまでの演技を捨ててもらわなければならず、それは出来なかったから、という旨のインタビューしてました。

予想だにせず残念だったのは晴子でした。今時の軽い感じの女子になっていて、天然で可愛く、涙もろい晴子ではなくなっていたように思いました。

ですが本作の主人公はあくまでリョータなので、桜木の想い人である晴子も脇役ということだと思いました。

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ストーリーに関しては、暗くてちょっとじめっとしてると思いました。リョータのお母さんが酷いなと。ですが子供が亡くなった経験などないので、気持ちも分かりませんし、こうなるのも仕方ないのかなと。
活躍してから認めるのはわかるのですが、活躍しなかったら一生認めなかったの?と思ってしまったり。
バスケだけが生き甲斐でしたという手紙が心に響いたからであって、山王に勝ったかどうかは関係ないのかもしれませんが。

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ここまでマイナスな感想ばかり書いてしまいましたが、親子愛と試合シーンには、感動しました。
涙も流れました。

リョータが主人公よりも、花道が主人公が良かったと思ったのですが、それもこの映画の桜木が主人公であって欲しいと思うほど魅力的だったからです。

山王戦の桜木のオーラ、気迫、チームを奮い立たせる心意気。全てが主人公でした。
細かいですがヘイヘイがかっこよかっったです。バスケのあのボールよこせコール好きです。

絵が気にはなりつつも、試合の面白さに夢中になりました。随分前に読んで、内容はほぼ忘れていたので、山王と湘北、どちらが勝つかすらも忘れていたので息を呑んで見守りました。

なんとなく勝つよね?とは思っていたのですが、本当にぎりぎりの戦いだったので。スラダンは結果が分かっていてもハラハラしますし、面白く思えるので名作です。山王戦のアニメ化をファンが熱望したのも分かります。

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彩子とリョータの関係性がとてもいいなと思います。信頼関係があって、既に夫婦のような雰囲気だと思いました。

ミッチーとリョーちんが子供の頃に出会っていたとは驚きでした。若い頃のミッチーかっこよかったです。今も若いですけど(笑)

リョータがいつ沖縄から神奈川に行ったのか?住んでいるところなどよく理解できませんでした(汗)
沖縄出身なの納得の顔の濃さです。

ミッチーやはり人気で、アクリルキーホルダーがよく売れてました。レザーキーホルダーは花道が完売してました。さすが主人公。

これまでも花道の魅力は伝わっていましたが、本作でより好きになったので、観てよかったです。

推しの流川は可愛かったです。沢北に勝てないと言われていましたが、仲間にパスすることを覚えて。花道にパスして、花道が決めて流川とハイタッチ。スラムダンク最高峰の名シーン。最高でした。

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沢北が神社にお参りに行って、「俺に足りないものをください」とお祈りして、結果、負けるという貴重な経験を得て号泣するのがつらい気持ちになりました。

自分があんな参拝したせいでと思ってしまったかもしれません。どうやらこのシーンはオリジナルのようです。

神様スパルタですね。

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花道の背中の怪我、心配でした。背中とか首って怪我すると一大事ですよね。

でもそれでも、オヤジの栄光時代はいつだ?〜俺は今なんだよ!の名言は感動します。

グッズ

特に何も買わなかったのですが、売り切れが多数でした。
フィギュアセット湘北ジャージなど、高い商品ほど完売してたので、スラダンファンリッチだなと思いました(笑)

観終わった後にアクキー欲しくなったのですが、グッズコーナーがすごく混んでたので諦めました(涙)

追記
やっぱり流川のレザーキーホルダーだけでも欲しいと思って翌日行ってみましたら、全商品完売してました。午後15時のときでした。いつ売り切れたのかは不明です。

並んででも買っておけばよかったです!(泣)

後日通販があるのでそれを待つか、再入荷されるか分かりませんが、それを待つかしかないようです(涙)

はい!初日に観に行ってたくさん陳列されてたのに一個もグッズを買わなかったアホは私です!!どあほう!!

入場者特典


ビッグコースターに見えるビジュアルカードです。井上雄彦監督描き下ろしです。
裏面にQRコードがあり、読み込むとARが楽しめます。

読み込んでみますと、カードのキャラが動き出しました!そしてTHANKSの文字が。
これは嬉しい。感動しました!

NBAが楽天で見れる宣伝カードももらえました。生の試合すごい迫力あります。

追記
なんと、ユナイテッドシネマでは鑑賞後にポカリスエットの缶が貰えたそうです。
ミッチーが飲んでたものとして、これは親指で開けてくださいとのカード付きで渡されたそうです。
トーホーシネマズはなかったので、羨ましいです!

フライヤー


いつもの関係ないやつ貰ってきました。
コナン灰原とコナンのペアが好きなので絶対観に行きます。
他、アバター、銀河英雄伝説、レジェンド&バタフライ

おわりに

私が行った映画館はほぼ満席でした。スクリーン2つ以上開けているにも関わらずです。

30年近く前のアニメの新作で、これはすごいことだと思います。

熱い試合でした。これは大画面で見るべきです。
色々と絵や声で思うところがあるかもしれませんが、一度は見た方がいいと思います。

絶対に何がなんでも受け入れられないという人だと楽しめないかもしれませんが、ある程度俯瞰して作品を見れる人なら、充分楽しめる作品です。

思い入れのある作品という気持ちはよく分かりますが、だからこそスラダンファンには見て欲しいと思いました。

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もしCGではなかったら、声優が元のままだったら、更なる名作だったであろうとは思いますが、逆に言えばここまで違和感を抱かせつつ迫力ある試合と感動を叩き出したのすごいと思います。

俺たちは仲良しじゃねぇし、お前らには腹が立ってばかりだ。だが…ありがとよの赤木のセリフもジーンとしました。

花道がボールがコートから出かかったのを、手を限界まで伸ばして全力で取りに行きましたが、ワールドカップ三笘薫選手を思わせました。スペイン戦で、諦めずに足を伸ばし、ボールを中に入れて田中碧選手に繋ぎ、ゴールとなりました。

異なるスポーツでも共通する諦めない心、勝ちたい気持ち、チームへの想い、負けた時の悔しさ、勝った時の喜び。ワールドカップを見た直後なのでより胸に響きました。いい時期に上映されたと思います。

オープニングでキャラが描き出される演出、かっこよかったです。

かなりカットシーンあるようなので、原作読み直したいと思いました。リョータが可哀想になるので、試合シーンだけまた観たい気持ちです(笑)

ああスラダンって名作だな〜としみじみ思いました。

落ち着いたらまた観に行くと思います。その時は何かしらグッズが欲しいです。安西先生の顔が全面にあるレザーパスケースが売り切れていたのが衝撃でした(笑)
これも高級です!スラダンファン恐るべし。

本気のバスケを見せてもらいました。ありがとうございました☆

追記
エンドロール後も映像あります。
映画パンフレット


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