舞台『BANANAFISH The Stage -前編-』W主演 水江建太&岡宮来夢 初日現地観劇 感想ネタバレ 2021です。
大人気コミックBANANAFISHが、4度目の舞台化になりました。2005年、2009年、2012年に舞台化されています。
2018年には初のアニメ化がされ、大きな話題になりました。かく言うみよくも、先行上映会に行ったりカフェに行ったりとたくさん楽しみました。
今回の舞台は前後編で分かれています。
チケットがかなりの激戦で、あらゆる手段を尽くしましたが、初日のたった1枚しか取れませんでした。
Flowersの最速先行のみです。
取れただけ良かったですが、後編のチケットが全く取れる気がしませんね(笑)
本作は歌うシーンは全くなかったので、完全な舞台ですね。一部ではバナステと呼ばれています。
会場アクセス
天王洲銀河劇場
天王洲アイル駅(モノレール)
中央改札口を出て右の階段、エスカレーターを降りて右手の建物です。2階に劇場があります。
改札出てすぐに案内がありました。
天王洲アイルはモノレールとりんかい線がありますので、お間違いのないようご注意下さい。
食事処
1階に色々あります。
以前はラーメン屋があって、ラーメン食べる気マンマンで行ったんですがなんと閉店してました。
コロナ禍のせいかもしれません。ラーメン食べたかったのに残念です。
仕方なくうどんにしました。美味しかったです。
プロントもあるのですが、17時くらいにはもう混み合ってました。
外に座れるところがあったので、ケーキを持ち帰りにして外で食べました。オレンジ生チョコモンブラン。これも美味しかったです。
出演者
役名 キャスト名
アッシュ・リンクス 水江建太
17歳のマフィアをバックに持つ不良少年。かつて児童売しゅんを強要されていた。
奥村英二 岡宮来夢
19歳の日本人。棒高跳びの選手。
マックス・ロボ 内田朝陽
33歳のライターで、アッシュの兄とは親友だった。
伊部俊一 冨田昌則
プロのカメラマンで、棒高跳びの選手としてスランプに陥っていた英二を、ニューヨークの取材に連れて行く。
ショーター・ウォン 川﨑優作
アッシュの親友でチャイニーズ系。
シン・スウ・リン 椎名鯛造
ショーターの仲間でチャイニーズ系。
李月龍(リー・ユエルン) 佐奈宏紀
チャイニーズ系のトップ、リー家の一族。
アッシュに同族意識を持ちながら、英二という光を見つけた彼を憎んでいる。
アメリカ名はユーシス。
フレデリック・オーサー 早乙女友貴
アッシュと同じくマフィアをバックに持つ不良少年。アッシュに指を一部動かなくされ、根に持っている。
ディノ・F・ゴルツィネ 赤星昇一郎
マフィアのボス。アッシュやオーサーらを操ろうとする。アッシュに酷く執着している。
他
あらすじ
舞台はニューヨーク。アッシュと英二の出会い。
アッシュは実の兄を廃人にした原因の「BANANAFISH」の正体を探っていた。
BANANAFISHは麻やくの一種で、投与された人間の攻撃性を高める。
それをマフィアであるゴルツィネが兵器として利用しようとしていた。
兄が敵に撃たれ、復讐に燃えるアッシュ。英二はそんなアッシュを支える。
戦いが激化し、オーサーがアッシュに戦いを挑む。
見事オーサーに勝ったアッシュだったが、倒れてしまう。
ニュースではアッシュが亡くなったと報道。
しかし英二の前に月龍が現れ、あんなことでアッシュがしぬわけがない、ついて来い。と英二をどこかへ連れて行った。
感想
かなりざっくりとしたあらすじになってしまいましたが、大まかな流れはほぼ原作やアニメ通りなので、詳しく知りたい方はぜひ漫画やアニメを見てください。
大好きな銀劇で上演するということでワクワクしてました。
最速先行にも関わらず2階のBOX席だったのですが、初めてボックス席に座れて楽しかったです。
ワンスペースに4人だけで、ドアを開けると1畳くらいの小さなスペースで驚きました。
オペラグラスは必要ですが、そこまで遠いわけでもなく、役者が倒れたり横になるシーンが多かったので、上から見て表情がよく見えて楽しめました。
それと常に舞台上に高いセットが組んであって、そこでのシーンも多かったので、視線と同じ高さくらいで見れたことも良かったです。
今回の作品においては、ある意味2階以上の席は美味しい席かもしれません。理想は1階席と2階席で2回見れたらいいですね。
アッシュはとてもかっこよく、英二はとても可愛くて衝撃を受けました。
英二役の岡宮さんは刀ミュの鶴丸役やハムレットで見たことがありましたが、また違った雰囲気ですごく可愛くて天使みたいでした。汗すら綺麗。
水江さんは今作で初めてお会いしまして、写真よりも100倍くらいかっこよくて、あれ?水江さん写真写り悪い?(失礼)と思ったくらいでした。
いや水江さん及びファンの方すみません。写真ももちろんかっこいいのですが、誇張ではなく1000倍くらいかっこよかったです。
ストーリーでは、壁に映された映像で今はどこの場所にいるんだというのを、丁寧に教えてくれてました。
それとアクションシーンがすごくて、怪我をしないか心配になる程でした。アッシュのキックがすごくかっこよくて見惚れましたし、シンの身軽な動きもかっこよかったです。
シンもほんっとうに綺麗なお顔で、椎名さんは刀ステの不動行光しか拝見したことがなかったのでこちらも衝撃でした。
14歳の役をやってますが、34歳なんですよね椎名さん。20歳も若返っててすごいです。あと関係ないですが椎名さん本名なのもすごいです。芸名かと思ってました。
アクションといえば、名シーンの英二が鉄パイプで壁を飛び越えるシーン。
あれを再現できていたのも感動しました。
私は漫画→アニメの順で見て、先行上映会のアニメで見たときあのシーンにかなり感動したんですが、舞台でやるには難しいところを上手く表現出来ていました。
泣きそうになったのは、アッシュと英二が2人きりになって話すシーンです。
楽しそうにしてても、真剣な話をしていても2人の友情を感じてうるうるしちゃいました。
最初にうるっと来たのは英二がアッシュに銃の使い方を教わるシーンです。
なぜか英二が明るい笑顔でアッシュの元に来た時点でうるっと来てしまって。
アッシュは英二の笑顔を見る度に癒されてるんだろうなと、唐突に胸に感情が来ました。みよくも癒されてます。
私はアニメや原作漫画だと、2人の関係性をBLだと思っているのですが、舞台だと純粋な友情に感じました。
BANANAFISHに関しては、もう一歩先のブロマンス(かなり仲が良いホモソーシャルの関係)と考えている人も多いようです。
途中でBLTサンドのようなものをアッシュと英二が食べていて、英二のトーフサンドか!?と思いました。
アニメのキャンペーンカフェでは、英二特製?ヘルシーサンド トーフディップベーグル with エビアボカドサラダというメニューがありました。私は当時、ラーメン食べました。
アッシュが作ったどさんこラーメンライスというメニューです。
サンドを食べてるときの英二がまた可愛くて可愛くて。可愛さに泣くかと思いました(笑)
あと月龍がお気に入りになってしまいました。読み方はユエルンです。ユーシスとも呼ばれるのでたまにごっちゃになります。
月龍のビジュアルが好きすぎて。髪留めとピアスが好きでまじまじと眺めてしまいました。
アニメのミニキャラコースターの画像
雰囲気はツイステのジャミルに似てるなと思います。妖艶です。
ショーターがグラサン取ったらすごく綺麗な瞳をしていてギャップが面白かったです。
最期がつらかったです。ビジュアルは原作寄りでした。
今まで気が付かなかったことが不思議なんですが、アッシュがショーターを撃ったことで、マックスと同じ立場になったんだと今回で初めて気付きました。
親友をやむを得ず撃ってしまった。マックスは命までは奪わなかったけれど、アッシュは命を奪ってしまったのでマックスよりもさらにつらいですね。
あれだけ憎んでいたマックスのしたことを、自分がしてしまった。どんな気持ちなんだろうと。
ショーターが望んでいたことですし、あのまま生きていてもショーター自身つらかったと思うので、あれしか選択はなかったと思います。
ストーリーの内容を忘れてしまって、何でアッシュがしんだことになっているのか忘れました(汗)
後編を楽しみにしています。
グッズ
パンフレットを買いました。
袋がもらえないので、エコバッグも買おうとしたのですが、事前に通販で注文をして専用窓口で引き換えをしなければならなかったらしく買えませんでした(泣)
パンフレットはQ&Aがいくつかあって楽しい内容です。
アンサンブルのメッセージもあり、読み応え抜群です。
おわりに
2.5次元って良いなぁと改めて思いました。
2.5次元舞台に馴染みがないバナナフィッシュファンの方がこれを機に2.5次元の魅力に目覚めてくれたら嬉しいなと思います。
後編がいつになるのかはまだ発表がありませんが、出来ることならまた現地に行きたいです。かなり難しい気がしますが(悲)
カテコでは水江さんと岡宮さんから一言ずつありました。岡宮さんとは目が合った気がしました。会場をよく見渡してました。
水江さんが最後に投げキッスしてくださいました。アッシュの投げキッスは格別です。
とても感動しました。最後まで怪我なく駆け抜けられるよう祈っております☆
後編の感想記事
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