恋を読む Vol.2 朗読劇『逃げるは恥だが役に立つ』逃げ恥 初日 感想

恋を読む Vol.2 朗読劇『逃げるは恥だが役に立つ』逃げ恥 初日 感想

恋を読む Vol.2 朗読劇『逃げるは恥だが役に立つ』逃げ恥 初日の感想です。

※紛らわしいですが有澤さん出演回の初日の記事です。

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初めて朗読劇を見たと思います。

以前に乙女ドラマCDの生レコーディングなら見たことあります。

関俊彦さん、大川透さん、井上和彦さんのおじさんと恋するドラマCDです。

あのCD大好きでした。

オジサマ専科の第1弾ですね。たくさんシリーズ出てます。

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確かマネキンに左右から台本見ながら甘い言葉を言うというなかなかの羞恥プレイな舞台だったと思います。

みよくは見れなかったのですが、その日は関さんのお誕生日もお祝いしてました。

7年前くらいのお話です。

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話が逸れましたが逃げ恥に入ります。

会場

有楽町マリオン内にあるヒューリックホールでした。
有楽町駅や銀座駅から行けます。

有楽町マリオンは35周年です。

入り口横にはタイトルと日付も。

地下鉄の交通会館の方に兵庫県アンテナショップがあって思わず写真撮りました。

兵庫県は有澤さんの故郷です。帰りに通ったので閉まってました。いつか行ってみたいです。横っちょ横丁という面白い通りにあります。

本物の兵庫がココにある。という煽りなのでぜひ有澤さんに本物かどうか検証して欲しいと思いました(笑)

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本日のキャスト/基本ストーリー

数日間、上演されていて、キャストが入れ替わります。


逃げ恥の基本ストーリーを知らない人のために簡単にストーリーとキャラクター説明をします。

◇=キャラクターの現状
()内がキャラクター名です。

梶裕貴(津崎平匡)
◇36歳独身、彼女いたことなし。

生駒里奈(森山みくり)
◇25歳独身、彼氏はいたことあるが「小賢しいんだよ」と言われてフラれた過去を持つ院卒で派遣切りに遭った無職。
父親の紹介で平匡の家の家事代行に就く。

有澤樟太郎(風見涼太)
◇27歳独身、結婚に懐疑的なイケメン。

濱田めぐみ(土屋百合)
◇52歳独身、独身生活を満喫しながらも結婚に憧れもあるバリキャリ高齢閉経処女。

明日もこのメンバーです。

6日の回がとても見たかったのですが予定で行けません。

6日は吉沢悠、内田真礼、斉藤壮馬、朴璐美という錚々たるメンバーです。

特に風見役の斉藤壮馬さんと百合役の朴璐美さん心底見たかったです。

2日の石川界人さんも見たかったです。

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舞台版の基本ストーリー

独身男女4人の恋愛もの
モテない男、平匡の家に11歳年下の女性、みくりが家事代行にやってきて、効率化を目的に契約結婚
ひとつ屋根の下で暮らすうちにお互いに恋に落ちる

契約から始まった二人はぎくしゃくしながらも距離を縮めていく。
仲が深まり、いざ入籍となった段階でみくりは結婚するとなると無償で家事をしなければならなくなるのかという疑問を持つ。

自分も働いて家事も二人で分担するかなど冷静に取り決めをできるようにみくりは家を出て、就職活動をする。
距離を置いたことで平匡もみくりも相手が自分にとって必要で、大事であることを再認識する。

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モテる男、風見は平匡とみくりの契約結婚を見破り、平匡を羨ましがってみくりの家事代行シェアを持ちかける。

嫉妬する平匡。風見は相変わらず結婚に前向きではなく、経済的に自立していて子供を作る必要もない百合に惹かれる。

百合も年齢差を気にしながらも風見の優しさと想いに惹かれていく。

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結末は感想の中で!

感想

ネタバレありますのでご注意。

朗読劇ってただ丸椅子に座ってみんなで読み進めるだけだというイメージを持っていたのですが、舞台一面に映像が映し出されていて面白かったです。

抱きしめたり、手を繋ぐというシーンは実際には触れず、台本を二人で持って読むことで表していたのが独特でした。

ストーリーはドラマと概ね一緒です。ドラマというより原作漫画準拠ですね。

漫画は全9巻で一度完結しましたが、続編の最新10巻が出ています

ドラマ版は藤井隆さん目当てでリアタイしてました。

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ドラマの逃げ恥の中で好きだったのは百合の年齢に関する呪いの話で、舞台でも出てきました。

若い女性が年上の女性のことを価値がないとバカにして若さだけに価値を置くことは、将来の自分を蔑むことと一緒で自分に呪いをかけている

という内容です。これは若い女性にだけ言えることではないと思っています。

若いことは素晴らしいことで尊いことだと思いますが、同じように年上の人も尊重されるべき存在でお互いがお互いを敬うことが大事だと考えます。

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あと好きな台詞は、みくりの「うちは愛だけではなくて感謝で繋がっているから」というセリフです。

これは考えさせられます。愛は時にエゴにもなる感謝の気持ちは忘れないようにしたいですね。

生駒さんの見た目がみくりにぴったりで可愛かったです。

みくりが元彼(有澤さんが演じていました)に「お前無理だわ」と言われるところで自分が振られてるような気分になって泣きそうになりました。

結構、辛辣なこと言う男の人いますからね。

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有澤さんや濱田さんが元カレや元カノなど、他のキャラクターを演じるとき後ろを向いて台詞を言うのですが、それがまた哀愁を誘って切ないんです。

中盤位から、みくりと平匡のやりとりがいじらしくて泣きそうになってきて、でも隣の人泣いてないし一人でおいおい泣いてたら引かれるかもなどと気にして泣くのを我慢していたのですが、風見と百合のラブストーリーでダム決壊でした。堪えきれませんでした。

よく隣の人が号泣してると冷めちゃうって言う人いるじゃないですか。だから劇場とかだと我慢しちゃうんですよね。恥ずかしいのもあります。

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風見の過去の話。

中学2年生の時に一つ上の先輩と付き合ったものの、相手が自分では風見くんと釣り合わないと言い出し、それなら別れようと言ったというもの。

風見は相手がそのままの君でいいよと言ってくれるのを待っていることを分かっていたが、自信がないのを自分のせいにされた怒りや悲しみで振ってしまう。

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ここも涙が止まらなくて。思い出しても泣けます。

釣り合わないからといって諦めるのって、頑張ろうとしてないし、相手の気持ちも考えてませんね。

風見は当時の彼女のことを好きで、釣り合わないなんて考えてなかっただろうと思って泣けました。

書きながら涙出てきました。

舞台には出てきてないですが、ドラマ版の逃げ恥では“やりがい搾取”というワードも話題になりましたね。

逃げ恥はあらゆる価値観や固定観念に訴えかけた、ラブストーリーが軸でありながら社会派の一面も持つすごいドラマです。

原作も読んでみたいです。

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結末

最後に平匡とみくりは入籍しますが、そのやりとりは新婚夫婦そのもので微笑ましかったです。

風見と百合はとことん泣かせに来てました。

二人は付き合うことになりますが、百合は別れることが前提で付き合いました。

いくら風見が百合のことを愛していると言っても、25歳も年下の男性から言われても百合は信じられないんだろうと思います。

せっかく風見に「恥ずかしくたって他人にみっともないと思われたっていいじゃないですか。自分の人生なんだから」と言われたのに、どうしても“大人なんだから”という気持ちが抜けないんですね。

それが百合の良いところでもあると思うのですが。

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風見と百合のシーンがいちいち背景が綺麗なんです。夜桜に三日月だったり、光や雪が降ってたり。

これは2日目の感想も混じりますが、オペラグラスを通して近くで背景を見ると平成初期のアニメみたいな雰囲気で可愛かったです。懐かしい気持ちになりました。

三日月はセーラームーンみたいな。

貴方が好きなの!と百合が叫んだあと、風見が心臓が止まるかと思ったと笑顔になるのがキュンキュンです。

初日は遠い席で肉眼で見てたので表情は見えなかったのですが、2日目は仕草などもしっかり見えて、ところどころできゅんきゅんでした。

その後の、カーテンを開いて百合を招くところがまた。

いま思ったのですが、百合と風見の席は離れていて2つの窓がある感じだったのですが、最後に風見の部屋の方に百合を招き入れたのは風見の人生に百合を招いたという表現なのかなと思ってもうみよくの心臓がとまりそうです。

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このラストのカーテンのシーンは2日目の公演後にあそこいいよね!と話している人がいました。

他にも風見の萌えポイントたくさんあるのですが千穐楽の方に回します!

初日の萌えポイントは次の通りです。

・場面切替のカーテンが引かれるところで足が長すぎて膝がカーテンに引っかかってた

・カテコのはける時に一人だけドアより背が高くて頭はみ出てた

・他のキャストが笑顔で客席に手を振っている中、ひとり片手を挙げて颯爽と去っていくプレイボーイ風見

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フライヤー


新海誠監督『秒速5センチメートル』が初の舞台化です。
恋を読むVol.3です。

アニメは見たことあります。秒速5センチメートルとは、桜が舞い散るスピードのことで、逃げ恥でも何度か桜のシーンが出てくるので思い出してました。

ちなみに恋を読むシリーズの第1弾は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」です。

鈴木拡樹さん、三浦宏規さんらが演じてました。今年3月に再演もされて、その際は荒牧慶彦さん、蒼井翔太さんらが演じました。

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逃げ恥のフライヤーは六本木の舞台で貰ったものです。

フライヤーは宣伝のためにあるので仕方がないのですが、公演会場ではその公演のフライヤーが貰えないのが少し不満です。
映画もそうですね。

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祝花


たくさんの素敵なお花が届いていて、撮らせて頂きました。この写真のお花には宝石とライトがついていて驚きました。

階段に飾ってあったこれなんかすごく可愛いし大きなベルがついていてすごいです。

プレゼントボックスもあって、プレゼントやお手紙も入っていました。すっかり頭から抜けていて、何も用意せずに2日間参戦してしまいました。まだまだですね!

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ブロマイド


有澤さんと濱口さんのセットを買いました。

素敵です。

千穐楽の記事はこちら

最終回 夫婦を超えてゆけ

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