劇場版映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!) このヤロウ MOVIE』公開初日 〜グッズ Tシャツとパンフ購入 特典あり〜 感想ネタバレです。
2025年9月26日(金)公開です。
オダギリジョーが監督・脚本・編集・俳優を務めています。
あらすじ
警察官で警察犬のハンドラーの青年、青葉には犬のオリバーが着ぐるみを着たおっさんに見える。ある日、スーパーボランティアの小西さんが失踪する。
カリスマハンドラーの羽衣と共に、小西さんが消えた海辺と向かった。そしてそこで赤い扉を見つけた。中から小西さんが出てきた。一体何があったのか。小西さんの回想へ。
感想
難解すぎました。絶対に分かりやすい映画にしないぞというオダギリジョーの執念を感じました。
これを人に面白かったよとは勧められないですね。
前半はまだ良かったのですが、後半がまるで意味不明です。
連ドラの方はあんなに面白かったのになぜ!?と思いました。結構、ドラマを見た事がなく映画を観に行く人が多いようで意外でした。見たことある人ばかりかと。
私としてはドラマ版がすごく面白かったので、映画を観て意味がわからないと思った人が、ドラマもこんななのかなぁと思って見なかったら残念です。普通にドラマはめっちゃ面白いので見てほしいです。
犬あんま出てなくない?と言われてましたが、ドラマの方は犬めっちゃ出てますので。
ツインピークスという海外ドラマに影響されているのでは、という感想をいくつか見ました。見たことないので分からないですが、何人かの人が言ってるのでそうなのでしょう。
面白そうなドラマですね。
オダジョは何も考えずに見て欲しいと舞台挨拶で言ってましたので、何も考えずに見る映画なのだと思いました。
てっきり、色々考えを巡らせて欲しいのかと思ってしまいました。
麻生久美子さんの存在が救いでした。日曜日の初耳学で、時効警察を連想させるのを懸念して、一度麻生さんをキャストから外したと言っていたのですが、麻生さんいなかったらこの映画沈没だよ!?と思いました。
舞台挨拶での存在感もそうですし、本当に麻生姐さんがいてくれて良かったと思います。10円チョコなんて言ってないでオダジョはもっと感謝すべき。劇中本当に可愛かったです。
黒木華もすごく良かったです。短い時間の出演でしたが、最高でしたね。宇野祥平の女装も良かった。後から知りました。すごく似合ってました。
あと今回一番話題になったと思われる深津絵里。8年ぶりの映画出演だそうで。本当にこんな意味不明な作品に出演してくださってありがとうございます。
突然のインド映画は今回も入っていて良かったです。
夢の中のようなシーンが多かったですね。昔の北野作品みたいな。本業が監督じゃない人って何で夢の世界を描きたがるのだろう。
もう終わりそうという雰囲気の中、まさかこのまま終わらないよね?ちゃんと結びの部分あるよね?と思ったけどそのまま終わってしまい。
おーい!!となりました。EGO-WRAPPINの曲の雰囲気はとても良かったのですが。
別に、オダジョが趣味の自己満でワールドを展開させたいということならそれでもいいのです。シネコンだぜ!?とは思いますが、自由だと思います。
ですが、色々コラボしたり、グッズもたくさん展開したり、番宣にもたくさん出てるということはヒットさせたいという気持ちもあると思うのです。それならもうちょっと、大衆向けにしよ!と思いました。
断っておくと、みよくはオダジョの長年のファンです。なので、応援したい気持ちは山々ですし、ムビチケも事前に購入してました。それだけに、悔しさがあるというか。
でも、オダジョはみんながいいと言うものは良いものとは思えないと言っていたので、私のような感想の人がいても良いのだと思いました。オダジョ理論だと、みんなが絶賛してたらそれは良いものではない、ということになるので。
ドラマ見てない人の方が先入観なく見れて良かったのかも?ですが続編ありきなら、あの終わり方でもまぁアリなのかなと思いました。全く期待しないで行ったらそれなりに面白いかもしれないので、これから観に行く人には全く期待しないで行ってくださいと言っておきます。考えるな、感じろ。
グッズ
Tシャツとパンフレットを購入しました。
Tシャツ、MとLで迷ってMにしたのですが、結構小さめなのでLでも良かったかもと思いました。
パンフレット、まだ中身読んでないですが、特典として、深津絵里さんの歌のシリアルコードが入っていました。mu-moというサイトに登録し、専用アプリが必要です。「色彩のブルース」が収録されています。
おわりに
本当にファンなの!?と疑われるかのような辛口で書いてしまいましたが、アイスが食べたいって言ったのにお母さんがプリン買ってきて「アイス買ってきてって言ったじゃん!」と口がアイスになってるのにプリン出されて駄々こねてるようなものなので、あまり気にしないでください。あと、映画を観た後で良いので、ドラマ観てください。
ドラマ版が刺さらなかった人が、ファンや信者が絶賛してるだけ!と言っているのを見かけたのですが、全然そんなことないです。あれも独特ではありますが、7割くらいの人は面白いと言う作りになっています。映画は3割くらいだと思います。
知らなかったのですが、ドラマの方はXで世界トレンド1位、東京ドラマアウォード2022で単発ドラマ部門作品賞グランプリ受賞、ギャラクシー賞月間賞受賞していたそうです。なのでやはり、ファン目線抜きで対外的に見ても面白いドラマだったということです。
また監督作あったら必ず観に行きます。次回作の制作費のために、つまらないかもしれないけど、皆様、観に行ってください!応援よろしくお願いします!
追記
TBSの人生最高レストランにオダジョが出演したので見ました。
韓国の海雲台元祖ハルメクッパでサインをこうだくみにして大炎上したエピソード。みよくが大好きなエピソードですね。通称「こうだくみ事件」。当サイトでもちょくちょく話題に出してきましたが(笑)
炎上した結果、出演した韓国の映画はお客さんがボイコットをし始めました。韓国での映画の舞台挨拶で制作関係者から謝りなさいと言われ、謝りたくなかったので謝らなかったら、椅子に座るところを写真にバシャバシャと撮られ、オダギリジョー、謝罪!!と新聞の一面に出されました。
そして、個人的に謝りに行こうと思い立ったオダジョーは、お店に行きました。すると、サインは盗まれたと言われたので、また書いてあげることにしました。
こうだくみ coming back again!!
また倖田來未かーい!!大炎上してせっかく証拠隠滅のようになってたのにさらに煽るサインを書くという太々しさ。このエピソード、なんぼ聞いても味がしますね。
この件につき、もういい大人になったので、改めて。ということで韓国のお店に向けてメッセージを送るオダジョ。
カムサハムニダって言ってました。意味はありがとう。謝ってないやん!!
番組紹介では謝っているかのような動画が流されていましたけどね。また謝ってる風で編集されてる(笑)
日本が韓国マンセーな空気の中でこの対応できるのオダジョだけですね。本当にいつも敵を限りなく量産してて大好きだよ。
ちなみになんでこうだくみと書いたかというと、このお店ではサインの横に写真を貼っていたので、お店に訪れた日本のファンが、「サインと違うじゃん(笑)」と笑えるようにと書いたのでした。私だったらもう大爆笑してたでしょうね。今画像見ても笑えますもん。
オダジョがおすすめしたわけではないのですが、モモタイというタイ料理店が紹介されてたので今度行ってみます。トムヤムクンラーメンあるので。
他にも、留学した初日に警察に捕まって、その警察がルームメイトだったとか面白いエピソード満載でした。
TVerで配信中です。30分番組なのでサクッと見れます。映画よりずっと面白かったよ(笑)
作り手としての苦労も語っていて、大変な苦労をしているのを分かっていながら、酷評した私をお許しください。また観に行くので。
つくづく私は、オダジョが好きなような映画が好みじゃないのだと思いました。大衆向けの方が好きなのでしょうね。
それでも俳優・オダギリジョーも、監督・オダギリジョーも追うことはやめられないですね。分からないまま着いて行ってる感じですね(笑)
でも有難いです。自分では選ばないような作品に彼が出ていると、見てみようと思って、見てみると面白いことが多々あるので。ドラマも映画も。
いつだって新しい景色を見せてくれる人ですかね。
だからブーブー言いながらヨタヨタついて行くのでしょうね、これからも。え〜!?もう〜!と渋々プリン食べてみて、まぁプリンもいいか。とモグモグするのでしょう。映画観てね!
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