ミュージカル刀剣乱舞『江水散花雪』Blu-ray特典映像ドキュメンタリー(バクステ)感想 刀ミュです。
最初、情熱大陸(TBS)かと思ったのですが、プロフェッショナル 仕事の流儀(NHK)に近いと思いました。
それくらい濃かったです。
今回の特典映像は、これまでにない映像特典に思えます。
まさにドキュメンタリーという感じでした。
出演者一覧
和泉守兼定 有澤樟太郎
大包平 松島勇之介
山姥切国広 加藤大悟
小竜景光 長田光平
(黒衣 兵藤結也)
南泉一文字 武本悠佑
肥前忠広 石川凌雅
井伊直弼 俵木藤汰
吉田大次郎 遠藤雄弥
会沢正志斎 犬飼淳治
岡田以蔵 きたつとむ
ヘアメイク 糸川智文
演出 茅野イサム
殺陣師 清水大輔
振付・ステージング 本山新之助
音楽監督 YOSHIZUMI
他 関係者多数
感想
ネタバレあります。ご注意ください。
掻い摘んでの感想になります。
Documentary of 江水散花雪
まず最初に、有澤さんと松島さんを除く4名の稽古の様子でした。
台本読みから始まりました。
そこから、茅野さんの厳しい演技指導が行われてました。
石川さんが悔しさで泣いてました。
茅野さんにキャラクターについて、ゲームをやる以外にどうすれば理解できるかと、指導を仰いだのですが、自分で考えろ、何でなんでも聞くの?と言われてしまったのです。
一から出直しますと言ってました。
石川さん、その後も、すごく繊細でして、「惨めな自分」と言っていたり、なんだか可哀想で、もらい泣きしそうになりました(泣)
有澤さんが「全然できてないなんてことはない」と慰めてました。
有澤さんと松島さんは、後から稽古に合流しました。
有澤さんは、茅野さんから、「新人の面倒を見ろ、俺が3名、お前が2名」と言われてました。
「稽古初日から、圧倒的経験値の差を見せつけていました。」とナレーションがあり、嬉しくなりました。
「あとで兼さんに教えて貰って」と言われていたり。すごく先輩でした。
刀剣男士キャストの選び方について、心中してもいいなと思えるかどうかで選んでいると聞いて驚きました。
それでもオーディションの中からなので、必ずしもそういう人が揃うか分からないけれどもとのことでした。
初めて休みの日に自主練したと有澤さんが言ってました。
有澤さんが、後輩たちから感謝されてました。
そんな有澤さんは、松島さんが場を和ませていたと評価してました。
松島さんも、沈んだ空気のとき、盛り上げようと努めたと語っていました。
関係ないですけど松島さんの睫毛がつけまつ毛つけてるの?というくらいバッサバッサですごいなと思いました。
役作りのため、役者の皆さんが色々な場所を訪れていて感心しました。
加藤さんが傘張りするので、傘を見に行ったり、松島さんが桜田門外ノ変の跡地を見に行ったり、石川さんが刀、武本さんが猫など見に行ったりしてました。
桜田門って千代田区にあったんですね。桜田門駅から1分だそうです。名前まんまですね。
武本さんが訪れていた、谷中にある谷中堂気になります。今度行こうかと思いました。
谷根千散歩の記事
武本さんのターンだけお散歩番組みたいで突如として癒されました(笑)
石川さんは、銀座にある日本刀専門店、誠友堂に行ってました。
銀座はよく行くのですが、こんな場所があるとは知らなかったです。
前髪下ろしてカジュアルな格好で刀を構えていたので、異世界転生の主人公みたいでした。
最初の方で怒られていた石川さんでしたが、後半ではとても成長したと言われてました。
石川さんというと、一目惚れしたダンスを思い浮かべます。
この流れで演技じゃないのかよ!と言われそうですが(笑)刀ミュでダンスに一目惚れしたのは石川さんが初めてですので敢えて言わせて頂きます。
私はあの堂々とした素晴らしいダンスをした人が、稽古で泣いていただなんて信じられない気持ちでした。
あと長田さんが特典映像中、ずっと可愛かったです(突然)
いや、素の姿でインタビュー受けてるんですけど、お肌が真っ白でもちもちで笑顔が可愛くてすごく可愛いんですほんと。
小竜景光も笑顔が好きです。笑顔がとてもいいです長田さん。癒しです。
ダメ出しをされ、残って殺陣の練習をする長田さんに、石川さんが付き合った時、長田さんは悩み、頭を抱えました。
それを石川さんが覗き込んで腕を掴んで持ち上げると、髪をかき上げて笑顔でねと長田さんがニコッとしたのですが落ち込んでるところ悪いのですがキューン♡としました。
ぐぐぐっと力づくで長田さんの顔を上げさせてる石川さんにちょっと笑いました(笑)
黒小竜のターンが来ました。
長田さんは、裏の音響ブースで声を当てています。
裏で観客には見えないけど、メイクとウィッグをしっかりしてました。そして、身振り手振りもつけて。
裏の暗い部屋で、「なんてこないよ。たくさんいた、主の一人さ」と演技している姿を見て、じわっと心に染み入るものがありました。
大千穐楽が終わり、裏で涙してキャストたちとハグする小竜景光を見て貰い泣きしました(涙)
ライビュで小竜景光のカテコの挨拶した時も滝のように泣いたのを思い出します。
MVの撮影風景も収録されてました。美しかったです。映画の撮影を見ているようでした。
クリエイターズ of ミュージカル『刀剣乱舞』
ヘアメイクの糸川智文さんと、茅野さんと、有澤さんの対談です。
有澤さんが初めて兼さんの姿をした御披露目のとき、減量のため、貧血で倒れたエピソードはびっくりしました。
だからあんなに細かったんですね。今でもかなり細いですけれど。
マネージャーに、「僕降ろされますよね?」と聞いたそうです。降ろされなくて良かったです!
糸川さんがウィッグについて語っています。
一本、一本手作業で作ってました。
兼さんの長い髪について、まともに作ると4kgくらいになるのを、工夫してとても軽くして、500gくらいにしたそうです。
小狐丸のウィッグについても語っていました。動物の毛を使っているそうです。
有澤さんが、緑の髪の毛でも色んな緑を使ってると言ってました。
糸川さんが兼さんのウィッグは捻り技の集合体で、脳がショートしそうになると言ってました。
全身黒の小竜景光は、茅野さんの案だそうです。
兼さんは極になったけれど、これからどうしたい?と茅野さんに聞かれ、有澤さんは双騎、単騎と言っていました。
おわりに
掻い摘んでの感想でした。
これは、刀ミュ好きなら絶対に見ておいた方がいいと思いました。
特にクリエイターズ〜は刀ミュの命とも言えるウィッグについてなので必見です。
茅野さん厳しい指導で怖かったですが、愛に溢れてるなと見てて思いました。
みよくも高校のスポーツ部で、泣きながら(そのスポーツを)やりたいですと言ったことがあり、リアル三井寿やりまして、石川さんの涙を見て思い出しました。
今は虚弱貧弱軟弱を極めているので、もうあの環境に身を置くことは無理ですね。
あの熱く厳しい青春を、日々お仕事にしているんだと思うと、羨ましくもあり、恐ろしくもあります。
みよくは高校の3年間だから頑張れましたけれど、この厳しさを舞台の度に経験しているのかと思うと眩暈がしそう。
ですがみんなで笑っているのを見ると、いいなと思います。
まだ見てない方も、ぜひ円盤入手して、特典映像を見て欲しいです。
これまでにないほどの、熱い内容となっております。間違いなく、見て損はないです☆
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