新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』公開初日 感想ネタバレ

新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』公開初日 感想ネタバレ

新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』公開初日 感想ネタバレです。

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初日に見てきました!
厳密には、数日前に先行上映されているので、完全な初公開ではありません。

全国的に公開された公開初日となります。

キャスト声優

岩戸鈴芽 原菜乃華
宗像草太 松村北斗

ダイジン 山根あん

岩戸環(たまき)
すずめの叔母
深津絵里

芹澤朋也(せりざわ ともや)
草太の友人
神木隆之介

宗像羊朗(むなかた ひつじろう)
草太の祖父
松本白鸚

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あらすじと結末

主人公の岩戸鈴芽(いわと すずめ)は九州に住む、17歳の女子高生。

母を幼い頃に震災で亡くし、今は叔母と2人暮らしをしている。

ある朝、東京に住む大学生4年生の宗像草太(むなかた そうた)という青年と出会う。

ソウタは教職を目指しながら、代々受け継がれる閉じ師という仕事をしていた。

閉じ師は、全国に現れる扉を閉じる仕事をしてきた。

専用の鍵があり、呪文を唱え、扉を閉じる
扉を閉じないと扉の中から出てくるミミズと呼ばれる化け物が地面に倒れると、地震を起こしてしまう。

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すずめはソウタに「この辺に廃墟はないか」と聞かれ、その場は去ったものの、気になって跡をついて行った。

すると廃墟に扉があり、扉を開けると星空と草原があった。しかし中に入っても向こう側に出てしまうだけで、その世界には行けない。

そこは常世(とこよ)と呼ばれる場所で、死者だけが行ける。

すずめが近くの地面に刺さっていた石が気になり、持ち上げると白猫になって逃げて行った。

怖くなったすずめは廃墟を去るが、学校から巨大なミミズが見え、再び廃墟へ走った。

そこにはミミズを閉じ込めようと、扉を必死に閉めようとするソウタがいた。

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2人で協力し、扉を閉めることに成功したが、ソウタは傷を負ってしまった。

手当のために自宅に呼んだすずめ。

そこに先ほどの白猫が痩せ細った姿で現れたため、すずめは餌を与えた。

すずめは白猫に気に入られたが、ソウタは「邪魔」と言われ、すずめの母の形見である子共椅子に呪いで変えられてしまった。

元の姿に戻るため、ソウタが白猫を追いかけ始めたので、その後をすずめが追った。

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ソウタが言うにはその猫は要石(かなめいし)という神様で、ミミズを封じる役割を持っていると言う。

船に乗って逃げた要石を追って、ソウタと共に旅をすることになったすずめ。

要石はSNSで大臣っぽいと話題になり、ダイジンと名付けられた。

ダイジンの行く先々で扉が開き、その度に封じたソウタとすずめ。

やがてソウタは自身がダイジンから力を移され、要石となったことを知る。

東京でミミズを鎮めるため、やむを得ず要石となったソウタをミミズに突き刺したすずめ。ソウタは常世へ行ってしまった。

ソウタを助けるため、入院しているソウタの祖父に話を聞きに行くと、すずめが子供の頃に偶然常世に入った時の扉から行けると教えられる。

すずめはソウタの大学の友人に頼み、すずめの実家へ叔母と一緒に向かった。途中で、もう1匹のサダイジンと呼ばれる黒猫と合流。

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扉を見つけ、常世に入るとサダイジンが大きな白猫に変わり、ミミズと戦った。

その隙に要石となって凍って固まっていたソウタを引き抜くすずめとダイジン。

引き抜かれたソウタは生き返り、代わりにダイジンが要石に戻った。サダイジンも要石となり、すずめとソウタは2人でミミズに突き刺した。

そしてすずめは、子供の頃の自分と出会った。

すずめは子供の頃に常世で出会ったのは母ではなく、自分だったと理解し、母を探して泣く子供の頃の自分を抱きしめ、慰めた。

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子供のすずめは現世の、扉の向こうへと行った。

現在のすずめとソウタも元の世界へ。すずめは「行ってきます」と言って扉に鍵をかけた。

ソウタと別れる際、「必ず会いにくる」と言って、ソウタはすずめを抱き締めた。

冬になり、初めて出会った坂道で、すずめはソウタの姿を見付けると「おかえりなさい」と笑った。

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感想

ジブリ感満載でした。敢えてそうしたのかな?と思いました。途中でルージュの伝言が流れますし。

ソウタは黒髪のハウルのようだし、常世はソフィが子供の頃のハウルに出会う星空の草原に似ています。

子供の頃に出会っている、というのも共通していますね。

ミミズはダイダラボッチみたいですし。

ダイジンはキュウべえ感がありましたね。

ただ、最終的にダイジンは改心してたので、子供の無邪気さであんなことになってしまったのだと思いました。

結局はネコちゃんたちが犠牲になるしかなかったのが悲しかったです。

人々の生活、思い出のシーンが泣けました。

震災をテーマにしているんですね。

すずめの塗りつぶされた日記には3.11とありました。

天気の子君の名は。もそんな感じでしたね。

この3作品の中だと、天気の子が一番好きです。


入口にはこんな注意書きも。

本作の声優は殆どが俳優、女優でしたが、殆ど違和感なかったです。
特に神木さんが上手すぎて驚きました。てっきり本職の人かと思ったので、エンドロールで神木さんだったの!となりました。

さすが、子供の頃から声優をしているだけありますね。ジブリにも多数出演してますからね。

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入場者特典


新海誠本。すごいです。キャラクターの設定画や、映画のテーマ、監督と俳優の対談など、まるで販売しているパンフレットのような充実さでした。

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本日のフライヤー


気になるのもらってきました。

おわりに


新海監督には災害に遭っても、愛と友情を持って力強く生きていくというテーマがあるんだなと思いました。

旅がしたくなる映画でした。

アマプラで冒頭12分見れます。

天気の子 感想記事

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