劇場版『輪るピングドラムRE:cycle of the PENGUINDRUM』後編 -僕は君を愛してる- 感想ネタバレです。
後編観てきました。昨日7/22公開です。
あらすじと結末
冠葉は陽毬の治療費を払う為、父、剣山のいた組織の残党とつるみ、悪事を働いて金を得ていた。
眞悧と協力し、苹果の日記も焼いた。
しかし苹果は運命を変える言葉を知っていた。
ダブルHのアルバムのタイトルからヒントを得た。
「運命の果実を一緒に食べよう」
苹果が代償で燃えているところを、晶馬が自分達が背負うと受け取り、冠葉と共に消えた。
苹果と陽毬は助かったが、晶馬と冠葉の記憶は誰からもなくなっていた。
地下で本を読んでいた幼い晶馬と冠葉は自分達の意志と桃果の助けもあり、地下を抜け出し、呪いから解き放たれた。
桃果は何度やっても無駄よと、プリンチュペンギンに貼られたシールを剥がした。
すると中に入っていった眞悧はだよねと抜けていった。
海辺で子供姿の晶馬、冠葉、陽毬、苹果、真砂子、桂樹、ゆりが「愛してる」と言い合った。
晶馬と冠葉は水族館で目覚め、何処へ行く?と話した。
感想
新オープニングで、新作アニメみたいな気分になりました。内容はTVシリーズが元で、それに追加されてる感じでした。
愛してると子供たちが言い合う場面がエヴァの最終回見たいと思いました。
何度も涙が溢れました。
陽毬の大きな愛。冠葉の、晶馬の、苹果の愛。
真砂子も冠葉を守る為に戦ったところかっこよかったです。
まさかペンギンに眞悧が入っているとは思いませんでした。
消えてくときにだよねと言ってたの面白かったです。
TVシリーズをリアタイしてた時は内容をよく理解出来てなかったのですが、桃果に特別な力があったということだと分かりました。
天使の桃果VS悪魔の眞悧の戦い、それに巻き込まれた人間たち、といった構図だと思います。
苹果にも特別な力が備わっているようでした。
エンドロールの最後で、「きっと何者かになれるものたちへ」と出たのが感動しました。
自分の存在意義や存在価値がわからないという人、大人も子供も含めてのメッセージだと受けとりました。
入場者特典
桃果でした。かっこいい。
おわりに
後編観たら、前編よりさらにTVシリーズがまた見たくなりました。
今はアニメ業界も大変なようで、なかなか地上波での放送も難しいみたいです。実写映画も配信だけなど出てきてますね。
映画は映画館で、アニメもリアルタイム放送が好きなので、寂しい気持ちがしますが、みんなで楽しめるいい時代を過ごせたと思います。
改めて、クラウドファンディングの参加者の皆様、ありがとうございました。そしてイクニ監督、スタッフの皆様、ありがとうございました。
ピングドラムは、これからも永遠に名作です⭐︎
関係ないですけど四畳半神話大系の劇場版が3週間限定上映すると知りました!予告も見ました。四畳半も大好きなアニメです。
四畳半は2010年放送、ピングドラムは2011年放送。いやー、アニメ黄金期ですね。
知らなかったのですが、四畳半タイムマシンブルースは2020年に発売された小説で、四畳半神話大系の続編でした。
アニメ化は初です。映画館上映のほか、ディズニープラスで独占配信されます。絶対映画館行きます(笑)
ピングドラムは、明日公開記念舞台挨拶があります!晶馬役の木村良平さんがコロナに罹ってしまい、欠席になりました。
推し声優の一人ですし、どうか何事もなく全快されますように。→全快されたとご報告がありました!安心しました。
公式チャンネルOP動画『ノルニル』
1期のOPですが、改めて見ると色々と詰まってるなと思いました。
輪るピングドラム前編配信中
前編『君の列車は生存戦略』の感想記事
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