2021年舞台化決定!原作漫画『XXXHOLiC ホリック』籠全巻+戻 感想ネタバレ

2021年舞台化決定!原作漫画『XXXHOLiC ホリック』籠全巻+戻 感想ネタバレ

2021年舞台化決定!原作漫画『XXXHOLiC ホリック』籠全巻+戻 感想ネタバレです。

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CLAMPの人気作品、ホリックをついに全巻読みました。

舞台化決定のニュースが出てから即全巻大人買いしたのですが、読破までだいぶ時間がかかってしまいました(汗)

概要


2003年に第1巻が発売されました。
作者は女性漫画家集団のCLAMP(クランプ)です。

2006年にアニメ化、2013年にはテレビドラマ化されました。

タイトルの意味

HOLICの意味は「中毒」です。

タイトルは無印に途中から籠(ロウ)というサブタイトルが追加されました。

2009年から変わったそうで、理由はよく分かっていませんが、主人公が店主になってからのようです。
表紙には特に何も書いてありません。

その最終回の後、戻(レイ)が発売され、そちらはまだ4巻までの発売で、未完のまま休載中です。こちらには「」と表紙に入っています。

籠は通常であればかごと読みますね。鳥籠など。
作中には鳥籠がキーアイテムとして登場し、主人公が籠の中の鳥として表現されているシーンがあります。

そこから籠と来たのかなと思いました。

戻は、主人公が終わってしまった日常に戻りたいと願っていたことと、作中で言われていた縁(えにし)が戻る、から来たのだと考えました。

籠も戻も何かもっと深い意味があるように思います。

籠のあらすじ

ある日、魔術で作られた願いを叶えるミセ(店)へ訪れることになった主人公の高校生、四月一日君尋(わたぬき きみひろ)。

彼はあやかしが見える体質

店主の侑子(ゆうこ)はその体質を治せると言う。しかし、その願いには対価がいると侑子。

その対価とは、ミセで働くこと

その日から四月一日は不思議なミセでアルバイトとして働くこととなった。

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ミセは普通の人には見えないが、願いを持った人は自然とミセへ足を運ぶ。

侑子は四月一日を助手にしながら、対価と引き換えに次々と願いを叶えていく。

侑子と過ごす中で四月一日はあらゆる妖怪に出会い、親交を深めた。

やがて侑子と四月一日の別れの時が来る。

侑子は四月一日に、四月一日が生まれる前に自分は亡くなっていた。ある人物によって存在を留められ、時が来たため消えると告げた。

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四月一日は侑子のただ貴方が存在てくれればいいという願いのため、ミセを継ぎ、侑子との再会を誓う

四月一日は侑子の代わりに店主として多くの願いを叶え、100年以上の月日が流れた

それでもまだ、侑子には会えなかった。

戻のあらすじ

いつものミセと学生生活の日常を過ごす四月一日。

しかしそれは別の次元で起こっていた偽物の世界だった。
四月一日がある目的のために自らの記憶を封印し、次元を超えていたのだった。

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目的を達成した四月一日は、侑子がいた頃に知り合った座敷童危機を救うため尽力する。

情報通の猫娘によると、座敷童は清廉な場所がないために穢れが溜まり、呪いの元である「呪謌(しゅか)」になろうとしているという。

呪謌はあやかしにとって魅力的なもので、狙っている者が大勢いる。

そしてその中に次元の魔女(侑子)がいる、と猫娘は言った。

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感想

面白いです。

表紙とタイトルに惹かれず、なんとなく読まず嫌い、見ず嫌いしていたのですが、人気なのも納得の面白さでした。

今まで読んだCLAMP作品の中では1番面白いです。

と言っても東京Babylonレイアースしか読んだことないのですが(笑)

ホラーのオムニバス形式のような部分があり面白いです。
ただ、他の作品とリンクしているようで、それがよく分かりません。

どうやらツバサという作品とリンクしているようです。登場人物がCCさくらに似ていて、どう関係しているのか未読のため不明です。パラレルワールド?

四月一日の学友、百目鬼静(どうめき しずか)が、まさか五月七日小羽(つゆり こはね)と結婚するとは思いませんでした。

書籍では何もそのような情報はないのですが、籠最終巻の19巻発売初回限定版についてきたOAD(書籍に特典としてついている映像作品(OVA ))「HOLIC籠あだゆめ」で明かされます。

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結構、年の差があるように思えます。四月一日たちが小羽に会ったとき、小羽はまだ小学生のようだったので。

確かに最後の方で百目鬼が小羽の手を握っている一コマがあったので、匂わせてたんですね。

同じく学友で四月一日の片想いの相手だった九軒ひまわり(くのぎ)は、誰か別の人と結婚したようです。

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最初、ひまわりのことを悪人だと思ってました。それがまさかただの強烈な不幸体質だったとは驚きました。

相手が誰であるかというのは分かっていませんが、百目鬼のようなお寺出身の人かもしれません。

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籠の最後で、100年以上経ち、百目鬼たちもみんないなくなっていたのはショックでした。

百目鬼と小羽の子孫がそばにいたのはまだ救いでした。

戻は時間軸的にそれより前の出来事のようですが、実際はどうなのかは明確には分かりません。

座敷童や侑子のがどうなるのかも気になりますし、続刊が早く読みたいですね。

舞台のこと

さて舞台ですが、来月上演になります。

期間は9/17〜26まで東京で、10/1〜3まで京都で上演されます。

出演者は全て男性です。

侑子が男性なことにも驚きましたが、他の出演者も全員とは吃驚です。

主演の壱原侑子役は刀ミュで千子村正役の太田基裕さん、もう1人の主役の四月一日君尋役は同じく刀ミュで堀川国広役の阪本奨悟さんです。

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他にも豪華出演者が脇を固めます。

舞台を見るために漫画を買ったのですが、チケットを買いそびれました。しかしまだ一般発売があるのでそれに賭けます。

一般発売は8/15(日)10時〜 ローソンチケット他発売開始です。

太田さんと阪本さんがW主演ならまず間違いないでしょう。
東京の会場が銀劇なので現地に行きたいですが、一般発売はどの公演もかなり取りにくいので覚悟が必要ですね。

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おわりに

戻の最終巻が2016年に発売されたままなのですが、舞台化したということは、原作も連載再開するかもしれませんね。

先日、この世で最も新巻を待ち望んでいたベルセルクの作者が急逝してしまって、今もふと思い出しては悲しくなるので、HOLiCはちゃんと完結して欲しいです。

楽しみに待ってます☆

追記 2021.11.23
なんと実写映画化まで決定しました。
主演は柴咲コウと、神木隆之介で、監督は蜷川実花です。
濃いです。濃すぎるメンバーです。観に行くしかないでね。


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