中国原作アニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』ぼくが選ぶ未来 感想ネタバレ

中国原作アニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』ぼくが選ぶ未来 感想ネタバレ

中国原作アニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』ぼくが選ぶ未来 感想ネタバレです。

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概要


中国のWebアニメが原作の映画です。
2011年にスタートし、現在で28話あり、まだ続いています。
10年近く配信してるとは驚きました。年に3話くらいのペースですね。

Wikiによると、映画はこのWebアニメの4年前を舞台にしているとのことです。

中国では2019年9月7日上映され、日本では2019年9月20日に字幕版で上映されました。

人気が出たため、2020年11月7日に吹替版が公開されました。


番外編の漫画もあります。

原作アニメ

1話を見てみましたが、絵柄がだいぶ違いました。
もっとシンプルです。
主人公のシャオヘイが少女に拾われ、一緒に住むという始まりでした。何があったのか気になります。

いきなりハウルが出てきて驚きました(笑)その後、犬夜叉も出てきてました。

映画の中国語のエンディングで、原作アニメのキャラクターらしきものが流れてました。

登場人物/キャスト


主人公 小黒 シャオヘイ(花澤香菜)
黒猫の姿をした6歳の男の子の妖精。人間の姿に変身もできる。金属を操る能力と、空間属性の領界を持っている。

無限 ムゲン(宮野真守)

最強の執行人と呼ばれる人間。シャオヘイと同じく金属を操る能力と、空間属性の己界を持っている。
437歳(Wiki)

風息 フーシー(櫻井孝宏)

シャオヘイを人間から助け、住処へ招待した妖精。人間を憎んでいる。

フーシーの仲間たち
虚淮 シューファイ(斉藤壮馬)
洛竹 ロジュ(松岡禎丞)
天虎 テンフー(杉田智和)

あらすじと結末

住んでいた森を人間に開拓され、街を放浪していた妖精のシャオヘイ。人間に襲われていたところを、同じく妖精のフーシーに助けられる。

住処に招待され、食べ物と寝床を貰ったシャオヘイ。仲間のシューファイ、ロジュ、テンフーとも打ち解ける。
そこへ人間で、執行人という職に就くムゲンがフーシーを捕らえにやってきた。

フーシーたちは逃げたが、シャオヘイはムゲンに捕まる。
筏でへ連れて行かれるシャオヘイ。館では人間と妖精が共存しているという。

ムゲンはシャオヘイが自分と同じ金属製の能力があることから、館に着くまでの旅の間、修行をさせる。

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最初は人間であり、フーシーたちを襲ったムゲンに敵意を抱いていたシャオヘイも、少しずつ心を開いていく

一方フーシーたちはシャオヘイを助けるため、ムゲンと戦い、シャオヘイを取り戻した。
しかしフーシーはシャオヘイの空間属性の領界という能力が目当てで彼に近づいていて、それをシャオヘイから奪った。

領界は他の能力と違い、奪われると命を失ってしまう

フーシーは奪ったシャオヘイの能力を使い、街の一部を支配。ムゲンはその空間に入り込み、フーシーと戦う。

空間の中ではフーシーが有利だったが、シャオヘイが目覚め、ムゲンと協力してフーシーを倒した。
シャオヘイは空間が2つあり、領界も重なり合っていたために目覚めることができた。

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人間と共に生きていくしかないとフーシーを諭すムゲンだったが、こそこそ隠れて生きていくのかとフーシーは拒否し、かつての故郷であったその場所で根を張り、樹木となった

フーシーの仲間たちは投獄され、シャオヘイは館へムゲンと共に辿り着いた。

館では妖精よりも強い人間であるムゲンに良い感情を持っていないものもいるため、館で暮すことはできないとムゲンは去ろうとするが、シャオヘイはムゲンを師匠と呼び、共に旅をさせて欲しいと抱きついた。

こうしてムゲンとシャオヘイは、共に旅へ出ることとなった。

感想

登場人物は簡略化しましたが、魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。ほぼ前情報なしで見たので、声優が超豪華で驚きました。

最初は能力がどうのと難しいなと思ったのですが、だんだん分かってきました。


中国映画ということと、ポスターにも惹かれなかったので見るか迷ったのですが、見てみたらバトルシーンの動きやキャラクターの表情の豊かさも素晴らしく、本当にストーリーも面白くて感動しました。

声優の力も大きいですね。ぴったりでした。

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最初はフーシーをいい人だと思っていたので裏切りにはショックでしたが、最期にごめんなとシャオヘイに謝っていたので、フーシーも悪いとは思っていたのだとろうと思います。

逆にムゲンを悪いやつだと思っていたので、印象が前半と後半でガラリと変わりました。
劇場で女性客がムゲン様かっこよかった!でもフーシーも悪くないよねと言ってましたが、ムゲン確かにかっこよかったです。

妖精や動物たちと人間との環境を巡る戦いというのは多くの作品で取り上げられているテーマですね。

ムゲンが古風な格好をしながらスマホを出したり、高層ビルが出てきたりとギャップも面白かったです。

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フーシーも可哀想なのですが、シャオヘイの能力があるから優しくしてくれたの?といった問いに何も答えられなかったのが悲しかったです。

生きてて欲しかったです。

生きるといえば、共に旅立ったムゲンとシャオヘイですが、ムゲンはおよそ人間とは思えない力を持っていますが人間なので、先に逝ってしまってシャオヘイが悲しい思いをするのではと思ったのですが、既に437歳なんですね。驚きました。フーシーは200歳くらいだそうです。

もしかしたらパンフレットに詳しく書かれているかもしれませんが、売り切れて買えなかったので残念です。

関係ないですが、デパートのようなところでのフーシーとムゲンのバトルシーンで、垂幕を触るシーンがあるのですが、ジャッキー・チェン思い出しました(笑)

あと王道の列車バトルシーンも入ってました。

入場特典

2週目の入場特典です。1週目はイラストカードでした。
シャオヘイの猫の姿と人間の姿のステッカーです。可愛いです。

主題歌

日本語の主題歌『Unity』を、ドイツ人と日本人のハーフであるLMYKが歌っています。

今作がデビュー作となります。

おわりに

最初は字幕で見たいと思っていましたが、日本語のエンディングも合っていましたし、キャラクターたちの声も良かったので吹替で見れて良かったです。

4DXも上映されていて、気になってます。海のシーンの尺が長いので、水がたくさんかかりそうです(笑)

いつか金曜ロードショーあたりで放送して欲しい作品ですね。

追記

パンフレットがアニプレックスから到着しました。
キャラクター設定のほか、声優さん達のトークなど載っていました。

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