熊川哲也 Kバレエカンパニー『海賊』大千穐楽 史上初のライビュ感想です。
去年12月に映画館で観たくるみ割り人形以来にKバレエカンパニーの公演を見ました。
今回はKバレエカンパニー初のライブ配信でした。
3年ぶりの上演で、メドーラ役の中村祥子さんと、コンラッド役の遅沢佑介さんがラストステージでした。
あらすじ
海賊のコンラッドたちは海で遭難し、陸でメドーラらに助けられる。
コンラッドとメドーラは恋に落ちるが、メドーラらが悪者に捕まり、人身売買に出されてしまう。
コンラッドたちはメドーラたちを助けに行く。
見事助け出すも、今度はコンラッドは味方に裏切られる。
コンラッドとメドーラを庇った仲間のアリは撃たれて絶命。悲しみに暮れるコンラッドだったが、メドーラと共に新たな航海に出発した。
感想
冒頭で司会の女性が出て、簡単なストーリーを言っていたのですがよく聞いていなくて、何もわからないまま見ました。
台詞は一言もないので、身振り手振りで想像しました。でも言葉がなくても大体分かりました。
冒頭から船が出てきて、航海している様子が壮大でした。
衣裳が美しく、ピストルやナイフなどの小道具が効果的でした。
ダンスもですが役者の表情も素晴らしく、感情がよく伝わってきました。
アリが撃たれる時の光の当たり具合が好きです。
おわりに
カーテンコールでも演者は何も言葉は発さないのですが、現地ではスタンディングオベーションで、拍手が鳴り止みませんでした。
中村さんは花束を受け取って涙ぐんでいました。とても美しく、40歳を超えているようには見えませんでした。
他のダンサーたちも泣いていました。
12月にはくるみ割り人形が上演される予定で、チケットが発売中とのことでした。生で見てみたいです。
素晴らしいステージでした。ありがとうございました。
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