アニメどろろ第5話『守子唄(もりこうた)の巻・上』 感想 ネタバレです。
MAPPA先行上映に行ってきました。
以前は整理券の配布をしていましたがなくなりました。
上映スペースに先着で座る形です。
ここからまだ本放送されていないどろろ5話のネタバレに入ります。
音を取り戻した百鬼丸
百鬼丸は音を取り戻したことにより、獣たちや人の声さえも煩く感じるようになりました。
白い影でカエルや鹿のシルエットが出てきて、NHKの子供番組みたいと思いました。
どろろの声はとても煩く感じるらしく、耳を塞いでいました。たぶん、子供の高い声が響くんだと思います。
そこでどろろは百鬼丸の頭にりぼんのように布を付けてあげました。
音に敏感になったことにより、百鬼丸は弱ってしまい、妖怪に傷付けられます。
そこに琵琶法師が登場、鳥の物の怪を一刀両断。琵琶法師の剣さばきがかっこいいです。
耳を塞ぐ百鬼丸に、アンタはこの音に慣れなきゃならないんだ、と話しかけて無理矢理手をどかそうとしましたが、頑なに嫌がります。
しかし、朝目覚めた時に女性の歌声を聞き、心地よく思った百鬼丸は声のする方へ歩いて行きました。
これがPVにも出てた映像ですね。
みおの登場
今回の話の主人公であるみおが登場しました。
色白で声も大人っぽく、どこか色気もあります。
戦で腕や足を失くした子供達と住んでいるみおは、百鬼丸を助けてあげました。
そんなみおに孤児の一人が、夜に仕事なのだから今のうちに寝なよと言います。
あぁ、アレだなと。
孤児は兵のところで手伝いをしていると言っていましたが、真実は違います。
今回のアニメは前に何度か紹介している鳥海版小説にかなり寄せて作っていると思います。5話で確信しました。
衝撃的な内容ですのでこれ以降は心して読んで下さい。
原作にもそういった状況であるというのは暗に示唆していましたが、鳥海版小説だと、その現場をどろろが見てしまっています。
みおの歌
みおの歌が聴きたいと、みおの唇に指をあて、口を動かす百鬼丸。
どろろも聴かせてやってくれと言い、みおが歌います。
百鬼丸はとても優しい表情で微笑みました。
今までにない、柔らかな表情でした。
百鬼丸が再び失ったもの得たもの
琵琶法師が見つけた新しい土地へ引っ越そうという話になり、それならもっと仕事を頑張らないとと張り切るみお。
心配する孤児に、どろろが手伝いに行く、無理をしていたら止めると約束してみおの後を追います。
一方その頃、新しい土地に巣食っている鬼神を倒すため、百鬼丸と琵琶法師が奮闘していました。
そこでなんと、生身の右脚の先を失くしてしまいます。
血だらけです。
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叫ぶ百鬼丸。初めて声を聞きました。
かなり痛がってました。声を取り戻したようです。
足を失くしてこれからどうするのだろう。また寿海に治してもらう?
この後どうなったのかは次回までお預けです。
どろろが見てしまったもの
みおの仕事を手伝うために後を付けていたどろろは、みおを見つけます。
男たちの笑い声が聞こえました。
みおは、男たちに体を売っていました。
兵士二人に、お兄さんたち、仕事をさせてくれない?と話しかけるみおは慣れている様子でした。
今までもずっと、そうやって食べ物や薬を貰っていたのでしょう。
男たちがみおに乗っかり、みおは鼻歌を歌いながら、口を噛み締めていました。
どろろは草むらに隠れてそれを見て口を押さえます。
どろろの絶句した様子が伝わりました。
5話の公式先行カットでそのどろろの表情を見た時から予測していましたが、外れて欲しかったです。
下卑た笑いをしている兵士たちは孤児が荒くれ者と言っていたので、みおは酷い扱いをされるかもしれません。
そこで、5話が終わりました。
ここで終わるとは。会場が心なしか凍りついたように思いました。
観客女性が9割の中でこれを見るのはきつかったです。男性がたくさんいても気まずいですけど。
大きなスクリーンで見たせいもあってか、気分が悪くなってしまってすぐに会場を出ました。
落ち込みました。
今までみおのそのことをここまでつらく思ったことはなかったです。やはり映像で見ると可哀想で、泣きそうになりました。
まだ13歳の鈴木梨央さんにこのシーンを演じさせるとは。
エヴァ・イオネスコに比べればなんてことないし気にする事ではないですが。
思春の森とか酷すぎですね。
みおは食べ物などを貰うためにこういったことをしていますが、今まで幽閉されなかったことが不思議に思いましたが、もしかしたら幽閉するなら自ら命を絶ってやる!とか脅したのかもなどと考えました。
そう思ったら似たような展開で小説版にありました。小説版のその後についてはこの後に書いてあります。
醍醐景光の領地
一方、醍醐景光の領地は不作になっていて、景光はそんな筈はないと言いますが、縫の方が私たちは国ごと小さな礎の上に成り立っているのだということをお忘れなきようにと言います。
それを多宝丸が立ち聞きして、何か思ったようでした。
景光に対してただ従う妻ではなく、政に関してもはっきりと意見を言う縫の方に感激しました。
次回
次回は『守子唄の巻・下』です。
みおのことはこれまでの作品通りですが、百鬼丸の足のことは私が知る限りでは他になかった設定なので気になります。
また先行上映に参加する予定ですので、もし見ることができたら感想をアップします。
悲しい内容だったので癒しを求めて高田馬場駅早稲田口へ行きました。
壁に手塚治虫先生の絵があります。
前に訪れた時は知らずに、偶然見つけて嬉しくなってました。
百鬼丸
手塚先生
池袋からそう遠くないのでMAPPA展に行く際についでに寄れます。
前に見た時はもう少し汚れてくすんでいた気がするのですが、定期的に掃除されているのかも。
鳥海版小説でのその後
小説版のネタバレです。
どろろはみおの現場を見た後、寺に戻ると百鬼丸に触られることも嫌で寝込んでしまいます。
その後、問い詰められたどろろは百鬼丸に詳細を話します。
そしてみおは話されてしまったことを察し、取り乱します。
自分は汚れているのだ、出ていけというみおに、百鬼丸は全裸を見せつけます。
自分がつぎはぎであることを見せるためです。
みおの心は誰にも汚されないと百鬼丸は言い、みおを慰めます。
今回は以上です。それではまた☆
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