アニメどろろ 第2話 『万代の巻』の感想 ネタバレです。
万代という妖怪が村を支配しており、それを百鬼丸が退治します。
原作だと村人は万代が妖怪であることを知らずに従っていましたが、今回は村人が知っていながら、旅人を供物として差し出し、食べさせて路銀を奪っていました。
人間の闇ですねー。
どろろは万代の人間の姿が母親に似ているため、見とれていました。
万代を倒そうとしたら村人に閉じ込められたのですが、琵琶法師も閉じ込められてました。
これから琵琶法師も一緒に旅するのかもしれません。
琵琶法師は解説役として必要なキャラだなと思いました(笑)
第3話の予告は百鬼丸である寿海の話で、原作にはいないキャラクターが登場していました。
寿海の息子か助手か。
どことなく鳥海版小説寄りになるのかなと思いました。
どろろが焼き魚を作って百鬼丸にあげるシーンとか、小説でどろろの料理は上手いと言われていたのを思い出しました。
万代は倒す前に、「アレが奪いそこなった、アレだけがお前を取れなかった」と言っていたのですが、そのアレというのが最後のボスになるではと予想しました。
取り損ねるくらいだから弱いのか?とも思えますが、強いからこそ観世音菩薩が守ったのかもしれないとも考えられます。
どろろが万代をしんだかあちゃんに似てたと語り、悲しんだ時に百鬼丸がどろろの頬を両手で包み、慰めます。
恐らくどろろの命の炎が哀しみで揺らめき、鈍い光になっていたためと思います。
このどろろの世界では、百鬼丸や琵琶法師には善人の魂は白く美しい光として見え、鬼神などは真っ赤に見えています。
百鬼丸にとって良い光が傍に離れずいてくれたのは父である寿海以来、どろろが初めてでした。
この時、百鬼丸は地面に自分の名前を書き、どろろに教えます。
どろろは字が読めないので琵琶法師になぞらせ、教えて貰いました。
この頃は字が読める人口は少なかったんだろうなぁと思いました。特に女子はかなり少なかったでしょう。
関係ないですが明治150周年の展示会での男女の就学率の差の写真を貼っておきます。
この展示会についてはまた別途記事にします!⇒記事出来ました。
冒頭での、昔の旅での危険性についても考えさせられました。
今も強盗や誘拐がありますが、当時は携帯もないし周囲に人は少ないしで大変だったろうなと。
原作の万代がしっぽを枕の中に隠していて、その枕の中にどろろが隠れている時にどろろが百鬼丸に通信をとるのですが、そのシーンはなかったですね。
カットしたためにOPに入れたわけですね。
きっとファンは好きなシーンなので、入れて欲しかった!と言われないためかなとか(笑)
先回りするアニメスタッフ、流石です。
万代が「面白い。やれるものならやっ」て言いかけでザクっと容赦なく倒されてたのが笑いました(笑)
最後に百鬼丸がどこかの部位を取り戻しているところで終わりました。
顔を押さえていたので目かな?
次回は百鬼丸の身体が作られる工程について描かれそうです。
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★第3話はこちら!
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