学校の怪談（講談社KK文庫）のイラストを描いた、楢喜八（ならきはち）さんの展覧会
『イラスト日記』展に行ってきました。
小樽で原画展を開催していたのを最近知り、見たかった！と思っていたらちょうど東京で開催していてラッキーでした。
場所は銀座にある『ギャラリー路地裏』
本当に路地裏にありました。
こういう雰囲気好きです。
私が入る時、ちょうど数人のおばさま達と鉢合わせ、「ここだよ、ここ！あったあったー、ここじゃ分かんないよねー」なんて話してました。
おばさま達はハガキを頼りに来たようなのですがGoogleマップを見ながら来た私ですら少し迷ったので大変だったと思います。
中は小さな部屋になっていて、テーブルと椅子があり、お茶が出来るようになってました。
お茶が出されたのですが私は緊張してすぐに立ち去ってしまいました(汗)
でも行ってすぐに楢さんがいて、ポストカードが売っていたのでそれを2枚買ってサインを描いてもらえました。
夢の彼方で
酒宴
猫です。楢さんの自画キャラなのかな。ろうそくを持っているのが可愛い。
素敵な絵です。
写真は載せられませんがツーショットも撮って貰えました。
撮るときに「お見合いです。二度目の」なんて冗談を言っていて、
仲の良さそうなおばさまに「あー、言っちゃおう」なんて言われてました(笑)
最初入った時は、奥様か息子さんのような人もいました。
ギャラリーに来る人は皆さん、昔からの仲のようで、気さくな雰囲気でした。
名前と住所を書いたので、次回何かあれば案内をくださるかもしれません。
慌てて出てしまったのですが、もう少しゆっくり見たかったなぁと思いました。昔からの友人水入らずという感じだったので、邪魔しちゃ悪いかなと思って。
30日までやっているので皆さん、ご都合が合う時にぜひ。
木曜は休廊です。
壁一面に絵が飾ってあり、ポストカードの他に本も置いてありました。
最初は色紙を持っていくつもりで忘れてしまったのですが、ポストカードが売っていて良かったです。
ペンも持っていかなかったんですが住所を書くペンで描いてくださり。
皆さん誰もサインなんて強請っていないのに失礼かなと迷っていて、
ポストカードを買うためにこれ…と楢さんに話しかけたところ、サインする？と向こうから言ってくださり。
しかも、もう一枚書く？と自ら二枚も。
貴重です。来年で傘寿になられるお歳だと思うのですが、会えて本当に良かったです。
「学校の怪談が好きで…」と話しかけたところ、ありがとうと言ってくださりました。
また、住所を見ていいところに住んでるね、とも。
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優しくユーモアがあり、温かみのある方でした。
学校の怪談は９巻くらいまで母に買ってもらっていたと思うのですが、もう手元になく、新しく最新刊と思われる巻と、ベストセレクションを買いました。
まだ読んでいないのですが楽しみです。
私が覚えているのは『イチョウの木』ですね。学校に昔からあるイチョウの木を切ろうとして、業者や校長が不幸な目に遭うという。
楢さんの味があり可愛くもありながら怖さも醸し出すイラストの他に、実写もあって怖い本でした。
今読んでも怖いのではないかと思います。読んだらレビューします。
帰りにはせっかく銀座に来たので、大好きなリンツでダークアイスチョコレートを飲みました。
外はクリスマス仕様です。
銀座リンツは閉店しました。閉店の記事
もうあっという間に年末ですね。
全く別物なのですがこっちの学校の怪談も好きです。
追記
この小説が原作の映画でした。ですがストーリーはほぼオリジナルということで別物と言えます。
楢先生からの年賀状の記事はこちら
2019年個展『ミステリな人たち展』の記事
