ホラー映画『8番出口』The Exit8 たった1人で二宮和也さんが40分間映画上映後にTOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン7で開催する「8番出口」大ヒット御礼舞台挨拶 全国同時生中継 感想ネタバレレポ 考察です。
タイトル長!!
これ、開催するの後の映画タイトル省こうとしたのですが、インスタのコメントで、タイトルに1〜8までの数字が隠されていることを見つけたコメントがあり、おお!となったので入れました。
たった①人で②宮和也さんが④0分間映画上映⑤にTOHOシネマズ⑥本木ヒルズのスクリーン⑦で開催する「⑧番出口」大ヒット御礼舞台挨拶
だそうです。だからこんなに長いタイトルにしてたのですね!気がついた方すごい。
初日に行きたかったのですが遅くなってしまいました。でもたまたま舞台挨拶の回に行けてよかったです。全国143の劇場で同時生中継でした。観客動員数100万人突破記念です。
2025年8月29日から公開中です。
あらすじ
主人公の男性が満員電車に乗り、ドアの窓際に立っていた。近くの席に座っている女性が抱っこしている赤ん坊が泣き出した。
前に立っているサラリーマンが「うるさい!母親なら早く泣き止ませろ!」と激怒。主人公は見ないふりをして電車を降りた。
別れた彼女からの電話。妊娠したと告げられる。どうしようと言う彼女に上手く答えられず、動揺する主人公。

電話は圏外で途切れてしまった。いつの間にか、人気のなくなった地下通路を歩いていた。主人公は「8番出口」と書かれた案内を潜り、出口へ向かうが、同じ場所を何度もループし、出られない。
何度もすれ違う中年男性(河内大和)。彼も元はこの地下通路に迷い込んだ普通の人間だったが、出口を誤った為に人間でなくなってしまった。
主人公は迷子の幼い少年と共に出口を目指す。
異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
異変が見つからなかったら、引き返さないこと
8番出口から外に出ること
異変に気づかずに進むと、スタートの0に戻ってしまう。
見つけて引き返せば、数字が増えてゆく。主人公と少年は怪異に見舞われながらも、8番を目指す。
考察
簡単にですが。
迷い込む人たち
あの地下迷路は罪悪感や罪の意識を持っている人、現実から逃げたい人たちが迷い込む場所かと思いました。
理由は、主人公が元カノの妊娠に困り、動揺していたこと、おじさんが女子高生に何か悪いことをしたのかと聞かれた際に酷く動揺していたこと、女子高生がこのまま戻れなくてもいいのではと言っていたことからです。
おじさんが何をしたのか気になりますね。女子高生が固まったシーン怖かったです。おじさんが女子高生と会話を始めてしまった時、絶対やばいでしょとは思っていたのですが。
おじさんはどうなったのか
おじさんは偽物の8番出口から出て行ってしまいました。子供が必死に止めたのに振り切って。この状況から早く逃れたいばかりに。
叫び声が聞こえたので、怪異に取り込まれたのでしょう。そしてこの世ならざる者になりました。
同じく、女子高生も先にそうなった人物だと思われます。
子供の正体
主人公と元カノの子供ですね。異世界で未来の自分の子供に会ったということです。元カノの幻覚にママ!と言って近寄ろうとしたからです。
ラストシーンの意味は
主人公が強くなり、ママさんを助けに行ったのでしょう。対象の方を向いてイヤホンを外したからです。
なぜ8番なのか
追記です。
永遠♾️を縦にしたものだと思われます。ループ。
感想
泣いてしまいました。あの主人公が電車に乗る自分をドアから見たシーンで。
こういう、すべきことを出来なかったことって、結構心に残ります。
私は最近では、とある駅の公衆トイレで女装した男性が個室から出てきて、すぐに駅員さんに伝えられなかったことが心残りです。
こんなこと初めてでしたので怖かったですし、驚いたのと、こちらに驚いたのかすぐにドアを閉めたのですよ。だからよく確認できなくて、もしかしたら女性かもと思って。でもおかしいですよね。普通、外に人がいたくらいで、あんなに驚かないです。女性であれば。こちらに気がついた途端、ガタガタって明らかに動揺した様子で、慌ててドアを閉めたのですよその人。
そのまま、ほんの数秒だったと思いますけどそれから出てこなくて、動いているような音もしなくて、気味が悪くてトイレに入らずに立ち去ったのですが、やはり言った方がいいと思い、戻って駅員さんに伝えました。でももっと早く、すぐに言うべきだったと後悔しています。間違っていたら謝ればいいだけですものね。
こういうゾッとするような恐怖体験って、ちょくちょくあるのですよね。忘れた頃にやってくる。見知らぬ男性から跡をつけられてたりとか。そういう時って勘が働くのですよね。
以前住んでいた家の話なのですが、私がマンションに帰宅した際のことです。道路の向かい側から男性がやってきて、ほぼ同時にエントランスに入ったのですね。
郵便ポストを見たら、その男性も隣でポストの中身を見始めたのですよ。でも何となく直感で違和感を感じて、じっとその人の横顔を見たのです。結構若い男性だったと思いますが。見た目はごく普通の。
そしたら、普通、ポストの中身って見たら閉じるじゃないですか。中身があれば取り出すし、なければ閉じるし。じーっと見たまま動かないんですその人。それでやばいと思って、エレベーターには乗らずに外でしばらく待つことにしたのです。
それで、しばらくして戻ってみたらいなくなっていたのでホッとしたのですが、気になって、男性が開けていたポストを確認してみたのですね。そしたらそこ、人が住んでいない空室だったんです。
つまり、開く必要がないポストを開けて凝視していたのです。結論として、男性は住人ではなかったということです。
あんな一瞬で目をつけられるのだなっていうのと、あのままエレベーターに乗っていたらどうなっていたのだろうと思います。乗らなくても、死角に入るだけでも危なかったかも。なんかそういう、不審者に遭遇した際のゾワっとした感じありますよね。女性は体験したことのある方が少なくないのではないでしょうか。
その男も、私が男の方を見た際に、慌ててポストを開けたのです。それで余計に不審に思って。空室だから開けられたのですよね。ダイヤルも回さず。
こういうの、通報したところで言い逃れできてしまいますし、罪にも問えないですよね。直接暴行されたりしたわけではないから。でもとても不快ですし、恐怖です。
ただお店の前で立っていただけなのに、突然目の前に近づいて来て、じっと見てくるおじさんとかね。目の前ですよ目の前。キモいです。普通にお昼時の話です。
エレベーターに乗れない、お店の前に少しの時間安心して立っていることもできない。異世界じゃないのにな〜!
映画全然関係ない話をしてしまいました。感想に戻ります。
・ニノの喘息が辛そうで、何で主人公喘息なんだよ〜!と思いました。みよくも咳喘息を何回かやってるので、薬吸った後の喉が心配になりますね。水飲んでたから大丈夫か。
・いつもはジュースだけどこの日はたまたまミネラルウォーターにしたので、ニノがよくペットボトルの水をがぶ飲みしていたので、シンクロを感じてちょっと嬉しかったです。

こちらはいつもの大好きなやつ。
・おじさん役の河内大和さんの笑顔が怖すぎる。笑顔が怖いって失礼すぎる感想なのですが、あの笑顔なんなんだ怖い。
でもあの亡くなり方は可哀想でした。

こんなの見つけました。完売してました。
・ニノいい男になったな〜。前はつるつる赤ちゃんみたいだったのに。これからもっと良くなりそうです。
・男の子かわいい。
舞台挨拶レポ
よく分からないまま、時間がちょうど良かったからと舞台挨拶中継のチケットを取ったのですが、色々聞けて楽しめました。司会の男性もいました。
ニノと司会男性が話していたこと
正確性は低いのでニュアンスで読んでください。
・初週興行収入が2025年度実写映画No.1
ニノ「上映時間が短いのもあるでしょうね。サクッと見ていただいて。おつまみ感覚で。」
上映時間に言及したニノ、流石だなと思いました。
2回以上見た人〜という質問で、9回以上見たという猛者がいました。

(東京メトロ脱出ゲーム。面白そうですね)
・興行収入が明日にも25億円突破
「いい方に転んでよかった。公開前は大丈夫なの、と思われていて。これで堂々と東宝の正面入り口から入れる。」
・「横山の件もあって。無事来れて良かったです。」
ヨコの話ですね。ニュースで見ました。別件ですが、
マラソンお疲れ様でした。
・世界で公開中。
「意外にも海外の人から撮影方法について聞かれたりした。」
・「地下鉄って世界のどこにでもある。だから海外の人も楽しめるのではないかと。」
司会者がニノが世界の地下鉄の異世界に迷い込むという話をしてて面白かったです。そんな岸辺露伴みたいな(笑)
・「河内さんは大変そうだった。僕が毎回、違う演技をするから、それに合わせなきゃならなくて。」
「一人で演技するのもいいなって。その後、子役の子と演技することになって、人との演技ってこうだったと思い出しました。」
ニノの決断力
2択の質問コーナーがありました。
・未来が見たいか
「見たくない。見たら頑張らなくなる。競馬の予想は知りたい。」
・買い物は即決するか
「欲しかったら明日割引になるとしてもすぐ買う。」
・同じことを繰り返すことは苦ではないか
「苦ではないです。10歳、20歳年上のおじさんたちと食事に行くことが多く、いつも決まった話。繰り返し同じ話をされます。健康、病気、そして墓の話。墓の話が出始めたあたりで、そろそろタクシー呼ぶかなって。」
他にも色々聞いてました。
追記
そういえばニノの一人称って「二宮」なんだ、という発見がありました。それと、名前はニノミヤ“カズナリ”。分かっていたはずなのに、なぜか脳内でカズヤに変換されてました。エンドロールでカズナリ!?となりました。
撮影タイム
8のパネルを横に動かしたり、中から顔を出したり。顔を出した際は会場が盛り上がってました。
最後の挨拶
あの汚水が本物とは驚きました。ニノの言うとおり、CGかと思ってしまいました。
おわりに

面白かったです。95分という実写映画では珍しい短さがいいですね。見始めてから、この映画短く終わりそうだなと思ったら本当に短かった。ちょうどいい長さだと思います。
舞台挨拶でも話していましたが、原作ゲームでは特にストーリー性がないということで、ここまで広げられたのがすごいと思いました。興行収入は、もうすぐ30億円到達ということで。まだまだ伸びそうですね。
追記
様々な上映方法で上映するとも話していて、ウルトラ4DXというのが気になりました。知らない上映方法です。


コメント