スタジオジブリ映画『海がきこえる』リバイバル上映 in 渋谷Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下 感想ネタバレ【上映期間はいつまで?】

スタジオジブリ映画『海がきこえる』リバイバル上映 in 渋谷Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下 感想ネタバレ【上映期間はいつまで?】

スタジオジブリ映画『海がきこえる』リバイバル上映 in 渋谷Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下 感想ネタバレ【上映期間はいつまで?】です。

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ジブリの映画、海がきこえるリバイバル上映に行ってきました!

上映期間

結構、気になってる方いらっしゃったので初めに載せます。私も気になって調べました。

特にスケジュール期間がサイトには書いてなかったので、問い合わせしたところ、上映開始から3週間を予定しており、それ以降は未定だそうです。

3/15(金)から上映開始ですので、4/5(金)までの予定ということですね。

人気があれば上映期間が延びるかもしれませんが、確実ではないので、観たい方はお早めに。

追記
公式サイトに4/18までの上映と追記されていました。
延びてますね!

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上映時間

72分 短いのでサクッと観れますね。

10分前開場、上映開始時間から15分ほどが予告時間です。

30分前くらいから徐々に人が集まり始め、外で座れなくなるので、座りたい方は早めに行くことをお勧めします。売店も混みます。
上映開始直前や終了後は激混みになります。

アクセス

渋谷Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下

渋谷東映プラザ 7F&9F
1F チケットカウンター

(オンラインで購入した場合は立ち寄る必要ありません)

海がきこえるは、7Fで上映です。

渋谷駅 宮益坂口 徒歩数分
またはB2出口すぐ

ビックカメラの入っているビルです。

中は黒を基調としたシックなデザインで、座るところもあってお化粧室の個室もたくさんあっていい感じでした。
初めて来たかも?しれません。もしかしたら移転前に行ったことがあるかも。

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チケット料金

大人1,900円
シニア
大学、専門学生 平日 1,200円
大学、専門学生 土日祝 1,500円

※学生は入り口で学生証の提示が必要ですのでお忘れなく。
火曜、木曜がサービスデーだったり色々ありますので、公式サイトをチェックしてみてください。

Bunkamuraのオンラインから購入できます。
発売開始時間は、上映日の2日前0時からです。

これ私勘違いしてしまって、20日に観るなら18日0時と聞いたのですが、18日の、0時かと思ってしまい、17日の夜中の0時でして、出遅れました(涙)

でも買えたので良かったです。チケットの様子を見てましたが、土日祝日は毎回完売してます。

オンラインで購入するとメールが送られてきますので、QRコードを表示して入り口で見せます。

概要

原作小説
著者 氷室 冴子

氷室さん、51歳で肺癌で亡くなられていました。早すぎます。


脚本 中村 香
別名というか、本当の名前は丹羽恵子さんです。
ゲド戦記、アリエッティ、コクリコ坂からなどを手掛けられています。

音楽 永田 茂
ジブリのショートアニメ、そらいろのたねなどを手掛けられました。

監督 望月 智充

めぞん一刻や、きまぐれオレンジ☆ロードの映画を監督されてます。

めぞんもきまぐれもアニメはちゃんと見たことないですが、原作漫画は読みました。

主題歌
海になれたら

切なくて好きな歌です。ヒロイン役の坂本洋子さんが歌っています。

1993年5月5日 テレビ放送
1995年 テレビドラマ化

ドラマの方は見たことないです。
アニメは以前、かなり昔にレンタルで見ました。
地上波では諸事情により放送しないようです。

見たのがかなり前なので、あまり記憶が残ってなくて、ラストシーンだけ印象に残ってました。

すっかり映画作品だと思ってましたが、テレビで放送された作品だったんですね。
スクリーンでも以前に上映され、アメリカでも上映されたそうです。

金曜ロードショーで放送して欲しい、視聴者の実況見たいなと思いましたが、一方で、初見の人はCMやその他の雑音もなく真っさらな気持ちで見て欲しいと思いました。

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主要キャスト

役名 キャスト名
主人公
杜崎 拓(もりさき たく) 飛田 展男

ヒロイン
武藤 里伽子(むとう りかこ) 坂本洋子

主人公の親友でヒロインが好き
松野 豊(まつの ゆたか) 関 俊彦

ヒロインの友人
小浜 裕実(こはま ゆみ) 荒木 香恵
現在は荒木香衣さんに改名されてます。

ヒロインの元彼
岡田(おかだ) 金丸淳一

wikiによると端正な顔立ちから、拓からジャニーズ岡田と呼ばれているらしいです。本当に岡田って人いましたからね(笑)

飛田さんの声が少し関さんに似ててちょっと混乱しました。
他にも端役で緑川光さんや関智一さん、山崎たくみさんらが出演されてます。

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あらすじと結末


杜崎拓と、武藤里伽子の青春物語。

高知県出身で、東京に進学した大学生の拓は、駅のホームで高校の頃好きだった里伽子らしき女性を見かけるが、見失ってしまった。

拓は高知へ高校の同窓会に参加するため、飛行機に乗った。そして、高校3年生の時の、ハワイでの修学旅行を思い出していた。

当時、親友の松野豊も、里伽子のことを好きだった。

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最初は松野から里伽子への好意を聞いて、女なんかと思っていた拓だったが、里伽子と関わっていくうちに好きになっていた。

里伽子は父親が東京で新しい女性と暮らしていたことなどで荒れていたことや、成績優秀、スポーツ万能、美人で目立つことなどからクラスの女子から嫌われていた。


最後の学園祭の日、里伽子はクラスの女子から囲まれて詰められていたのを、拓はたまたま通りかかって見かけたが、助けなかった。

里伽子は拓にビンタをして泣いて去っていったのを松野が見かけ、拓に事情を聞き、松野も怒って拓を殴った。

それから、拓と松野は卒業まで口をきかなかった。

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高知に着いた拓は、松野から車で実家まで送って貰い、当時のことを謝られた。
なぜあの時殴ったのかと言うと、拓が里伽子のことを好きなのに、自分に遠慮していたということをあの時初めて分かったからだったという。

同窓会には里伽子は来なかった。里伽子は親に内緒で東京の大学を受けたのだと拓は聞いた。

東京に帰り、駅のホームで、今度こそ本当に里伽子を見つけた。

急いで向かいのホームへ走ったが、里伽子は見当たらない。振り返ると、里伽子が立っていて、お辞儀をして微笑んだ。

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感想

まず観る前は高校生がハワイって。という感じでしたが、それには事情があり、中高一貫校で中学3年生の時に修学旅行が中止され、そのお詫びのような形でハワイになったということでした。

そして、主人公の拓は一生懸命バイトしてお金稼いでました。
ハワイに行ったことがないのでホノルルクッキーを通販で購入して食べた話
ハワイ行ってみたいです〜。

それはさておき、めちゃくちゃよかったです。
何度も涙してしまいました。自然に溢れてくる涙でした。
上映終了後に杜崎いいやつすぎという声が上がるほど、本当に拓がいい男すぎました。

こんないい男は現実にはいないと思います。

思いっきり里伽子に振り回されても、さて、次は何かなと楽しめる。愚痴を話されてもそうだそうだと聞いてくれる。
ホテルで2人きりになっても不用意に近付いたりはせず、眠ってしまっても毛布をかけて、自分はお風呂で寝る

同級生の女の子が泣きそうになりながら電話をしてきたら助けに行く、親友のために本気で怒る。意思がはっきりしていて教師に意見することもでき、頭もいいし顔も良くて背も高い

優しいだけじゃなくて叱ってもくれる。何より高知弁最高(個人的嗜好)。

女性が思う理想の男性だと思いました。

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女性的にはお風呂で寝たところは、特にキュンポイントだと思います。
だから里伽子も、東京に会いたい人がいると友人の裕実に話してどんな人か聞かれた際に、お風呂で寝る人と答えたんだと思います。

でももう、だいぶ最初の方で拓は里伽子のことを好きだったんだろうなと思いました。だから我儘も聞けたというか。

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他、好きなところ
・拓がテレビを見てるとCMがカセットテープからのガンダムみたいなゴーレンジャーのアニメが流れるところ

・里伽子の東京のマンションの回るオブジェ

・里伽子が東京で元彼に会う時のヘアスタイル

・「柳田って誰?聞いたこともないわ。今ここに連れて来なさいよ。アンタなんか大嫌いって言ってあげるから!

・同窓会での細かな大学生のあるある描写
メイクや髪型で垢抜けてる女子
カップルが生まれる
サークルに入ったら宗教に勧誘された話
人気がない商店街を男女で歩く
などなど

・エンディングのスケッチ
里伽子の色気がより増して美しかったです。最後に2人がデートした様子が描かれていて嬉しくなりました。

冒頭の劇伴もエンディングの曲も好きです。げきばん


全然覚えてないかと思いましたが、冒頭の同窓会の案内を取りに戻るところとか、あ、戻るなと思い出したりしました。

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杜崎がいい男過ぎて隠れがちですが、松野もすごくいい男なんですよね。
ゾッとするなんて酷い言葉を言われてもまだ里伽子を好きとは。
電話越しの松野の声が作中一番色気ありました。

ジブリの描く男性キャラクターってどうしてこう、惚れてしまうような人物像が多いのか。感嘆します。

女性キャラクターもそれぞれに魅力があり、惹きつける人間を描くのが本当にうまいです。

あのウザったい岡田ですら、顔はかっこいいと思いましたから。里伽子と別れた後、すぐに里伽子の友人と付き合うのないわ〜と思いましたが、それよりも里伽子の方が美人だよ〜発言が無理でした。今の彼女が可哀想すぎます。
しかもダブルデートの提案まで。友人に彼氏取られたのにどんな顔でダブルデート?

里伽子が岡田に対して悟ったような発言をして、拓が里伽子はこの30分で一気に大人になったと語っていたのですが、恋愛について悟ると女性は一気に大人になるよなと共感しました。

あと、母親を悪者にしないところがいいなと思いました。
拓の母が、子供は何がなんでも連れてくる!と言ったり。
里伽子の母が一番可哀想だと思います。高知で癒されて欲しいです。

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拓と松野が海辺で語り合うところすごくいいです。

松野がなぜあの時殴ったのかと理由を話して、それを黙って微笑んで、海を見ながら聞いている拓。

ラストシーンは言わずもがな。大好きです。拓が振り返る時にぐるっと回るアングル。最高ですね。

駅は吉祥寺ですが、まさに大学時代、友人とよく遊びに行っていました。まさかこの作品の舞台だったとは。
知らずに同じ年代で同じ駅に降り立っていたのがどことなく嬉しいです。久しぶりに、また行こうかな。

しゃぶしゃぶの食べ方

突然なんだよと思われそうですが、恐らく人生で初めてちゃんとしゃぶしゃぶ食べました。

いつも焼肉ばかりで。あとは自宅ですき焼きですかね。なぜかしゃぶしゃぶは飛ばされてました。

ずいぶん昔に一回食べたかな?という曖昧な記憶でしたので、しゃぶしゃぶとは何なのかを知るために食べに行きました(単にあったかい野菜が食べたかった)。

しゃぶしゃぶのルーツ
大阪、中国、モンゴル説があり、はっきりしません。日本発祥だと思っていたので意外でした。


食べ方の説明書もなく、何も分からなかったので、とりあえず野菜や水餃子やおろしニンニクや生姜などをモリモリに取ってきました。100分の食べ放題です。
季節限定の春の海老塩も注文しました。

他にもドリンクバーセットがありますが、無料でホットのほうじ茶が飲めます。

何も分からないので、野菜はこのまま食べるのかしら?(サラダみたいに)と思って店員さんに聞こうかと思いましたが、しいたけを生で食べるわけないよなと思って聞きませんでした。

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とりあえず全部ぶち込みました
しゃぶしゃぶといえば、お湯にお肉を潜らせて何かタレをつけて食べるものだと思っていましたが、お湯じゃなくてスープでした。

海老塩味のスープと、普通のぽん酢のスープでした。ポン酢は味があまりせず、海老塩の方はスープとして美味しく飲めました。

席を外していたら、すでにセットが置いてあったのでよく分からなかったのですが、海老塩のタレ?らしきものもありました。

席にはゴマだれと、ぽん酢がありました。断然、ぽん酢派です。

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食べ方
分からないのでググりました。
①沸騰したら煮えにくい野菜から入れる
(沸騰してないうちから入れちゃいました)
②肉を入れる。食べ頃は薄桃くらい
(生肉怖いのでピンクのところなくなるまで待ちました)
③アクが気になったらアク取りで取る
(おたまと一緒に水に浸かって出されるので、アク取ったらそのままその水に入れちゃいました)
④野菜やお肉をタレやぽん酢につけて食べ、お好みでスープをおたまですくって飲む
(白滝とか下の方に沈んでたりするので探しましょう)

いやほんと美味しかったです。
体があったまって、暑くてカーディガン脱いだほどです。
野菜、豆腐、餃子、つくねなどが取り放題、ご飯お代わりし放題、デザート食べ放題、ほうじ茶無料で最高でした。

デザートは、ゆずシャーベット、ほうじ茶味、いちごミルク味、チョコレート味のアイスで4種類でした。

どれも美味しくて。チョコレートが全然減ってなかったので、人気ないのかな?と取ろうとしたら、スプーンで思い切り刺しても全くびくともしないほど固かったです(笑)

仕方ないのでこそげとったのですが、すごく美味しかったです。

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しゃぶしゃぶと言えば温野菜なイメージでしたが、本日行ったのは鍋ぞうというお店でした。

渋谷MODI(モディ)の向かい側のディズニーストアのあるビルの8階にあります。お昼は14時半ラストオーダーの15時閉店でした。夜にまた開くのかもしれません。

食べ終わった後はディズニーストアでお買い物したりして楽しかったです。

鍋ぞうさん、店内広くて綺麗でしたし、店員さんの対応も良く、これだけ食べて3600円くらいだったのでまた行きたいです。
鍋のスイッチがどこにあるか分からず、中身のないスープがぐつぐつ煮立っているのをぼーっと眺めてたら店員さんが弱めてくれました(笑)

ちなみにスイッチはテーブルの側面にあります。さすが渋谷というか、色んな国籍の海外人がたくさんいました。

追記
鍋ぞうはしゃぶしゃぶ食べ放題の中でトップクラスの美味しさ!と言ってる方がいました。浅草や池袋にも店舗があるそうです♪

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フライヤー


おひとり様一枚もらえます。記念です。

繊細さと細部への丁寧なこだわり
本当にこれ思いました。キャラクターもそうですし、背景の絵がすごく拘ってます。

日本のみならず世界でも新たな世代が「発見」し、ファンを増やし続けている。
まさにこれです。ジブリだし古い映画だし、客層年齢高いかなと思ったらまさかの逆で、殆どがかなり若かったです。

殆どが大学生くらいの若い人たちでした。学生カップルも多数。これだけの古い作品ですごいです。
高校生〜大学生の青春映画ですから、ドンピシャですね。

ちょっと大学の文化祭に来た気分(笑)

だって何回も学生証というワードを耳にしましたよ(笑)

私も初めて見た当時は彼らのように若かったです。でもあまり受け取れるものがなく。

彼らももしかしたら今はあまり響かなくても、10年後、20年後に見たらまた違うのではないかと思います。

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おわりに


しゃぶしゃぶを熱弁してしまいましたが、海がきこえる、スクリーンで初めて観れてよかったです。

ル・シネマ名物のタルト・タタンが売り切れで残念でした。また食べ物の話。

その後、キッシュも売り切れまして。
でも何かつまみたかったので、ホワイトベアーのクッキー食べました。白熊さんの形をした可愛いクッキーです。
しっとりしていて甘くて美味しかったです。ホットチョコレートのお供に。

ゴミは外に受け取るスタッフはいませんので、自分で分別して捨てます。

原作小説も読みたくなりました。

追記
そういえばタイトルで検索すると生理ってワードが出てくるのですが、里伽子のセリフ、そんなに気になる!?と思いました。
ですが作品の方が強調している感じでもあるので、ある意味成功?なのかな。
生理の初日が重いという話で、どうせ男性には分からないでしょうけど。という発言が好きでした。今も昔も変わりませんね。
あと拓は返してもらってましたけど、松野は里伽子から2万円返してもらったんでしょうか(笑)

↓映画のその後が読めるそうです。


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