ヱヴァンゲリヲン新劇場版 【序・破・Q】あらすじまとめ 感想ネタバレ エヴァの世界を簡単に解説です。
ヱヴァンゲリヲンの最新作で最終作が3月8日に公開になるため、備忘録としてごく簡単にまとめました。
最新作のタイトルはシン・エヴァンゲリオン劇場版 で、エヴァの表記が変わっています。
劇場版は全て映画館で見ましたが忘れたので見直しました。
宇多田ヒカルのエンディング曲は全部好きです。
テレビ版と旧劇場版Air/まごころを君にも前に見たのですが、新劇場版では設定が様々変わり、テレビ版&旧劇場版と、新劇場版は別物のようです。
エヴァンゲリオンシト新生という劇場版は存在を知らなかったのですが、総集編に追加シーンが加えられた作品だそうです。
DEATH編(後のDEATH (TRUE)、DEATH (TRUE)2)、REBIRTH編の2部構成になっています。
上映年
序 2007年
破 2009年
Q 2012年
シン・エヴァ 2021年
監督・脚本 庵野秀明
主要登場人物 声優
序〜登場
エヴァのパイロットの子供たち
主人公 碇シンジ 緒方恵美
◇初号機
綾波レイ 林原めぐみ
第2使徒リリスの魂が入った、シンジの母、碇ユイ(旧姓 綾波ユイ テレビ版では碇ユイ)のクローン。◇零号機
渚カヲル 石田彰
第17使徒 タブリス
第1使徒アダムから生まれた。
Qで第13使徒になった。
◇Mark06
子供たちに指示する大人たち
碇ゲンドウ 立木文彦 シンジの父
冬月コウゾウ 清川元夢 ゲンドウの右腕
葛城ミサト 三石琴乃
赤木リツコ 山口由里子
破〜登場
パイロット
式波・アスカ・ラングレー 宮村優子
(旧作では惣流・アスカ・ラングレー)
読み方は しきなみ、そうりゅう
帰国子女 ◇弐号機
真希波・マリ・イラストリアス 坂本真綾
読み方はまきなみ
実はゲンドウ、ユイと同年代ではと推測されている。
新世紀エヴァンゲリオン14巻番外編『夏色のエデン』より。
◇8号機α、β
エヴァ用語一覧
・エヴァ
シンジ達が乗るロボット(人造人間)
使徒からコピーして作られている。
・ATフィールド
Absolute Terror FIELD(絶対恐怖領域)
エヴァと使徒が使うバリア。通常武器では突破できない。
人間ならば誰しもが持つ「心の壁」であり、全ての生命体が他者を拒絶し、自己の肉体と精神を保持するために有する能力とされる。
・使徒
謎の生命体。人類を攻撃する。
一部は人間と共存している。
人類も使徒の一員。
・SEELE(ゼーレ)
人類補完計画をする秘密結社であり、世界の支配者。肉体はなく、魂だけの存在。
・WILLE(ヴィレ)
ネルフから離脱し、ネルフと戦うことになった組織。
・AAA Wunder(AAAヴンダー)
ヴンダーと呼ばれるヴィレが乗る巨大戦艦。
・人類補完委員会
国連の組織。ゼーレのメンバーで構成されている。
・リリン
第18使徒である人類。
・リリス
第2使徒。綾波レイに魂が入っている。
・アダム
第1使徒。渚カヲルを生んだ。
・L.C.L
エヴァにパイロットが乗るときに中に出てくる液体。
・ロンギヌスの槍
リリスに刺さっている槍。
ATフィールドを破壊できる力を持つ。
セカンドインパクトの際にアダムに刺し、引き金となった。
・カシウスの槍
カヲルがサードインパクトを阻止するため、エヴァ初号機に刺した槍。
・ファーストインパクト
リリスの卵である「黒き月」が地球に落下し、人類(リリン)が誕生。
先に落下していた「白き月」アダムとその子供(使徒)たちが衝撃により眠りにつく。
・セカンドインパクト
大爆発により人類の半数が死滅、海洋生物もほぼ死滅した事故。
爆発の原因はゼーレが計画した、使徒が目覚める前にアダムを卵の状態に戻そうと試み、アダムの肉体が崩壊したため。
・サードインパクト
人類がL.C.L化する。旧劇場版と破のラストで起こった。
破では起こった瞬間にカヲルによって食い止められる。
しかしその後、ゼーレがMark06とリリスと槍を使い、サードインパクトを発動させた。
旧劇場版ではシンジ以外の全てがL.C.L化し、シンジが神となり、運命が託された。
アスカは自らの意思で最初に戻ってきた。
後に他の人々も戻る可能性がある。
新劇場版でサードインパクトが起こった理由は、初号機が覚醒し、レイを取り込んだ使徒と融合したため。
☆アダムの使徒により引き起こされると人類は完全に消滅する。
★ゼーレが計画したのは使徒を殲滅し、人類の魂を残し、世界を再構築するもの。
・ニアサードインパクト
サードインパクトが起こる寸前の状態。
シンジが引き起こしかけたサードインパクトをカヲルが未然に防いだ状態。
・フォースインパクト
シンジがリリスから2本の槍を抜いたことにより、13号機が覚醒し、発動。
カヲルが自爆し、マリがシンジを13号機から引き離したことにより停止。
・ガフの部屋
魂(使徒)が生まれる場所。アダムとリリス、それぞれが持っている。
アダムのガフの部屋はセカンドインパクトの際にゼーレの計画により機能を停止される。
これにより新しい使徒が生まれなくなった。
カヲルはアダムが生んだ最後の使徒。
人類はリリスのガフの部屋から生まれた。
サードインパクト後に魂の還る場所。
・ダミーシステム
エヴァにパイロットが乗っていると錯覚させて無人で動かすシステム。
・第三新東京市
シンジたちの住む街。旧神奈川県・箱根町。
・ジオフロント
第三新東京市の地下。
・セントラルドグマ
ジオフロントの中心部
※上記のキャラクターの正体やストーリーの真相は確定事項ではなく、様々な人の考察、推測を自分なりに分かりやすくまとめたものです。
あらすじとラスト
序のあらすじ
葛城ミサトと碇シンジの出会いから始まる。
シンジはネルフに連れて行かれ、エヴァに乗れと実父から言われる。
断りますが、綾波レイが苦しんでいる姿を見て、乗ることを決意。
葛藤がありながらもシンジは任務を全うする。
最後に目覚めた渚カヲルが会える時が楽しみだよ、碇シンジくん。と言って終わり。
エンディング「Beautiful World」
有名なヤシマ作戦がこの作品で行われます。
シンジがレイに言った、笑えばいいと思うよ。も見れます。
破のあらすじ
アスカが日本にやってきてシンジとミサトと一緒に住む。
シンジ、アスカ、レイで協力して戦う。
アスカとレイがシンジのことを好きになる。
レイがゲンドウとシンジを仲良くさせるために食事会を計画。
食事会の日に3号機の試運転が行われ、レイのためにアスカが乗る。
3号機は使徒になってしまい、初号機が出動させられる。
シンジはアスカが乗っているため戦いを拒否するが、ゲンドウがパイロットとエヴァの連携を断ち、ダミーシステムで攻撃させる。
シンジは父に怒りをぶつけ、もうエヴァには乗りたくないと言う。
ゲンドウは「大人になれ」と言うが、シンジは出て行った。
しかし、使徒に取り込まれたレイのため、再びエヴァに乗るシンジ。
初号機覚醒によりレイの救出に成功するが、代わりにサードインパクトが発生しかける。
エンディング「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
Qのあらすじ
シンジが目覚めるとヴィレという組織の戦艦の中にいた。そして、14年の時が経っていた。
アスカは成長しない姿のままで、レイは消えていた。
シンジはシンクロ率が下がり、初号機に乗れない体になっていた。
シンジはミサトに何もするなと言われ、取ると命を落とす首輪をつけられ、隔離される。
友人、鈴原トウジの妹、鈴原サクラがシンジの管理担当となった。
ヴィレはネルフ壊滅を目的としていて、エヴァを殲滅するため戦っていた。
シンジはエヴァに乗ったレイから「碇くん、こっち」と呼ばれ、エヴァに乗る。
レイに連れられ、シンジはネルフ本部へ。ゲンドウから時が来たらカヲルとエヴァ13号機に乗れと言われる。
レイは以前のレイとは別人の様子。
カヲルによると、シンジが初号機と同化している間にゼーレがサードインパクトを引き起こし、生物の殆どが死滅したと言う。
そしてネルフは人類補完計画をしている、ニアサードインパクトのトリガーはシンジだったと。
シンジは冬月コウゾウから、シンジの母がエヴァ初号機の制御システムになっている、綾波レイは母の複製体だと明かされる。
カヲルはシンジにつけられた首輪を自分に付け替え、ネルフのフォースインパクトを阻止し、世界の修復をしに行こうと誘う。
それにはセントラルドグマにある2本の槍が必要だと言う。
13号機に乗り、セントラルドグマの爆心地に向かった二人。
そこにはMark06とリリスの骸があり、リリスに2本の槍が刺さっていた。
カヲルによると槍はロンギヌスの槍と、カシウスの槍でなければならないのを、2本とも同じ槍になっていた。
それを見たカヲルは、嫌な予感がするからやめようとシンジを止めるが、シンジは世界を元に戻すのだと制止を振り切り、槍を抜いてしまった。
それにより13号機が覚醒し、ガフの扉が開いた。カヲルが第13の使徒に。
そしてフォースインパクトが発動し始める。
それを食い止めようとするヴィレの面々。
ガフの扉を閉じるため、カヲルは槍2本を13号機に刺し、首輪を発動させ、自爆。
しかしガフの扉は閉じなかったため、マリがシンジを13号機から引き離し、フォースインパクトは停止した。
その後、どこかに不時着したアスカ、レイ、シンジ。
アスカはここでは助けに来れない、リリンが助けに来れるところまで移動する、とシンジの手を引いて行った。その後をついていくレイ。
エンディング「桜流し」
感想
Qのシンジが酷いなと思いました。
でも初めからずっと一貫して人の言うことを聞かない主人公でしたね。
2回もカヲルがインパクトを止めました。
映画館で見た時は、カヲルの最期に悲泣しました。グロいし悲しいです。
常に助けてもらってばかりのシンジですが、最終作では変わることが出来るのかなと少し期待してます。
アスカが呪われた理由も気になりますし、本物のレイはもう本当に戻って来ないのかも気になります。
次回予告
最後の次回予告では、ファイナルインパクトを阻止するためにヴィレが戦うとミサトが予告しています。
そして、8+2号機とミサトが呼んでいる、8号機と2号機が合体した機体と思われるエヴァが戦う映像が流れていました。
おわりに
細かい設定がよく分からないのでなんとなくで見ていましたが、調べてみると奥深く、そして意外に分かりやすい作品だと思いました。
全く意味不明、無意味に難しくしているわけではないと知って感動しました。
何も知らなくてもキャラクターや曲がかっこよくて楽しめましたが、知っているとより楽しいですね。
最終作のシン・エヴァがますます楽しみになりました。
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