私の少年 第8巻 感想ネタバレ

私の少年 第8巻 感想ネタバレ

私の少年 第8巻 感想ネタバレです。

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あらすじ


高校生になった真修
聡子は仕事の中国語をカフェで勉強していて、そこで真修と会っていた。

真修はイケメンと持て囃され、道端で他人から写真を撮ることをせがまれていた。

自分との写真をインスタに載せるとき、なんでみんな自分の顔をスタンプで隠すんだと菜緒に聞くと、早見くんに恋をしている気持ちが出てしまうから隠してしまうのだと言う。

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その言葉と、菜緒の友人のりおんが駅で菜緒が真修のことを毎週待っているという話を偶然聞いてしまい、菜緒が自分のことを好きだと真修は気付いた。

父についていったイベントで聡子の元彼、椎川に会い、牽制される真修。
それに対しての対応に苛立つ椎川。

椎川に真修の父親に合わせてくれと頼む聡子。
その話の中で、真修との件は会社は問題視してなかった、自分が仙台に移動させたと椎川は告白。

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そして、付き合っていた当時、自分に父親を重ねていたのではないかと怒る。
それに対して謝った聡子。当時の聡子の気持ちが分かり、椎川と聡子は和解。

菜緒は真修の好きな色がターコイズだったことや、真修の表情などから好きな人が聡子だと気付いた。

聡子を呼び出した奈緒は、真修のことが好きなのかと問い詰める。

真修は好きだけれど、人としても男の人としてもだとはっきりしない返答の聡子に菜緒は怒り、誰も幸せになれないと聡子に言ってしまった。

聡子は電車の中で涙を滲ませ、明日、真修に…と何か決心した様子だった。

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感想

菜緒の一生懸命さと、純粋な真修への気持ちは可愛らしいし、ずっと片想いをしていたし、同年代だし応援したい気持ちも湧いてくるのですが、やっぱり真修と聡子が結ばれて欲しくて悲しくなりました。

椎川も大人になってまで兄になりきろうとしたりして、つらい想いをしていた人だったんだなと思いました。

父や埋められない心を追い求めていた当時の聡子と、ある意味似ていたから惹かれたのかも。
新しいメガネを買いに行くというのは、これからは椎川自身として生きていくということだと思うので良かったです。

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おわりに

大人買いをしようと探していて見つからず、店員さんに聞こうとしたら一歩先に聞いた美しいお姉さんが8巻を買ってしまいました(泣)

彼氏らしき人と来ていましたが、表紙をしげしげと眺めていました。

でもたくさん売れているんだなと思って嬉しくなりました。でも最終回の前の巻はもうちょっと在庫増やしといて欲しいです。

でもKindleで綺麗なイラストをiPadの大画面で見れたのは良かったです。

帯の言葉も8巻すごく好きなんですけどね。

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ちなみに

ひとりとひとり。ただ それだけの、繋がりの物語。
時を重ね、少年の目線は、私と同じ高さになった。


今はただ 彼に幸せになってほしい。
でした。

次回、最終巻です。


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