平成アニメどろろ第12話『ばんもんの巻・下』感想ネタバレ

平成アニメどろろ第12話『ばんもんの巻・下』感想ネタバレ

平成アニメどろろ第12話『ばんもんの巻・下』感想ネタバレです。

平成アニメと呼べるのももう今回で最後です。

次回からは新しい元号のタイトルでお送りします。

新元号は4月1日発表、次回どろろは4月8日放送です。

1週飛ばしですね。1日放送だったら新元号と共にスタートになって記念になったのではと思いますが(笑)

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今回は舞台どろろについても言及した内容になっていますので、舞台についてネタバレされたくない方は読まないでください。

舞台とアニメ

早速ですが、舞台とアニメの台詞がほぼまんまと言っていいほど同じでした。

舞台にはないシーンや台詞もありましたが、多宝丸が縫の方に問い詰めるシーンから景光から叱咤されるところなどまんまでした。

他にも色々。

私としてはここまで被らせておいて、ラストは舞台版と変えてくると考えています。

舞台版では女王蜂の『火炎』が使われていました。

今回でちょうどワンクール終わったので、次回からは新しいオープニングとエンディングになります。

舞台も先日終わって新しい章に入り、新しい曲になることで舞台とアニメとの決別になるのかなと考えました。

でも舞台の宣伝CMで使われていた曲がばんもんの九尾のシーンで使われていて驚きました。ここで使ってくるかと。

ラストはどうなるのか、予想がつきません。

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今回のストーリー

簡単にまとめます。

助六とどろろが朝倉領に捕まり、投獄された。

そこから抜け出したどろろ。

助六はばんもんに張り付けられてしまうが、百鬼丸とどろろに助けられる。

多宝丸は縫の方に百鬼丸のことを問い詰めて兄を捨てたことに憤るが、景光から兄の為に国を地獄へ落とすのかと叱咤される。

そして国の為に百鬼丸と戦うことを決意してしまう。

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多宝丸は百鬼丸との戦いで右目を負傷

縫の方も百鬼丸のことを「救うことは出来ない、喰らい続けるしかない」と言い、百鬼丸だけを犠牲には出来ないと自がい。

その瞬間ばんもんに妖気が漂い崩れ、百鬼丸たちと景光たちは別れた。

助六は母らと再会。

首無し観世音菩薩を拾った琵琶丸は菩薩の光が失われていくのを見た。

感想

百鬼丸が「おっかちゃん」と言ったのは舞台版の「母上」よりも家族らしさ、親子の距離の近さを感じて切なくなりました。

多宝丸がかっこよかった。右目から血を流しているのに放っておかれていて可哀想でした。

戦乱の世では片目くらいで騒ぐなってことかなと思いました。

兵庫と陸奥が幼い頃に敵方の捕虜になっていたというのはやはりと思いました。

幼い頃から醍醐家に仕えているということは、何かしらの背景があるだろうと思っていました。

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醍醐が救った命がある。多宝丸を慕う者たちがいる。

民と協力して魔物を退治したり、町の団子屋に寄ることもある多宝丸にとって国の民は近しい存在であり、守りたいと思う存在だと思います。

生まれてから一度も会ったことのなかった血の繋がった兄弟よりも、血の繋がりのない近しい人たちを選んだのだなと泣けてきます。

苦悩し、壁を殴るシーンがありましたが会ったこともなく、まともに会話もしていない兄の為に尊敬する両親に進言した多宝丸は優しいです。

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多宝丸は負けましたが、もし勝っていたら一生そのことで苦しんだと思います。

大勢の人が苦しむからと言って、一人を犠牲にして良い訳がないのですけれど。

昔は家族が生きていくために末子を人買いに売ったりもしていましたが、こういった時代に生きるということは綺麗ごとを言っている場合ではないのかもしれません。

末子が不幸な目に遭うことから、昔話は末子が幸せになる話が多いです。

せめて物語の中だけでも幸せであるようにと。

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今週の妖怪は『九尾』でした。

次回第13話は『白面不動(はくめんふどう)の巻』です。

お楽しみに。

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