バロック音楽とフォリアの魅力 音楽の父 バッハ

バロック音楽とフォリアの魅力 音楽の父 バッハ

クラシックの中でもバロック音楽が好きです。室内楽としてよく知られています。

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バロック音楽とはクラシック音楽のひとつで、17世紀初頭から18世紀半ば(1600年頃から1750年)までの音楽で、主にヨーロッパの宮廷や教会で演奏されていました。

ちなみにヴェルサイユ宮殿が1624年に建築され、マリー・アントワネットは1755年生まれです。

フォリアはその前の15世紀末~16世紀に誕生したとされる舞曲で、バロック音楽の一つです。


(ヴィオリスト、NILS MONKEMEYER(ニルス・メンケマイヤー)のアルバムです。)

その前にはルネサンス音楽があります。

バロック時代の重要人物にバッハがいます。1750年に逝去し、同年にバロック時代は終わりました。

現代ではバッハは音楽の父と呼ばれています。

幼くして両親を亡くし、少年時代はソプラノ歌手として生き、その後作曲家やオルガン奏者として活躍しました。

18世後半からはモーツァルトやベートーヴェン、リストなどの時代へ入り、20世紀に入ると一気に近代的になりました。

バロックの聞き分けを私は完璧にできるわけではありませんが、宮廷で流れているような音楽と思えば分かりやすいと思います。

私が思う大きな特徴としてはチェンバロ(銀盤楽器)が演奏されていることかなと思っています。

チェンバロが演奏されていないバロックもありますが、私の中ではバロックと言えばチェンバロですね。

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私はチェンバロ(ハープシコード)の音が大好きで、それにヴァイオリンなどの弦楽器が合わさると最高です。

バロック期には有名な弦楽器製作者も多く輩出され、あのストラディヴァリもこの時代です。

チェンバロはその音の美しさだけでなく、銀盤が二段になっていたり白鍵(はっけん)と黒鍵(こっけん)が逆になっていたり、装飾が豪華で美しく、内側に模様があったり、鳥の絵が描かれていたりと、とにかくお洒落なところも好きです。

今は昔のような金で装飾された煌びやかなチェンバロを購入することは困難ですが、比較的シンプルなものなら購入できます。

グランドピアノのような形をしていて装飾が凝っているチェンバロは大体200万~300万くらいで販売されています。

お値段もグランドピアノに近いですね。


好きなタイプのアルバムです。ジャケ写が西洋の人物画なのもグッドです。


楽天で一番高いグランドピアノは約2500万円してました。

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バロックでないクラシックももちろん好きです。

普段、曲名はほぼ気にしていないのですが、1954年にホアキン・ロドリーゴ・ビアレが作曲した『ある貴紳のための幻想曲』という曲はとても気に入りました。

ホアキンは3歳で病により失明しますが多くの賞を貰い、97歳まで生きました。1999年に亡くなっているので割と最近の人ですね。

改めて詳細を調べてみて今知ったのですが、この曲実は20分近くもありました。私が好んで聞いていたのは4章あるうちの第1章だけでした。

第1章 ビリャーノとリチェルカーレ
第2章 エスパニョレータとナポリ騎兵隊のファンファーレ
第3章 たいまつの踊り
第4章 カナリオ

以上の構成になっています。貴紳(きしん)は辞書上の意味では【身分と名声のある男子】という意味です。

オペラが加わった声楽も好きです。

ソプラノ歌手であるエンマ・カークビーと古楽アンサンブルのロンドン・バロックが協演したアルバムが気に入りました。

エンマ(エマ)・カークビーは2005年と2010年に来日していました。ロンドン・バロックも86年から10回来日しています。

2010年以降の情報は見当たらないのですがもし機会があったら見に行きたいです。

どちらも英国の人たちです。

ロンドン・バロックは1978年に結成し、出来るだけ作曲家の時代の楽器や技法を使っているという弦楽器を中心とした拘りのアンサンブルです。

似た名前のバロックブラスオブロンドンというアンサンブルがいますが、そちらは管楽器メインです。

他に癒しの音楽と言えばニューエイジがありますね。それはまた次の記事で簡単に紹介します。
緑でサラナ

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