非結核性抗細菌症【肺MAC症】

非結核性抗細菌症【肺MAC症】

非結核性抗細菌症(ひけっかくせいこうさいきんしょう)という病気はご存知でしょうか。

別名肺MAC(マック)症とも呼ばれていますが、水や土の菌に感染して起こる病気です。

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人から人へは移りません。

母もこの病気を持っています。一度なると完治は難しいです。

ゆっくりと進行して行く病気で、近年中年以降の女性に増えてきています。

日常的に土いじりをする人や水回りの掃除をする人は注意です。菌の混じった空気を吸うことで感染します。

掃除や土いじりの際は必ずマスクをしましょう。

しかし、完治は難しいとお話したように完全に有効な薬もない為、予防策も確実ではありません。

今からたったの4年前。

2014年に厚生労働省が研究班を立ち上げたばかりです。

引用

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こちらの病院の記事に詳しく載っていますが、シャワーヘッド、浴室の除菌は70℃以上のお湯が効果的であること、浴室を乾燥させること、土いじりをしないことなど書かれています。
(浴室には最後に冷水がいいという話も何度か聞いたことがあるので熱いか冷たいかどちらかが良さそうです。どちらにせよ、湿気を残さないことです。)

浴槽内に翌日まで水を溜めておくなと書いてありますが、それは地震対策のことなどからも難しいです。

これらが有効かどうかもはっきりせず、出来る範囲でと書かれています。

毎日お風呂の水を変えるのは手間ですし、水道代も馬鹿になりません。

しかし母の健康の為、今は最低でも2日にいっぺんは変えてます。

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何年も前に発症し、母が綺麗にしないと、綺麗な水を飲まないとと訴えていたのに、当時は軽く捉えていてとても反省しています。

水道水も飲まない方がいいでしょう。

今は完全にミネラルウォーターのみ飲んでいます。

母は冬になると咳の症状が重くなります。今は落ち着きましたが少し前まで酷い咳でした。

近年、急増している病気で身近にある病気ですが、知名度は低いです。

結核は進行が早い分、有効な薬もありますが、非結核は進行が遅い分、有効な薬はありません

前回のジャバの記事でお風呂の水を毎日替えた方がいいと話したのはこの為です。

元々、日数の経ったお風呂の水が菌だらけとは知っていましたが、こんな身近な病気に繋がっているとは知りませんでした。

家庭菜園が趣味の人も注意です。

生存率の低い病気ではありませんので、規則正しい生活をしつつ、薬を飲んで生活することになります。

1、2年にも及ぶ長期の服薬が必要です。人によっては、治療を行わず、経過観察のみの場合や、手術をして肺を切除する場合もあります。

1日も早い、完治へと向かう有効な治療薬が完成する日を願っています。

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