映画 Searching(Search)を全く事前情報なしで見てきました!
以下、ネタバレありです。
この映画は「この人が犯人かも!?」というミスリードが何度もあります。
はじまり
広告も見ないで行ったのですが、タイトルからして怖い内容なのかなと思って見ていたら、最初は親子3人のほのぼのとした光景で、感動物語かと思いました。
その中で母親が病気で亡くなってしまうのですが、父娘二人で前向きに生きている様子でした。
しかし、次第に雲行きが怪しくなっていきます。
映像は終始、パソコンの画面や生放送、テレビ電話、テレビ、盗撮映像など画面を通して話が進みます。
ある日、主人公の娘が友達の家で勉強会をすると言って夜には帰ると話していたのですが帰ってきませんでした。
ずっと習っていたはずのピアノのレッスンも父に無断でやめていました。
そしてそのレッスン代を貯めていたのです。
最初は行方不明とは思われず、2日ほどしてからようやく、行方不明として捜査になりました。
怪しい人たち
最初に怪しい犯人候補として挙がったのは娘がSNSで絡まれていたチャラ男。
結局コイツは白でしたが、娘が行方不明だというのにふざけたことをSNSに投稿していたので父親の怒りを買い、ボコボコにされて骨折して病院送りになります。
二人目はこちらもSNSで絡んでいた母親がガンで治療費のためアルバイトをしているという女性。この女性は実はモデルで、ウェイトレスなんかではありませんでした。ですがこの女性も白。
三人目は主人公の弟。物凄く怪しく、私はこの弟が犯人なんだと最初の方から思っていましたがミスリードで、弟も白でした。しかし娘にハッパを吸わせていたのでその点に関しては黒です。
四人目は受刑者の男。この男が娘をさつ害したと自白をして自さつをします。しかしこれは嘘の自白でした。
他にもうっすら怪しい人が何人かいました。
犯人はこの人!
色々犯人くさい人が登場しましたが犯人はこの人でした。
なんと捜査官の女性でした。この人は・・・黒でした!
ですがこの人は本当の犯人ではありません。真の犯人は捜査官の息子です。
どうしてこうなった( ^ω^ )
何でこんなことになったかというと、捜査官の息子が主人公の娘にほの字でSNS上であのモデルの女性の写真を使用し、ウェイトレスになりすまして話しかけ、騙したからです。
すっかり信じた娘は母がガンということを可哀想に思い、コソコソ貯めていたピアノのレッスン料を送金してしまいます。
しかし嘘なのでそのお金は必要ありません。捜査官の息子はお金を返すため、娘の跡を付けます。
痴漢に間違われ、暴れられたので焦って渓谷へ突き落してしまいました。
その経緯を聞いた捜査官である母は隠蔽工作に走ります。
自ら捜査に志願し突き落した区域の渓谷はもう捜査をした、などと嘘をつきます。主人公には娘は逃亡したのだと言ったり、受刑者に薬を使って利用したり。
要するに過保護だったんです。
たっぷり70分!エステ体験【エルセーヌ】
結末
娘は途中に嵐があったお陰で水を飲むことが出来、助かりました。
最後は娘はピアノを再開し、音楽スクールに応募しました。
父と娘、仲の良い写真をデスクトップに設定し、終わりました。
感想
さて感想ですが、完全に弟だと思ってた!予想つかなかった!です。
でも弟も兄に黙ってハッパ吸わせてるので悪いことは悪いです。
捜査官の女性だとは思いませんでしたが、彼女が話したエピソードで、息子がチャリティと嘘をついてお金を集め、近所の人から返せと訴えられた時、「チャリティは本当のことです」と嘘をついたのです。
かなり違和感がありました。それは良くないだろうと。それで納得していた主人公も。
それと、この区域は捜査した、という嘘は他の警官にバレるのでは?と思いました。
娘は本当の友達がいなく、勉強会も頭がいいから誘ったのだと会を開いたギャルが言っていたのですが、そのギャルが娘が行方不明の際、親友で・・・などと嘘をついて泣きながらYouTubeにアップして「感動した」などとユーザーから感想を貰っていたシーンは滑稽でした。
父親がチャラ男を殴る様子をYouTubeにアップする人や馬鹿にする人、いなくなったのは親のせいだと持論を語る人々。世の中をよく表しているなぁと思いました。
コメントを書く