ウィーン少年合唱団を初めて観に行きました。
初台にある東京オペラシティホールです。
アルバムは聞いていたのですが、生で聴いてみたいと思い付きまして何ヶ月も前に一番良い席を買いました。
想像していたのはその場で最後まで歌う姿だったのですが、太鼓やチェロを使ったり、ダンスを踊る男女が出てきたりとエンターテイメントに富んでいてとても楽しめました。
最初の方は睡眠不足だったこともあり眠くなった場面もあったのですが、そういった人は多々いると思うので、飽きないように工夫してくれているんですね。
今回の日本公演で卒業となるメンバーが4人おり、前の方に出てきて先生が
彼らの未来が素晴らしいものになることを祈っています。
と言って、そしてハグをして、1人の子が泣き出してしまっていました。
ラストの曲ではさらに何人か泣き出してしまう子たちも。
先生含め、拙い日本語で一生懸命に話してくれました。
そうやって言語を学んできてくれる姿にも感動しました。
まさか泣くとは思っていなかったのですが、
ふるさと
を歌い始めた時に自然と涙が込み上げて来てしまって。人前で泣くことが好きではないので、いっぱいに溜めたのですが溢れてしまいました。
あと嬉しかったのは映画 タイタニックの主題歌を歌ってくれたこと。あの映画好きなんです。
卒業する子の一人で一番泣いていた Jan という子のソロパートがあり、素晴らしい歌声でした。
先日は皇太子同妃両殿下もいらっしゃっていたそうです。
一生懸命に団体で一つのことに取り組み、感極まって涙する姿を見て懐かしい気持ちになりました。
これからも末永く伝統を繋いで行って欲しいと思います。
日本に来てくれてありがとう。
またお会いしましょう。
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