トーホーシネマズ新宿で
The Beatlesの映画を見てきました。
彼らのツアー、ライヴ、レコーディング風景などの映像です。
君の名は。とscoop!も気になったのですが、
The Beatlesが一番、映画館で見た方がいいと思ったので選びました。
本当はトーホーは好みではないのですが、
いつもの映画館で上映していなかったので新宿まで行きました。
☆以下、感想ですが、誰がこんな発言をしていたとか、正確ではないので、何となく、ニュアンスで捉えて下さい。
また、私はThe Beatlesは普通に好きですが、詳しくありません。
そして長ーい!
上映後はふわふわとした感覚になって、赤信号を無意識に渡りきってしまい、危なかったです。
帰りにCDを5枚レンタルしました。
・驚いたのが、天使にラブソングをのシスター役のウーピー・ゴールドバーグさんと、
エイリアンの主人公のシガニー・ウィーバーさんが出ていたこと。
・エピソード。シガニーさんは、まだ少女の頃、The Beatlesを生で見ていた。その時の映像も映されてました。
・ウーピーさんのエピソードは感動的でした。
当時、コンサートを見たく
てもお金がなかった。
でもコンサートの日、母に連れられ、列車に乗ってコンサート会場へ。
会場に着くまで、それまで秘密にされていたから、母が持つチケットを見て、頭がバーン!てなったと。
どうやって工面したのか、と言っていたけれど、頑張ったんでしょうね、お母さん。
そして、有名な女優へ。
当時、The Beatlesを生で体感したことが、彼女の女優人生に影響を少なからず与えたんじゃないかと思いました。
余裕の無い家計だったのに、スペシャルなプレゼントを用意してくれたという感動も一生物ですね。
・別の黒人女性のお話。
当時、人種差別が酷かった。
アメリカでのコンサートも当初は黒人、白人が分けられそうになっていた。
ただ4人は、そんな動物扱いは許されない、もしも隔離するなら行かないと言います。
そして、隔離のないコンサートが行われました。
彼女は当時のことをよく覚えていると言います。
自分の周りにいるのが、初めて一緒になった自分とは違う人たち。白人が周りにいる。
でも、違いなんて気にならなくなった。
・何かを決める時には4人で決定していて、4人の票が集まらなければ、実行されなかった。
黒人と白人を分け隔てないという思いは、4人の強い意志だった。
彼らは臆せず、堂々としていた。
・彼らの魅力は
若さ、堂々としていること、気さくなこと、ユーモアがあること
だけど、親しみやすく、いやらしさや下品さ、傲慢さが無い。
・でもある日のインタビューで、
どうしてそんなに偉そうなの?と聞かれます。
ポールが、偉そうじゃないよ。と言います。
「常に誠実な答えを求められても
そんな意地の悪い質問をされては、良い返事は出来ない。
それは、偉そうだからではなく、人として当然の反応だよ。」
と言いました。周りから拍手が起こりました。
完全に見た目だけで、性格なんて知らず、ポールが一番好きなのですが、
また好きになりました。
・メンバー一人一人を一言で表すならというシーンで、
ポールは キュート と。
その通り。私は本当にキュートな男性が大好きなようです。イラつきもするけど(笑)
・でも彼らは会見の時、いつもタバコをふかしていて、確かに偉そうかも!?(笑)と思ったり。
でも別に、先述の誰かの発言のように、
下品さ、傲慢さは、私は感じませんでした。
むしろ、キマってる、そしてカッコいい。
普通じゃ考えられないと思うのですが、当時は当たり前だったのかな?
エンドロール後のジェイ・スタジアムでのコンサートでも、観客が普通にタバコ吸ってたし。
キリストよりThe Beatlesは人気がある
と発言して、アメリカ中が怒り、グッズやレコードを燃やすという暴動が起きました。
ジョンはその後、
英国での発言であって、英国では実際にThe Beatlesはキリストよりも人気がある。
キリストより上だなんて思っていないし、キリストを人として捉えたわけでもない。
でも言い方が悪かった、誤解を受けた、と謝罪しました。
若者が教会に行かなくなっていた背景などがあったようです。
テレビより~と言った方が良かったかな?みたいに冗談を言ったのですが、
現代のポールが、冗談でどうにかなるわけなかったと言ってました。
・彼らはむしろ信心深く育てられたキリシタンだった。
・怯えていた4人。警護のため、囚人用の護送車に乗せられたことも。
中は何もなく、カーブするたび転がされた。
そしてジョンがもうやめだ!と言うと、みんな賛同し、ライヴは行わなくなった。
・最初にライヴをやめたいと言ったのはジョージだった。
みな、熱狂的なファン、暴動が起きる空気、
見世物にされ、曲など聞いていない状態にウンザリしていた。
・ただただ“自分たちではない誰か”になりたかった。
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