映画『BLUE GIANT』ブルージャイアント 感想ネタバレ 黒鉄の魚影を手掛けた立川譲監督作品です。
ずっと気になっていた映画で、やっと観に行きました。原作は石塚真一さんの漫画です。ブルージャイアントの意味は、青色巨星(せいしょくきょせい)で、高温のために青く見える星のことです。
ジャズに全身全霊をかけて熱くなっている主人公たちを、青く輝く星だと表現しています。
あらすじと結末
テナーサックスで世界一のジャズプレイヤーを目指す宮本大(みやもと だい)が、18歳の時に組んだジャズバンド、JASSのストーリー。
仙台から上京した大は、同じく高校時代の友人で、同郷の玉田俊二(たまだ しゅんじ)の家に転がり込む。
玉田はサッカーサークルに入っていたが、周囲の熱意のなさに嫌気がさし、やめた。それをきっかけに、大とピアニストの沢辺雪祈(さわべ ゆきのり)が組むバンドにドラムとして参加することとなる。
たった3年で10代とは思えないスキルを身につけた大、4歳からピアノを始めていた雪祈に、必死でついていく素人の玉田。
仲違いやぶつかり合いをしながらも、憧れの日本最高のジャズクラブ、So Blue(ソーブルー)に出演が決定した。
しかし、前々日にバイト先で雪祈が交通事故に遭って右腕を負傷してしまい、急遽、大と玉田の二人で出演することに。
二人でもやりきり、一度袖に捌けた二人だったが、そこへ病院を抜け出した雪祈が、片腕で出来ると言った。
三人はやり遂げ、解散した。
大は一人、ミュンヘンへ旅立った。
感想
雪祈、思いっきり事故に遭いそうな気配がしたので、事故るなよ?やめろよその展開と思っていたら案の定、そうなってしまったのであー!となりました。
原作は未読です。事故なくてもよかったのにと思いますが、腕は治るようなのでよかったです。
玉田が悔し涙や嬉し涙を流すところが、いちいち泣けて。玉田の方が主人公ぽさあるなと思ったりもしました。
雪祈は嫌味なやつかと思っていましたが、優しく、かっこいいキャラクターでした。
途中途中に、既に大がジャズ奏者として成功した世界線の人たちが、REC録画でインタビューされていましたが、髭の人が誰なのかいまいち分かりませんでした。ソーブルーのプロデューサー?
玉田は社長にでもなってそうな雰囲気でした。大学の外観を見るに恐らく東大か早稲田だと思ったので、頭はいいのだと思います。
演奏中の表現が絵画のようだったり、サックスの輝きで黄金の世界になったり、映像表現がとてもよかったです。CGは少し違和感がありましたが、全編ではないので見れました。
雪祈の幼馴染の女の子がいきなり成人して出てきたので、もう少し過程が欲しかったと思いました。全体的に駆け足に感じました。
ですが、ジャズの魅力に魅了され、ジャズクラブに行きたくなりました。
エンドロールで監督が立川譲(ゆずる)さんと知ったのですが、現在上映中のコナンも手掛けていますし、すごいですね。
どこかで見たな、あ!コナンだ!と驚きました。
驚くと言えばJASSのメンバー全員の声優が俳優だったことです。
俳優も声優も繋がっているようなものなので、おかしくはないですが、主人公以外も全て俳優にしたのがすごいなと。
大は山田裕貴さん、玉田は岡山天音さん、雪祈は間宮祥太朗さんです。
フライヤー
東京リベンジャーズ2、キングダム 運命の炎、岸辺露伴ルーヴルへ行く
どれも気になりますが、特に岸辺露伴が見たいです。キングダムは2がまだ見れていないので見なければと思います。
サイコパス プロヴィデンス、シティーハンター 天使の涙
シティーハンター、観に行きます。
ホーンテッドマンション、インディ・ジョーンズ
午前十時の映画祭。いくつか見たい作品があります。
ショコラ
エクソシスト ディレクターズカット版
ジュラシックパーク
そして最もお!!となったのがマルサの女。きたー!!と思いました。まさか映画館で観れるとは。伊丹十三(いたみ じゅうぞう)作品は、サブスク配信はしないんだそうです。
なので、DVDをレンタルするか購入するか、放送を待つか、上映で見るしかありません。もう観タノが記憶にないほど昔なので、これを機に目に焼きつけてきます。
ですが、マルサの女をやるなら、スーパーの女も上映して欲しかったです。あれはところどころシーンを覚えていて、とても好きな作品でした。
おわりに
続編作れそうな終わり方だなと思いました。原作の方は、アメリカ編を連載中だそうです。
漫画も読んでみたいです。近々、ジャズバーでも行こうかしら。
ソーブルーのモデルになったお店は、南青山のブルーノートです。名前は聞いたことがあります。一度は行ってみたいです。
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