どろろと百鬼丸伝 第4巻 感想ネタバレです。
昨日、4巻が発売されました。
ちょうどどうなったかな?と調べたら発売日直前でした。
あらすじ
百鬼丸とどろろは、濁流で川に流れ着いた二人を救ってくれた、みおという少女と孤児たちと共に廃寺で暮らしていた。
みおは顔なしの不動像に取り憑かれていて、体を売っていた百姓を洞穴に呼び込んでは差し出していた。
百姓たちは顔なしの氷漬けに。
みおはどろろの顔を差し出そうとするが、百鬼丸が助けに来て不動像を倒す。
みおは自責の念にかられ、自殺未遂。
一方、廃寺では村の者たちがみおのせいで男たちが行方不明になったと怒り、押し寄せていた。
村の長は、一命を取り留めたみおに対し、孤児たちを救い続けることによって罪を償えと言い、みおは尼になった。
百鬼丸とどろろはみおたちに別れを告げ、再び旅立ち、人がいなくなった村に泊まった。
その頃、某所で落人(おちゅうど)と百姓の争いが起こっていた。
妖刀を待った男と落人が戦うが、落人はお須志という少女を人質に取る。
そこへ多宝丸がやってきて少女を助けた。
右眼に眼帯をし、右腕は刀になっていた。
感想
みおが生き残るパターンは、数あるどろろ作品の中でも初めてですね。
しかも尼になるとは。慈照尼(じしょうに) を思い出した。
慈照尼は子供たちと共に寺を焼かれてしまい、妖怪になったので、みおたちの今後を暗示しているようで嫌ですね。
どろろの母が、売春婦をしていたという描写も初めてだと思います。
みおはどの作品でもその描写はありますが、新作アニメでもどろろは「どんなにお腹が空いても、母ちゃんはこの仕事はしなかった。でもそのせいで命を落とした」(第6話より)と言っています。
それと、みおがこの仕事をどろろに誘っていたのは驚きました。
みおとどろろが寺で話していて、月に一度…と話していたのはそのことだと思います。
みおは大変でも嫌なことでもないのよと言い、どろろは安堵した表情をしていたのはえ!?と思いました。
どろろは絶対にそういうことはしないと思うので。
でも伝においてのどろろはこの仕事に理解があるようなので、受け入れられたのかもしれません。
どろろに生理が来ている描写もあったので、余計に売春はやめた方がいいと思いました。
生理が来たという描写も初めてです。
白面不動の話と混ざっていましたね。
最後の方ではミドロ号と妖刀似蛭が混ざってました。
それとミドロ号の手綱を助六が引いていました。
それぞれ全て独立した登場人物たちなのですが、ミックスされてますね。
お須志と似蛭の持ち主、田之介は兄妹です。
多宝丸が百鬼丸のような腕になっていたのは驚きでした。また多宝丸と百鬼丸が戦うことになるのかもしれません。
おわりに
伝のどろろは大人っぽいですね。
凛々しく、美しいです。
対して百鬼丸は、大人っぽい見た目のわりに中身が子供だなと思いました。
人生経験が乏しいので当たり前かもしれません。
どろろたちの会話を聞いて、空が鳴き、妖怪たちが嘲笑っているんだという場面で、みおがサムズダウンのポーズをしたのはびっくりしました。
この頃の日本人はこのハンドサイン知ってるのか?と野暮なことを思いました(笑)
多宝丸はやっぱりしんでほしくないです。
どろろじゃないですけど「死んじゃいやだぁ!!」て心境ですね。
新アニメでは生存説もありますが、基本的にどの作品でも亡くなるので切ないです。
次巻も楽しみです。
右はKindle版です。すぐ読めます。
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