令和アニメどろろ第20話『鵺(ぬえ)の巻』感想ネタバレです。
今回も舞台どろろのネタバレが入っています。
ストーリー
醍醐の村々では、バッタやネズミが村の稲を食べてました。
流行病も。
多宝丸は餓し寸前の村人に食べ物を与え、「決してそなた達を見捨てはしない」と言いました。
前回負傷した兵庫は、何事も無かったかのように無事でした。
一方、百鬼丸は道中で見つけた木通(あけび)を分けてあげました。
どろろは百鬼丸に四季を教えてあげました。ここは舞台どろろと同じ台詞でした。
百鬼丸は「もっとどろろの話が聞きたい」と言いました。
そこへ三郎太という青年が登場。
怪物に母親を食べられてしまったと言い、胸に傷もありました。
三郎太は「山を通った人々を怪物に食べさせた、『助けてくれ』という人々を見ると心が満たされる」と言いました。
襲われたどろろ達は崖から落ちました。
どろろは岩に手を挟まれてしまい、地面からは水が溢れてきました。
その頃、三郎太は過去を思い出していました。母親をおぶって歩いていたところを襲われていました。
怪物に襲われ、三郎太は母親に掴まれていましたが、その手を斬って逃げてしまいました。
水がどろろの顔の方まで迫り上がってきた所へ、琵琶法師がやってきて助けてくれました。
百鬼丸は必死で助けようとしましたが、義手が壊れて助けられませんでした。
百鬼丸は体を取り戻すため、鬼神の下へ向かいました。
三郎太と融合した鬼神を倒しましたが、体が戻りませんでした。
その頃、地獄堂の像にヒビが入ったの多宝丸達が見ました。
百鬼丸は今度こそ体を取り戻すため、醍醐の下へと向かいました。
感想
百鬼丸がもう問題なく会話できるようになっていて感心しました。
どろろに通草(アケビ)を与えるところはもうすっかりお兄さんです。
皆さんはあけびって食べたことありますか?普段、都会ではなかなか見かけることのない果物ですが、私は小学生の頃、学校が育てていて食べさせてもらったことがあります。
とっても甘いです。思わず「あま!!」と言いたくなる甘さで、甘酸っぱいということはなく、甘さ一辺倒の果物です。
他の人の食べた感想を見てみると、ほんのり甘いと言っているので、私の食べたあけびがたまたまよく熟れていたのかな。
私基準のほんのり甘いはツツジの花の蜜ですね。
この前の花の香ローズガーデンの帰り道に撮った写真です。
吸っても吸っても吸った気がしない薄味だったので、友達と毟ってはちゅうちゅう吸ってました。あとちょっと苦かったです。
今考えると花壇荒らしですね。時効です。許してください。
どろろ達も前にどくだみを食べていましたが、とてもあれではお腹は満たされないですね。
どろろが危機に瀕した時に百鬼丸は助けることが出来ず、生身の体の大事さを再認識して鬼神を倒しに行きました。
しかし体は戻らず、大本(おおもと)を消しに行くことに。
どろろは血まみれの百鬼丸を止め、「もうやめてくれ」と言いますが、どろろの為にも体を取り戻したいんだろうにと思って切なくなりました。
岩に手を挟まれるところは昭和アニメを思い出しました。
第24話『四化入道(しけにゅうどう)』どろろの可愛いおしりが見れる回ですね。あのシーン可愛くて大好きです。
三郎太の母の手の扱いのぐろさが舞台版よりもありました。
舞台版だと、手を払いのけただけに見えたのですが、今作ではガッツリ斬ってしまっています。
どちらも同じといえば同じですが服に手が付いたままなのは凄惨でした。
舞台版よりも三郎太の心境が台詞で説明されていて、分かりやすく表現されていました。
舞台を観た時は一回見ただけではよく分からなかったので、アニメではあれくらい分かりやすい方がいいのかも。
醍醐領で苦しむ人たちを見るのは心苦しかったですが、一人を犠牲にして大勢を助けようというのは
やはり良いこととは思えないので、アニキに頼らずに自分たちの力で頑張って欲しいです。父と弟よ。
百鬼丸も体を取り戻した上でどろろ達も交えて醍醐領を復興させるでも良いと思います。
どろろのお宝もありますし、どこか豊かな土地に移住してもいいのでは(*^ω^*)
今週の妖怪は『鵺』でした。
次回第21話は『逆流(ぎゃくる)の巻』です。
ミドロ号と思わしき白馬の親子が予告で出ていました。
原作ではミドロ号と今回出てきた三郎太が関わっています。
物語も佳境を迎えるようです。
次回もお楽しみに。
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