九段下からすぐの昭和館。
ふらっと立ち寄ってみたら、たまたま紙芝居を見れました。
奇数月の第4日曜日とかグッドタイミング。そして目的であった図書館もグッドタイミングに休館でした。意味なし!
500もの紙芝居が貯蔵されていて、毎月少しずつストーリーが進むようです。
今日最初に見た話はなんと24巻からでした。マジ途中。
吾一つづりかた という変わったタイトル。つづりかたは漢字でした。
一歩間違えればKinKi Kids。
三代目 紙芝居師 森下昌毅さん
この人は 手を降る子 という1話完結のお話をやってくれました。
病気で声を失ったお父様に匿名のファンから最盛期のテープが届き、
そのテープで紙芝居を続けたというエピソードがすごいです。
匿名のファン っていうのが。名も明かさず。粋ですねぇ。
他、現代のニュースなどを取り入れた紙芝居をするスズキスズさん(男性)と、
長いロングの三つ編みを高く結んでいるじゃんぼさん(女性)
の計3人の紙芝居師さんのお話を見ました。
じゃんぼさんのキャラには驚き。
正統派は森下さんですね。
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吾一は貧しいから同級生の馬の世話をしていたんですが、その同級生である健一が才ある吾一に嫉妬して、馬の世話をすると言い出した
とあらすじにあったのですが、
今日見た24巻でなんと健一は片足を馬に蹴られて無くしてました。
暗っっ!!担当したスズキスズさんも暗いお話でしてね~と明るく語ってたけどマジで残酷物語。
なが~いお話なので、今日で終わりませんでした。
これを隔月の月1で見に来るって。一生かかりそうな気分。
面白かったですけどね。じゃんぼさんはアラブのお話してました。
あと面白かったのが、常設展。300円で見れたのですが、大ボリューム。
昭和の戦時中や戦後の様子が展示されています。
ボタンを押して映像を見る他、
スペースに入って防空壕体験できたり、井戸の水汲み体験、お米たたき体験ができたり。
食事を再現した食品サンプルや、当時の衣服や生活用品がたくさん展示されていて見応えありです。
最後の昭和の歌をヘッドホンで聞けるコーナーは曲を見たら、何曲か分かりました。演歌・歌謡曲の知識(笑)
一番感激したのが、ゲームコーナーがあったこと。
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和男くんの防空壕体験 というゲームなのですが、ぼくの夏休み みたいなゲームで、
プレステのコントローラにそっくりなコントローラが置いてあり、和男を操作できます。
10個あるアイテムを、自宅で探します。そのうち警報発動され、防空壕へ避難しなければならなくなります。
黒の背景に縦文字で警報発令みたいな警告が出て、若干のホラー。
アイテム、半分しか見つけられず、もっと頑張りましょうって言われたよ。
もっとやり込みたかったけど、他の人もいるし。と席をたったら男性が次やってました。
うんうん、気になるよねー。
アイテムはバケツとかそういうのです。
ぼくの夏休みと比べるとだいぶダークなゲームですね。こんな夏休み嫌だね。
こういう資料館に来ると、必ず、本当に自分は恵まれてるなぁというのと、
二度と戦争は起きてほしくないと思いますね。
何度も同じことを言いますが、
これだけ恐ろしいことが起きるのに戦争したい人がいるのが全く理解出来ません。
戦後も物資や住宅に困った人がたくさんいたそうです。
闇市では残飯スープが売られ、残飯であるが故にタバコの紙包みが入ってることもあったとか。食べたくない!
資料には個人名が書いてあり、何だろうと思ったら個人が提供してくれた資料だったんですね。
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個人でこんな古いもの取っといてるってすごいと思いました。
家が広いのかな。うちならどんどん捨てちゃうわ。
じっくり見たら、半日はかかるような展示でした。
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