【人生初鑑賞】黒澤明監督作品『七人の侍』新4Kリマスター版 午前十時の映画祭リバイバル上映 感想ネタバレです。
ちょっと前に黒澤明監督の作品を人生で初めて観てきました。映画好きであれば観ていて当たり前とも言える黒澤明作品。
観ていないことを負い目に思っていましたので、ようやく観れて良かったです。

今回見たのは『七人の侍』です。午前十時でリバイバルするというので、これはチャンスと観ました。SAMURAI7というアニメの携帯版ゲームだけ謎にプレイしたことがあります。本作の公開50周年を記念して作られたアニメです。
七人の侍は1954年に公開されています。旧アニメどろろのような雰囲気だなぁと思いましたが、どろろの方がもっと後ですね。上映時間は207分とロングで、予告と途中休憩10分程を含めて4時間くらいかかりました。途中休憩ある映画、RRR以来です。黒背景に白文字ででっかく休憩と出ます。

侍リスト
役名 キャスト名
島田 勘兵衛 志村 喬(たかし)
歴戦の侍。リーダーで年長者。
菊千代 三船 敏郎
元百姓の侍志望。荒くれ。
岡本 勝四郎 木村 功(いさお)
勘兵衛に憧れて弟子になった若い侍。
片山 五郎兵衛(ごろべえ) 稲葉 義男
勘兵衛の人柄に惹かれて参加。柔和。
七郎次 加東 大介
勘兵衛の部下。再会して参加。
林田 平八 千秋 実(ちあき みのる)
五郎兵衛に誘われて参加。ムードメーカー。
久蔵(きゅうぞう) 宮口 精二
凄腕の侍。
あらすじと結末
ある村が野武士に狙われていた。村人は村を守るため、侍を雇うことにする。
金銭がなく、報酬は腹一杯の食事のみ。まず一人の歴戦の侍が頼み込まれて雇われた。
その侍に惚れ込んだ侍が、ついて行くことに。村を守るためには最低でも7人必要となり、ふたりの侍は、残り5人を勧誘する。
残り1人となったところで、元百姓の男が自分は侍だと言い張り、半ば無理やり仲間になる。
平和な時も束の間、とうとう野武士がやってきた。
長い戦いが続き、4人の侍が亡くなった。
歴戦の侍は、「また負け戦だった。わしらが勝ったのではない。勝ったのは百姓たちだ。」と言った。
感想

えれぇ面白かったです。こ、これが黒澤明。と舌巻きましたね。
白黒だし長いのに。
みよくの推しは久蔵です。かっこいい。見た目が寺島進さんに似てるなと思いました。
他感想
・オープニングかっこいい
・仲間増やしてくのワクワクする
・ご飯の湯気が白くはっきり見えてイイ
・百姓を助けてやれよぉ!と言う小汚い人たちどういう人たちかよく分からなかったけど、いい奴らじゃんと思った。
・勝四郎のなかなか手を出すことができない童貞感と処女の癖に積極的な志乃がリアル
・父親にブチギレられて泣いてる志乃に対して何もできずに目を背けるだけの勝四郎とそれに対して気持ちが冷める志乃もリアル
・利吉の妻の妖艶さと発狂具合が鬼気迫る
・菊千代のお尻ぷるんぷるん
・女の肌露出は最低限だけど男の尻と乳首はしっかり出すの好き
・菊千代しぬの!?めっちゃ生き残りそうだったじゃん!(しかも後にW主人公の一人と知る)
・菊千代しぬって思わなかったよね!?とめちゃくちゃ誰かと話したくなった
・久蔵ぉーーーー!!!!!
・大人がちゃんと子供に優しいの安心する
・勝四郎を子供扱いする勘兵衛好き
・本当に子供みたいにお花畑でルンルンしちゃう勝四郎も好き
・五郎兵衛の腕試しの時に影で気がつく強キャラ感好き。「ご冗談を(笑)」
・七郎次いると安心する
・平八いい奴すぎ
・利吉落ちついて
・菊千代が百姓を神聖視していたのか?百姓は意地きたねぇんだ!!でもそれはあんたらのせいだ!!というようなセリフのところがすごいと思った。サムネにもなってる兜を被っているシーン。
・落武者狩りで怒るんだなぁ
・負け戦ってそういう意味?
・百姓こえーなぁと思ったけど、これくらいじゃないと生きていけないのかもしれない
・役者の演技うめぇ〜〜
・老いさらばえた爺さん婆さん出てくるの好き
こんな感じでした。また観たいです。
おわりに
黒澤作品、他も観たくなりました。やはり有名で名作と名高い映画は観ておくべきですね。
午前十時の映画祭では、11月6日までの上映となっております。
未見の方、面白いので映画館で体験してください♪

 
  
  
  
  
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