世紀の美少年、世界で一番美しい老人【ビョルン・アンドレセン】Björn Johan Andrésen 逝去 R.I.P.です。
ベニスに死すで知られる絶世の美少年だったビョルン・アンドレセンが、一昨日10月25日、70歳で亡くなりました。
本日、10月27日に報道されました。死因は公表されませんでした。2021年公開のドキュメンタリー映画「世界で一番美しい少年」が遺作となりました。生涯の映画の出演本数はたった7本でしたが、その美しさ、演技、存在感で多くの人を魅了しました。
私は翌年の2022年に映画館で見ました。彼の人生は壮絶でした。
知らない方は、ぜひ映画を見て欲しいのですが、簡単な内容に関しては私の書いた感想記事をご参照ください。
美しいことは罪ですか「世界で一番美しい少年」感想記事
この時は母が知らないと言っていましたが、改めて教えてみたところ、「この人知ってる!」と言ってました。前に言ってた田舎者だから知らないってなんだったの(笑)
ニュース記事で、娘さんのロビン・ロマンさんが、インスタで「最愛のパパ」と写真を投稿しているとあったので、アカウント探しました。翻訳家で友人の戸倉みゆきさんが、娘さんから訃報を受けたそうです。*Xのアカウントtack2010さん@tack20101
戸倉さんの投稿を遡ると、今年の頭には体調を崩していたようです。1月26日生まれなのですが、日本からのお祝いメッセージを送っても返事がなかったとのことで。
私も古希お祝いしたかったな。私はいつかビョルンに会いに行くというのを一つの密かな夢にしていました。夢がひとつ、潰えました。
こんなに早く亡くなるとは思いませんでした。4年前にはプールで泳いでいたのに。
ロビンさんのインスタアカウントはこちらになります。多くの人が哀悼のメッセージを送っています。
この世で最も美しい人でした。ビョルンがいなくなったこの世界は大きな光が消えたようです。
訃報を知った際には呆然として涙も出ませんでしたが、ロビンさんの投稿を見て涙が込み上げてきました。
これほど美しい人は今後も二度と出てこないでしょう。ルキノ・ヴィスコンティ監督がヨーロッパ中を回って探し出した美少年ですから。監督も同じくらいの69歳で亡くなっています。事故で大腿骨を骨折し、車椅子で映画の撮影を続け、数ヶ月後に亡くなったそうです。
ビョルンはもういないけど、いつかストックホルムに行ってみたいです。
会ったことがなくても、ビョルンが生きていた、それだけで心のどこかが輝いていました。スターって素晴らしい存在です。彼は地獄の苦しみを味わったけれど、多くの人々の心を照らし続けていたと思います。これからも永遠に心の中に生き続けます。ビョルンが苦しみのない天国で幸せでいることを願って。
Jag kommer aldrig att glömma din skönhet och vänlighet.
Tack, vila i frid.

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