漫画の神様 手塚治虫『火の鳥展~火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴〜』開催初日 感想レポ グッズ

漫画の神様 手塚治虫『火の鳥展~火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴〜』開催初日 感想レポ グッズ

漫画の神様 手塚治虫『火の鳥展~火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴〜』開催初日 感想レポ グッズです。

3/7より開催の火の鳥展に行ってきました。前売券買って初日に行きました。

タイトルの読み方は動的平衡(どうてきへいこう)=宇宙生命(コスモゾーン)です。

コスモゾーン1980年の映画から来ているようです。見たことないので今度見ます。有料ですが、アマプラにありました。

Amazonプライム・ビデオ

概要


3/7〜5/25
10:00-22:00

アクセス


六本木シティービュー

感想


じっくり1時間以上見入ってしまいました。
火の鳥は何年も前に読破したと思っていたのですが、未完であることと、見たことない話があるような?と思い、もしかしたら途中までだったのかもなぁと思いました。

ですがその後、よく見たら思い出して、やっぱり読んだわとなりました(笑)

図書館で初めて読んだという人は多そうですね。みよくもそうです。

展望台に広がる宇宙。

床にはたくさんの名シーン、名台詞が。

ここの空間だけ撮影可能です。


監修の福岡伸一さんと、アーティストの横尾忠則さんとの対談インタビュー映像がありました。横尾さんのイラストもありました。

全12編ある中でよく覚えているのは、復活編ですね。
ある青年が手術でロボットの脳になってしまい、普通の人間や動物がガラクタに見え、ロボットが美女に見えるようになってしまい、そのロボットと恋に落ちるという。

あのガラクタの姿がゾッとするんですよね。ロボットに恋をしてしまうという気持ち悪さも。でも何度も読んでました。

展覧会で見た、知能を持ったナメクジのシーン。しにたくなくて、僅かな水溜りに逃げ込む。天からは何故そうまでして生きたいと問われる

なぜ私たちの先祖は賢くなろうとしたのだろう。元のままの下等生物でいれば、もっと楽に生きられ、死ねたろうに。

死んだ

絶対笑うところじゃないんですけど、最後のコマがちょっとシュールで笑いそうになりました。なぜ、のナメクジの疑問は切なくなります。
昔の小説家とか、苦悩する人が多かった印象あります。知恵を持ち、思考する時間が増えるほど病むのかな。

ちびまる子の作者であるさくらももこ先生は、夜は考え事をしないことにしている。と言ってましたね。

消火器と並べたのは意図的なのでしょうか。

バレエの演目、火の鳥からインスピレーションを得たとは知りませんでした。映像が流されていましたが、今度母が観に行くと言っていた朱鷺(とき)に雰囲気が似てると思いました。鳥繋がり。

あと見た目は、ソ連が制作したアニメ『イワンと仔馬』(1947年)からであることも知りませんでした。確かに見た目がそっくりでした。幻想的です。

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グッズ



いつも見ないで行くのですが、今回は珍しく事前にチェックして行きました。が、チェック漏れがあった商品があり、購入しました。

入浴剤。飲ませると言いつつ飲まずに風呂にする。
早速当日に入れて入ってみたのですが、水に広がる様子が本当に血みたいで。真っ赤に染まりました。じっと見てるとだんだんトマトゼリーみたいにも見えてきて、美味しそうって思いました(笑)

ベルばらエリザベート夫人思い出しましたね。生娘の生き血で出来た風呂オーホッホッホッホッ!!これで私は永遠に美しく、若いままよ!!オーホッホッホッホッ!

永遠に輝く!



ドロップス。いちご味。

蓋が硬かったので手鏡の持ち手で開けました。

思ったより大粒でした。てっきりサクマドロップスのような形状かと。
ちゃんと苺味で美味しかったです♪

行く前から買うと決めてた豆皿。お刺身食べる時に使います。

火の鳥の生首おみくじも買いました。安らかな御尊顔をしているこの子をチョイス。

上から。トサカかわよ。

こっちはレオ。


中身

あなたは私になるのよ

コスモゾーン度、星5つ!いい感じですね。未来編かぁ。

特典付きチケット

ブックの方と迷いましたが、トレカにしました。

鳳凰編でした。

あーこんな場面ありましたね。

アトムかわいい。

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おわりに

大満足の展示会でした。また漫画の方をじっくり読みたくなりましたね。

手塚先生の作品はかなり数が多くて、読んだことない作品の方が多いので、いつか全作読みたいです。

W3今年の6月、7月に舞台化しますし、命の終わりがあることを尊んでいた手塚先生ですが、作品を生み出したことにより、永遠の命を手に入れました。

「生きること、死ぬことってなんだろう?」
おうちの人と考えてみよう!

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火の鳥の描かれなかった最後の一コマは何だったのかという考察について。
手塚先生が生前に描いていた、手塚先生の亡骸の上に火の鳥が立っているという構図と、火の鳥に生命が吸い込まれていくという構図から、それを逆さにして、手塚先生から扇状に生命が溢れ出しているのではないかという考察が感動しました。

会期長いので、まだの方はぜひ。

疲れたので帰る前にエジプトのマンゴージュース飲みました。古代エジプト展とのコラボです。

次回展示は松本零士先生の予定です。

すぐ近くにあるシュークリーム屋さんに、当日券100円割引のチケットがありました。ちょっとお得に見れるかも。シュークリーム買って帰りました。


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