映画『きみの色』公開初日 感想ネタバレ

映画『きみの色』公開初日 感想ネタバレ

映画『きみの色』公開初日 感想ネタバレです。

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ムビチケ通販で買って、初日で行きました。8/30(金)公開です。
劇場販売がなかったのですが、ムビチケ欲しくて。

あらすじと結末


クリスチャンの高校の寮に下宿している女子高生のトツ子は、人の色が見えるが自分の色だけが見えない。
同じ学校の生徒であるきみのことが綺麗な青色をしていると気に入っている。

ある日、きみが学校を退学した。祖母と二人暮らしのきみだったが、祖母に黙って学校を辞めていた。

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きみは隠れ家のような本屋でアルバイトをしていた。噂を聞いたトツ子は、白猫に導かれてきみのいる本屋へ辿り着く。

そこで、ルイという男子高校生に出会い、バンドを組むことになる。
ルイは離島に住んでおり、医者の息子で、跡を継がなければならない。母に内緒で使われなくなった教会で音楽を演奏していた。

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トツ子は修学旅行に行くことになったが、祖母に退学したことを言っていないきみが居場所に困っていたため、トツ子は仮病を使い、きみを自分の部屋に匿った。

しかし教師に見つかってしまった。そして、きみとルイはそれぞれ保護者に隠し事を告白した

シスターに誘われ、トツ子たちは学園祭でバンドを演奏することになった。

バンドは大成功。ルイは大学へ通うため、島を出ることに。トツ子ときみは、走って船を見送った。

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中庭でバレエを踊るトツ子。手を翳すと自分の色が見えた。

エンディング。

3人が自分たちが作った歌を流しながら、スマホの動画を回して笑っていた。

感想


とってもよかったです。何度もうるうるしました。
予告から面白いだろうと期待してました。
絵がふんわりしてます。

事前情報をよく見てなかったのですが、声優に新垣結衣やす子が出演してました。
特に違和感なく見れました。

幼い頃バレエを習っていたけどやめたこと、乗り物酔いするところなど、トツ子に共通点を見出しました。
私はもう踊れませんが(笑)

これまで様々なバンドのアニメがありましたが、初めてバンドやってみたいかもと思いました。

あのゆるい感じがいいです。静かな教会で練習できるところとか。

歌がちょっとやくしまるえつこに雰囲気が似てて好きです。


水金地火木土天アーメン

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心が洗われる作品でした。見終わった後は、トツ子のように踊り出したくなる気分になりました。
トツ子たちは高校を卒業しても、ずっと仲良くいて欲しいです。ルイとも再会して。

きみはルイのことが好きなんだと思いました。ルイの色である緑と、きみの色である青が重なり合う描写が何回か出てきます。

あの島で、お医者さんになったルイとゆるく生きていくのもいいのではないかと。

トツ子は才能もあるし、これからどんどん色んな方向に伸びていきそうな子だなと思いました。

おわりに


きみの色はきみをかけてるんですね。
ああいうアンティークな本屋さん、憧れます。他にも花が咲く噴水のある庭、小さな教会など、行ってみたいなと思うファンタジーな世界が素敵でした。

静かに流れる時間を映画館で楽しめて良かったです。
本作を見るまで、映画は派手なアクションや音楽がある時に映画館で見るべきと思っていましたが、静かな空気こそ、映画館で楽しむものだと初めて思いました。

ライブシーンももちろんよかったですけどね。
それよりも、教会に合宿している時の雰囲気だとか、トツ子のバレエのシーン。ああいうのを何の雑音もなく、大きなスクリーンで見れたのがよかった。

監督の山田尚子さんは、けいおんや聲の形の監督なんですね。今後注目していきたいです。

追記
ライブ衣裳が絶妙にダサいのが学生感あって好きでした。トツ子のは可愛かったですけど。


バレエのジゼルという曲がとても好みでした。


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