アニメどろろ第6話『守子唄の巻・下』MAPPA展 先行上映
見てきました。MAPPA展では今回の話で先行上映は終了です。
まず初めに。
今回も前回同様、一度見ただけですので内容や台詞の相違が多々あるかもしれません。※本放送後に少し訂正しました。
全体的な流れがこんな感じだったんだなーと思っていただければと思います。
おかげをもちまして、前回の『守子唄の巻・上』が当ブログ人気記事ランキング第3位に食い込みました。
どろろ人気すごいです。
それでは本放送前の感想、ネタバレに入ります。
みおと百鬼丸
前回のお話を説明するナレーションが流れ、どろろがみおの仕事を見た後、百鬼丸と琵琶法師に遭遇します。
右足から流血しています。うめく百鬼丸。
百鬼丸が声を出していることに驚くどろろ。
寺で手当てをしていたところにみおが帰ってきました。
たけはみおに寝ろよと言いますが、私の方が慣れてるから、と百鬼丸を看病します。
声が戻った百鬼丸に声を出してみて、とみおが言いますが、嫌がる百鬼丸。
歌はどう?とみおは歌を歌ってあげました。
百鬼丸は心地好さそうです。
みおの腕や足には痣が出来ていました。
お金を稼ぐって楽じゃないのに無茶をしてしまったと泣きそうになるみお。
でも泣きたくなるときは歌う、侍のためになんか二度と泣かないって決めたのと言いました。
みおの頬を両手で包む百鬼丸。
みおは「百鬼丸の手は嫌じゃない」と言いました。
他の男たちの手は嫌なのに、仕事を頑張っているのだなとまた可哀想に思いました。
みおとどろろ
どろろは浮かない顔です。
みおは仕事を見られた事を察しました。
その歳で仕事が分かるなんてと言うと、母ちゃんと旅をしていたからと言うどろろ。
でもどんなにお腹が空いても、母ちゃんはこの仕事はしなかった。でもそのせいで命を落としたと泣きます。
「アンタのお母ちゃんは偉いね。」とみおが言いますが、「母ちゃんもみお姉ちゃんもどっちも偉い!!」とどろろは言いました。
たけが自分たちの田んぼを持とうとみおと夢見ているのだという話を聞いていたどろろは
、涙を拭き、「侍たちから取り返してやろうぜ!」と言いました。
たけはみおの仕事のことは知りません。もう少ししたら俺も仕事ができるようになるからと張り切っていました。
みおは「この仕事を恥ずかしいことだとは思っていない。生きるためだから」と言っていました。
みおの気高さと強さが窺えます。
でもあの後また、ぼろぼろになって帰ってきて哀しくなりました。
どろろと百鬼丸
百鬼丸は右足を自分の腕の刀を使って木を削り、作っていました。
どろろはそんな百鬼丸にご飯をお箸で食べさせてあげてました。
この時のシーンで隣のお姉さんがとてもお喜びになられてたので、このふたりが好きな人なのだなとほっこりしました。
「アニキは鬼神になんか負けねぇよな!?」
と百鬼丸に問うどろろ。百鬼丸は何も言いません。
どろろはまたご飯を食べさせてあげました。
かいがいしくていじらしかったです。
百鬼丸が口を開けた時にどろろがお箸でご飯をつっこんでましたが亭主関白かい!て思いました。
鬼神と戦う百鬼丸
まだ傷も癒えていないというのに、またあの鬼神の元へ行った百鬼丸。
どろろも百鬼丸の元へいきます。
そして百鬼丸は右足を取り返しました。
しかし、その間にみおたちのいる寺が焼かれてしまっていました。
みおと子供たち
琵琶法師も出て行ってしまっていたため、戦える人がいない寺で、みお達は無残にも命を奪われました。
理由はみおが両方の陣に行き仕事をしていたため、密偵だと疑われたのです。
倒れているみおへ駆け寄るどろろ。
まだ息があるみおが、涙を流して最後の歌を歌いました。
状況を飲み込めていなかった百鬼丸でしたが、みおの最期の声を聞いて、何が起こったのかを理解します。
怒り狂い、次々に侍達を斬り捨てる百鬼丸。
どろろは琵琶法師の「穴ぐらから出てきたのが鬼だったってことにならねぇようにしなよ。」という言葉を思い出し、最後の一人を葬ろうとする百鬼丸を必死で止めます。
「鬼になっちゃ駄目だ!!」みおの懐にあった種籾(たねもみ)の袋を渡し、みお姉ちゃんは取り返したんだ、だからアニキも負けないでくれよと諭します。
そして百鬼丸とどろろは、長い金色の道をふたりで歩いていきました。
エンディングに入り、涙が出てきました。泣かないと思ったのに泣けてしまいました。
多宝丸と母
今回は成長した多宝丸が初めて喋りました。
とてもかっこいい声です。
演じているのは同じMAPPA系列のBANANAFISHのシン役でも知られる千葉翔也さんです。
BANANAFISHといえばどろろの前に18話『海流のなかの島々』が始まったので見ました。
大画面で見ても作画がとても綺麗で感動しました。
アッシュと英二の関係、アッシュの英二への強い想いが強調された回だったので楽しかったです。
多宝丸は醍醐景光に戦に行かせてくれと頼みますが断られます。
母、縫の方に自分が戦に行けば必ずや武勲を上げられると言いますが、母は難色を示します。
それを見て多宝丸は、「狩りでどれ程の獲物を仕留めようと、武術の腕を上げようと、母上はお喜びにならない」と言うと、
縫の方は戦に纏わるものは好まないのだと言いますが、戦ではなく、自分のことを好まないのではないかと多宝丸は言います。
それを聞いて縫の方は「我が子を厭う母がどこにおりましょうや」と言いました。
多宝丸は何も言わず、部下を二人連れて、早駆けに出ます。
この二人は幼少期から一緒に育ったお世話係のようでした。
名前は兵庫と陸奥です。
陸奥役は棟方真梨子さん
見た目と名前からして何となく分かりましたが、女性のような方が陸奥ですね。
シリーズ構成の小林靖子さんはこの二人がお気に入りだそうです。
陸奥が見た目も声も女に見えるので、ベルばらのオスカルのような背景があったらどうしようと思ってしまいました。
そしたら多宝丸とのラブストーリーがあるのか?とか。アンドレとオスカルの立場逆バージョン?
考え過ぎですかね。
子供の頃の多宝丸が木登りをした時も、危ないからと助けていました。
部下たちが心配している最中も縫の方は多宝丸に見向きもせず、あの頭のない菩薩に祈りを捧げていました。
それを見て多宝丸は悲しんでいました。
部下たちに大人気ない、お方様はお優しい、と言われて分かっている!と怒る多宝丸。
「母上が私に冷たかったことなどなかった」と多宝丸は言います。
ですが多宝丸は両親が何かを隠していることに気付いていました。
多宝丸は家来から若と呼ばれてました。原作だと若殿って呼ばれてましたね。
多宝丸のこともあって泣くのを耐えられませんでした(´;ω;`)ウゥゥ
今週の鬼神は【蟻地獄】
でした!
次回第7話は『絡新婦の巻』
本放送をお楽しみに♪
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番外編 アニメージュ2019年3月号より 鈴木拡樹×有澤樟太郎コメント
ANIMAGE2019年3月号の『Actors animage+』で舞台どろろの百鬼丸役の鈴木拡樹さんと多宝丸役の有澤樟太郎さんのインタビューを読みました。
ちょっぴりネタバレです。
鈴木さんはアニメと舞台でW主演ですが有澤さんは舞台のみなので、いま多宝丸とどういう状況なのかを話していました。
鈴木さんによると、アフレコはもう後半に入っていて、多宝丸と百鬼丸は既に出会っているそうです。
有澤さんはどろろを実写映画から入ったそうで、原作の展開はあまりにも切ないと言っていました。
『awesome!Plus Vol.2』では手塚先生と同じ兵庫県出身ということで、幼い頃から手塚治虫がどれだけすごいのかを叩き込まれたと語っていました。
なのにどろろは実写から!小学生の頃に見て、改めてまた見たそうです。
有澤さん関西弁レクチャーをするの巻
この雑誌では鈴木さんは三日月宗近についてのインタビューに応えています。
実写映画は色々設定もストーリー展開もすごいのでそこからとはなかなかのハードモードです。
アニメではかなりピックアップされていると鈴木さんが言うと喜ぶ有澤さん。
鈴木さんは「多宝丸はめちゃくちゃカッコいい!」とおっしゃってました。
アニメージュはkindle unlimitedで読めます。
旧アニメ資料集より
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