映画『犬王』in 横浜赤レンガ倉庫 野外上映 SEA SIDE CINEMA 2023 初参戦 無発声“狂騒”応援上映 感想ネタバレ レポ 新たなどろろ
初めて野外上映に参戦しました。
夜になるにつれ、めちゃくちゃ寒かったです。
これから参加される方は、ブランケットや羽織るものを持って行った方が絶対にいいです。
それと、長めの靴下履きましょう。
以前は椅子のレンタルがあったようですが、今は何もないので、レジャーシートなどが必要です。
犬王も初めて見ました。2022年5月28日公開のアニメ映画です。
無発声応援なので、サイリウムや拍手などがありました。殆どが初めて作品を見ると思われる人たちでしたが、一部熱狂的なファンと思われる人もいました。
アクセス
馬車道駅から徒歩7分ほどの場所にあります。
広めの公園のような場所があるのですぐわかると思います。
こんな感じの配置になっています。
スクリーンもすぐわかります。
あらすじと結末
室町時代に実在した猿楽師、犬王の物語。
犬王は呪いで異形の者として生まれた。
同じく呪われて盲(めしい)になった琵琶法師、友魚(ともな)と子供の頃に出会い、共鳴し、共に歌で平家の呪いを解いていく。
呪いを解き、恨みを成仏させる事に犬王の体が正常に戻って行った。
最後に顔が元に戻るというとき、呪いを発動させた本人である犬王の父が呪い返しに遭い、自爆した。
足利義満は犬王に平家の歌を歌うことを制限し、琵琶法師と会うことも禁じた。
友魚は抵抗し、斬首され、現代まで地縛霊となった。それを600年かけて犬王が見つけ、子供の頃の姿に戻って歌い合い、天へと昇った。
感想
難解でした。途中まで意味が分からず、最後の方でやっと少し理解できました。
もう一つのどろろという感じでした。
琵琶法師との出会いや、父の欲望の為に異形に生まれ、徐々に体が戻っていくところなど。
これはどろろです。と言われても納得しそうです。どろろは作品によって全く形が異なるからです。
どろろがおじさんになったり、百鬼丸が女になったり。現存する漫画の中で最も変幻自在な作品だと思います。
難しい話ではありましたが、赤い龍が駆け抜けるシーンの映像美に感動しました。金色の鯨のシーンも良かったです。
これは屋外で見るよりも、映画館でしっとり見た方が良かったかなと思いました。一度見て咀嚼してからの方が楽しめたと思います。
友魚のために己の信念を曲げて、自分の歌を歌わないと笑顔で従った犬王が切なかったです。
松重豊さん。友魚の父役です。応援上映のレクチャーしてました。
赤レンガ倉庫の感想
実は赤レンガも初めての訪問でした。
中は想像よりも狭い空間でした。
お手洗い環境が絶望的でした。建物内のお手洗いが、かなり数が少ないです。1階はなんとたったの3個。並びました。
小さな男の子を連れたお母さんが、男子トイレに行かせようとするも男の子がグズって行かず、多目的トイレを譲ってもらったりしてました。大変です。
外にもあって、そちらは回転率早かったのですが、水圧が弱いのか流れず。
赤レンガさんは、女子トイレの環境に本腰入れた方が良いと思いました。
外の方は案内するスタッフもいて、頑張っているのだろうとは思ったのですが。如何せん、人が多いので。
結構前に着いて暇だったので手相を見て貰いました。来年から暫くとても運が良いそうです。
自分でも何となく良くなってきているのは感じています。
ハワイアンワッフル。
お花あります。食用花ですが美味しくないですよと言われて口に含んでみたらほんとに不味かったです。
中にも食べ物屋さんはありますが、外にもこんな感じで屋台がずらっと並んでます。
21時には終わるようです。
関係ないですが銀座にある高橋ってラーメン屋のラーメン美味しかったです。
食べる前に出される出汁。
期間限定のはまぐり焼きあご塩ラーメン食べたんですが。出汁がしっかり効いてて、大きな筍はシャキシャキ、春菊もアクセントに美味しかったです。
おわりに
明日は竜とそばかすの姫です。
これは映画館で見たのですが、歌のシーンだけ外で見てみたかったかもと思いました。
ボケててホームページ見てもよく分かってなく、数箇所で同時上映と勘違いしてました(汗)
なので、たまたま目当ての犬王が見れてよかったです。
ちなみに明後日は千と千尋、最終日はコクリコ坂です。
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