パンをふんだ娘

パンをふんだ娘

パンをふんだ娘。

影絵でNHKで放送された童話です。

貧乏な家で育ったインゲルという娘が母を捨て、裕福な家の子になるのですが、その新しい両親から、実母にパンを持って行ってあげなさいと言われます。

ワガママな上に冷たいインゲルは嫌々行きましたが、沼の水溜りに足をつけたくないという理由でパンを踏み台にしてしまいます。

そしてパンから足が離れず、そのまま水底に沈んでしまうのです。

理由はパンは神の肉体の一部とされており、神への冒涜となる為です。

水底で魔女に捕まり、地獄へ連れていかれ、インゲルはそこで罰を受けます。

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インゲルは金髪の美少女だけれど心があまりに醜い。

実母が可哀想で。あんなにインゲルを想っているのに。

ベルばらのジャンヌに似てます。ジャンヌも母と妹のロザリーを捨て、お金持ちの家に行きますがさらに悪どいことをして破滅しました。

インゲルを養子にした老夫婦も、もっと実母が楽できるくらいのお金をあげればいいのにと思いました。

大切なインゲルを手放したのに、みすぼらしい格好のまま。パン一斤で済まそうとするなと。

インゲルは地獄で魔女の置物のコレクションにされ、動けず、お腹をすかせ、苦しみます。

しかし悔やむことや反省する気はなく、むしろ神様を呪い続けます。



そんな反省することのないインゲルを哀れむ、命が残り僅かな少女がいました。

どう考えてもインゲルは悪い子ですが、その子はインゲルを悪い子ではないと言います。

最期の時、自分よりもインゲルのために祈りました。
その優しい心に触れ、インゲルは改心しました。

心優しい少女の願いを聞き入れた神様により、インゲルはみすぼらしい鳥として蘇ります。

現世で罪を償うため、パンくずを集めて他の小鳥たちに食べさせます。

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そのパンくずがインゲルが踏んだパンの大きさと同じになった時、インゲルは美しい白い鳥となって羽ばたいていきました。

ここでお話はおわりなのですが、最後に実母に会いに行って欲しかったなーと。

以上、こどもにんぎょう劇場からでした。

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