小さな恋のものがたりの展覧会などの記事をまとめました。
2014年1月6日～2月2日 SHIBUYA BOOK SELLERS
本の表紙とカレンダー。
2015年4月1日 手塚治虫文化賞の特別賞受賞
5月22日に築地の浜離宮朝日ホールにて贈呈式開催。
半世紀以上にわたり書き続け、完結させたことが評価されました。
2015年5月13日 第44回 日本漫画家協会賞の文部科学大臣賞受賞
2015年8月29日 上記の賞を受けNHKで特集が放送
放送当時の記事内容です
【みつはしちかこ先生が、テレビで初めてちい恋について語りました。
『小さな恋のものがたり』は、背が低くて引っ込み思案なチッチが、
背が高くて勉強も出来る、ハンサムなサリーに片想いをする物語。
連載が開始されたのは1962年。前回の東京オリンピックの２年前。
母が８歳、小学校３年生の時と言ってました。シリーズは累計で2,000万部売れました。
高校時代は放送劇部に所属していたみつはし先生。
その頃に、ちい恋の原点となる片想いを経験します。
みつはし先生は脚本、好きな男の子は役者を担当していました。
スルメ君というタイトルで、密かに彼との思い出を漫画にしていました。
既に画力がプロでした。
噛めば噛むほど味が出るような男の子、という意味だそうです。
先生は好き、とは言わず、お互いに想いが高まっていく恋がしたかったと言います。
面白い男の子、私も好きだったなぁ。
ベルばら、リボンの騎士、鬼太郎、アタックＮｏ．１などが出ている時代、日常を描くちい恋は珍しい存在だったそうです。
読者が望んでいたのは刺激的な展開ではなく、チッチがサリーを想い続ける日々に共感することでした。
読者にとって、チッチは自分自身でした。
歌手の小田和正さんが、みつはしちかこ先生のファンでコメントしています。
大風呂敷は広げないけどそこに目指していく。おこがましいけど、そういうところに共感した。ちっちゃな恋愛のわがままな女の子がいて、モテる男の子がいる。その中で普遍なものを描き出していくことが、すごい力量だと思う。
片想いをしていた男の子はデビューすることになったみつはし先生の漫画をチャップリンみたいなユーモアがあり、面白い、大丈夫と言ってくれたけど、少し寂しそうにしてたそうです。
自分は夢を叶えたけれど、彼は父親の家の仕事を継ぐことに。
お互いにユーモアのある仕事をしたいと、励まし合っていました。
彼と疎遠になったみつはし先生は、職場で出会った別の男性と結婚。
片想いへの情熱は消えず、チッチへと受け継がれます。
最終回について。
一読者であるファンからは、納得いかないと。そう思っている人は他にもいると思う。と。
みつはし先生は自分の夢をそれぞれ探す。
チッチの夢はサリーとの結婚だったけれど、チッチ自身の夢を捕まえて欲しいという思いでした。
確かに私も、ふたりには結ばれて欲しかったので、少し納得いかない気持ちがありましたが、同時に叶わないからこそとも思いました。
みつはし先生の思いを聞いて、あの終わり方で良かったんだと思えました。
もしかしたらまた、一緒になれるかもしれない。未来は分からない。
一時的に離れ、サリーに熱を上げすぎているチッチが自立することも、大事なことなんだなと思いました。
私はふたりがまた出会える未来を信じます。
３０分番組でしたが充実した内容でした。
母は泣いてました。私も泣きそうに(笑)
永遠の片想い聖書です。】
【中古】小さな恋のものがたり (1-44巻) 全巻セット コンディション(良い)
吉祥寺ルーエ 2015年11月15日
中央口から2分でした。
チッチとサリーミニ展示です。
クリアファイル買いました。
